今大会が平成最後となる選抜高校野球が開幕します。
2019年の今大会も各地区の予選を勝ち上がってきた強豪校がレベルの高い試合を見せてくれることでしょう。
その中で関東大会を優勝し関東地区の代表として出場するのが神奈川県の桐蔭学園です。
16年ぶり6回目のセンバツ出場を決めた桐蔭学園の注目選手はどの選手なのでしょうか。
そして桐蔭学園全体の戦力はどうなのでしょうか。桐蔭学園の注目選手と戦力を見ていきます。
選抜高校野球2019桐蔭学園の注目選手は?
今年の桐蔭学園の注目選手として挙げられるのは、まずは主将でもある森敬斗選手です。
森敬斗のプロフィール
名前:森敬斗
生年月日:2002年1月28日
出身地:静岡県静岡市
身長:173cm
体重:70kg
投球・打席:右投げ左打ち
森敬斗選手は新チームのキャプテンを務めている選手です。
森敬斗選手は新チームになる前からレギュラーとして試合に出ていた選手で実力は申し分ないです。
新チームになってからは3番を任されており、チームのキーマンとしての役割も担っています。
森敬斗選手はまさに走攻守全てが揃っている選手です。
打撃面では秋季大会全14試合で4本塁打・18打点と大車輪の活躍を果たしました。
勝負所での強さも持っており、関東大会の1回戦では逆転サヨナラ満塁ホームランを放ちました。
走塁面でも50m走5.8秒という足の速さを持っており、塁に出すと厄介なランナーです。
守備面でも新チームになってからショートを任されており、足の速さを活かした守備範囲の広さと、堅実なフィールディングと強肩を合わせてチームの守備を支えています。
走攻守揃っていて、チームをまとめる桐蔭学園の主将森敬斗選手の活躍に注目です。
桐蔭学園で旧チームからレギュラーだったのが森敬斗選手の他にもう1人います。
それが上川航平選手です。
上川航平のプロフィール
2対2の同点で迎えた5回桐蔭は6番上川選手のタイムリーヒット、送球がそれ2点勝ち越し
しかしその裏慶應は1点を取ると、3番下山選手のライトフェンス直撃のツーベースで同点に追いつく pic.twitter.com/izNCbm0J23— 黒猫のオスカー (@firefist_catch) 2018年7月24日
名前:上川航平
生年月日:2001年5月14日
出身地:
身長:175cm
体重:79kg
投球・打席:右投げ右打ち
上川航平選手は森敬斗選手とともに旧チームからレギュラーとして活躍してきた選手です。
新チームになってからは4番を任されるようになりました。
上川航平選手は身体能力が高い選手で肩の強さと打球速度の速さが持ち味の選手です。
左右両方向に強い打球を打つことができ、チームの得点源として活躍しています。
秋季大会でも.370という高打率を残しており、4番起用の期待に答えています。
この冬はさらに腕力を強化するためにハンマーを使うトレーニングを取り入れてきました。
冬のトレーニングでの強化の成果がどこまで発揮できるかが楽しみな選手です。
新チームになり投手陣に柱となる投手がいない中でエース番号を背負う伊禮海斗選手に注目が集まります。
伊禮海斗のプロフィール
名前:伊禮海斗
生年月日:2001年6月8日
出身地:
身長:174cm
体重:65kg
投球・打席:左投げ左打ち
伊禮海斗選手は秋季大会の経験を経て成長し、自信をつけてきた選手です。
ストレートの最速は133km/hとあまり速い球速ではありませんが、カーブ・スライダー・チェンジアップの3種類の変化球を交えたピッチングをし、打たせて取るピッチングが持ち味の投手です。
昨秋の関東大会では初戦から準決勝までの3試合連続で先発を任され、準々決勝・準決勝で完投を果たしました。
秋季大会での通算成績では52回2/3を投げ、防御率2.22と安定した成績を残しました。
ですが、神宮大会では初戦で3回7失点と全国レベルの厳しさと1球の怖さを感じてしまう試合になってしまいました。
その悔いを晴らすために、この冬はフォームの確認をし考える投球を意識するようになりました。
秋季大会で得た経験を活かし、エースとして桐蔭学園を引っ張っていってもらいたいです。
下級生ながらレギュラーとして活躍し、同級生を引っ張っている選手が川久保瞭太選手です。
川久保瞭太のプロフィール
名前:川久保瞭太
生年月日:2002年12月14日
出身地:
身長:169cm
体重:65kg
投球・打席:右投げ右打ち
川久保瞭太選手は新2年生ながらサードのレギュラーとしてすでに試合経験を積んでいます。
攻守にバランスの取れた選手で、秋季大会でも安定した打撃成績を残し、守備でも好守を見せチームを救う活躍も見せました。
秋季大会で経験を積んだ川久保瞭太選手はこの冬で1番成長した選手と言われるほど、成長著しい選手で、技術の成長とともに精神的にも成長したようで「試合に出ている自分が同学年を引っ張っていかなければいけない」と自覚がこの冬で生まれたようです。
今冬1番成長したといわれている川久保瞭太選手の活躍にも注目です。
選抜高校野球2019桐蔭学園戦力分析
桐蔭学園は打撃面の方が優れているチームです。
クリーンアップは主将の森敬斗選手、上川航平選手と旧チームからレギュラーとして試合に出場していた選手が並んでおり、その2人が打撃陣を支えています。
チーム全体としても1試合の平均得点が7.2点、打率が.325と安定してヒットを打てている印象です。盗塁も14試合で24個を記録しており、脚を絡めた攻撃も得意としています。
ただ、全国レベルのチームと当たると、自慢の打撃陣が沈黙している印象なので絶対的エースがいるチームに対しどこまで力を発揮できるかが重要になってきます。
投手陣は絶対的エースが不在の中、秋季大会で経験と自信をつけた伊禮海斗選手が柱となって引っ張っています。
その他に4人の投手がマウンドを任されています。
その5枚看板で1試合を継投することもあるようです。
継投をすることによって全投手が全力投球をできる良い点もありますが、勝ち上がることを考えると完投できるエースの不在は痛い所だと思います。
実際に秋季大会の平均失点は3.4点とあまり高い数字ではありません。
勝ち上がるためには失点を少なくする必要があるようです。
守備面はあまり良くないようで、秋季大会では14試合で29個のエラーを記録してしまい出場校の中で最多となってしまいました。
今冬に守備練習を強化して守備面の強化に励んでいるようです。
投手陣と守備が安定した成績を残すことが桐蔭学園が勝ち上がるためには必要な条件となってきそうです。
勝ち上がるにはロースコアの展開を作れると良いと思います。
選抜高校野球成績
1回戦
必勝💪✨
我が母校、桐蔭学園‼️
全力投球の桐蔭野球を⚾✨#桐蔭学園#16年ぶり出場#センバツ#選抜高校野球#甲子園 pic.twitter.com/18nI36I35v— ちぃた☆彡feat.楽天イーグルス⚾ (@_chiita_eagles) 2019年3月27日
VS啓進 3-5
ロースコアゲームを展開できたものの、打線が繋がらず単発の攻撃となってしまい悔しい初戦敗退となってしまった。
まとめ
- 桐蔭学園は16年ぶり6回目の選抜高校野球出場
- 桐蔭学園は関東大会で優勝を果たした
- 桐蔭学園の中心選手は森敬斗選手
- 桐蔭学園のエースは伊禮海斗選手
- 川久保瞭太選手は新2年生ながらサードのレギュラーとして出場している
- 桐蔭学園は打撃陣に良い選手が揃っている
- 脚を絡めた攻撃もできる
- 投手陣は5人の選手が継投して試合を作る
- 守備面は守備練習を増やし強化してきた