いよいよ2020年になり東京オリンピックまで刻々と近づいてきました。
今回は東京オリンピックで行われる競技の1つ「野球」の日程、組み合わせについてご紹介します。
東京オリンピック野球出場国の組み合わせは?
東京オリンピックの野球のトーナメント
こんな変則な組み合わせ初めて見たなぁ
消化試合を無くす方式とはいえ
これだとリーグ戦なんかやる必要ないよね笑 pic.twitter.com/COmk1AOtby— ふみねえさん (@nanoniPhone) July 21, 2018
2020年開催の東京オリンピック野球の出場枠は6カ国です。
その6カ国がA.B2つの予選グループに振り分けられ、そこでの順位に従って、決勝トーナメントの組み合わせが決まります。
また東京オリンピックではノックアウト方式(敗者復活戦)を採用しています。
ですので1度負けても優勝するチャンスは残されています。
東京オリンピック野球の予選は何ヵ国で行われる?
出場国は6ヵ国で3ヵ国ごとの2グループに分かれて行われます。
予選は各1試合で行われるため1ヵ国2試合のみとなります。
東京オリンピック野球のノックアウトステージとは?
予選のあとにノックアウトステージが行われます。
予選の順位に応じてトーナメント方式で試合が行われます。
A組の1位対B組の1位といったように試合を行い敗戦チームも敗者復活戦に回り凌ぎを削ることになります。
ですので1度敗退しても優勝を目指すことができます。
東京オリンピック野球の出場国は?
東京オリンピックでの野球の出場国数は6ヶ国です。
正式競技となった1992年バルセロナ大会から2008年北京大会までは8ヵ国が参加し、戦っておりました。
東京オリンピック開催にあたり国際オリンピック委員会(IOC)は3大会ぶりに追加種目として野球を採用、しかし、出場できる選手数を各競技(野球、ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン)500人までとしました。
空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン等の出場選手は、474人になっておりここで、野球を8チーム出場とすると、1チーム24人で構成されますので、1ヵ国24人×8チーム=192人と500人を超えてしまうのです。
そのため6ヵ国に減らして開催することになりました。
出場国は現状で4ヶ国が決まっています。
まず開催国である「日本」、2019年11月に行われたプレミア12での結果からアジア・オセアニア枠として「韓国」、アメリカ大陸枠として「メキシコ」、アフリカ・ヨーロッパ予選にて「イスラエル」が決まっています。
残り2ヶ国は2020年3月に行われるアメリカ大陸予選で1ヶ国、インターコンチネンタル予選で各予選の上位チームで最後の1枠を争い6ヶ国が出揃うことになります。
また、分かり次第追記します。
東京オリンピック野球の日程と会場一覧表
東京オリンピックで野球が行われる会場は2会場あります。
あづま球場
まず1会場目は福島県にあるあづま球場です。
あづま球場は東京オリンピックの開幕戦が行われる会場となり、7月29日に使用されます。
所在地
収容人数:30000人(内野14390人、外野15610人)
両翼:100m
センター:122m
高校野球やプロ野球などが行われる広い会場です。
2018年11月からオリンピック開催に向けた改修が行われグラウンドを全面人工芝に張り替えました。
また外野席に段差を設け座りやすくしトイレを洋式に変更するなど客席も改修されました。
そして2019年9月にこけら落としとしてイースタンリーグ東北楽天ゴールデンイーグルス対北海道日本ハムファイターズの試合が開催されました。
横浜スタジアム
2会場目は横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムです。
横浜スタジアムでは7月30日から8月8日まで東京オリンピック期間熱戦が繰り広げられます。
所在地
通称:ハマスタ
収容人数:35000人(改修中)
両翼:94.2m
センター:117.7m
横浜スタジアムは皆様ご存知のように横浜DeNAベイスターズの本拠地です。
また高校野球の神奈川県予選でも使用される球場です。
現在バックネット裏個室観覧席、ライトスタンド、レフトスタンドの増築を行い改修後は収容人数が35000人になる予定です。
東京オリンピック野球チケットの価格は?
A | B | C | D | |
予選(福島あづま球場) | 13500円 | 11000円 | 7000円 | 4000円 |
予選(横浜スタジアム) | 15500円 | 12000円 | 8000円 | 4000円 |
ノックアウトステージ | 23000円 | 18000円 | 12000円 | 6000円 |
準決勝 | 31000円 | 24000円 | 16000円 | 8000円 |
3位決定戦 | 45000円 | 36000円 | 20000円 | 9000円 |
決勝 | 67500円 | 54000円 | 30000円 | 10000円 |
福島あづま球場ではA〜C席が指定席、D席が自由席となっています。
横浜スタジアムはA.B.C.D席全て指定席となります。
チケットの購入方法は一次、二次抽選の申し込みが終了しています。
これからチケットが欲しい方は、都内に設置される公式チケット販売所で購入する方法が残されていますので希望を捨てずに発売時期を待ちましょう。
チケットの発売時期は、2020年春に販売予定とまだ明確な日程は出ていませんので、分かり次第追記します。
東京オリンピックでのプロ野球への影響は?
プロ野球は7月19.20日にオールスターを行い22日から8月14日まで中断されます。
それに伴い開幕が1週間早まり日本シリーズが10日から2週間程度遅れて終了することになります。
横浜スタジアムが本拠地である横浜DeNAベイスターズはオリンピックの準備期間も含め6月から8月まで球場を使用することができません。
また東京ヤクルトスワローズの本拠地明治神宮野球場はオリンピックの資材置き場やVIPの待機場所となるため7月上旬から2ヶ月以上本拠地で試合ができなくなります。
この2チームは上記の期間東京ドームでの主催試合を行うなど対策が検討されています。
東京オリンピックでの高校野球への影響は?
明治神宮野球場が使用できない影響はプロ野球だけではありません。
全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)の東・西東京大会も試合が行えません。
そのため準決勝以降の試合を東京ドームで行うことになります。
さらにその影響を受け7月に毎年東京ドームで行われている都市対抗野球も11月に変更となりました。
また夏の甲子園は8月10日に開幕することになりました。
まとめ
- 東京オリンピック野球の出場国は6ヵ国です。
- 2組に分かれて予選を行います。
- さらに予選の順位に応じてトーナメント戦を行います。
- 敗退国は敗者復活戦に回るノックアウト方式を採用しています。
- 観戦チケットの金額は予選、ノックアウトステージ等で値段が異なります。
- オリンピック開催期間中プロ野球は中断となります。
- 夏の甲子園の開催時期も通年より遅れて開始となります。