選抜高校野球2019中国広島!広陵の注目選手と戦力分析は?










2019年の選抜高校野球は圧倒的な優勝候補がいなく混戦が予想されています。

各地区強豪校が出場している中で中国大会で優勝し、選抜出場を決めたのは広島県の広陵高校です。

6年ぶり24回目のセンバツ出場を決めた広陵高校にはどのような注目選手がいるのでしょうか。広陵高校の注目選手を紹介します。

そして広陵高校全体の戦力はどのようになっているのでしょうか。

戦力分析も合わせてみていきます。





選抜高校野球2019広陵の注目選手は?

今年の広陵高校は能力の高い投手が3人揃っています。

その中でもやはり一番の注目選手はエースナンバーを背負い広島の怪物とも言われている河野佳選手です。

河野佳のプロフィール


名前:河野佳

生年月日:2001年8月23日

出身地:広島県

身長:175cm

体重:76kg

投球・打席:右投げ右打ち

河野佳選手は広陵高校のエースナンバーを背負っている選手です。

持ち味のストレートは最速148km/hを記録しており、右の本格派投手です。

広島大会では5試合で7失点のみに抑えています。

河野佳選手の最大の特徴はボールの回転数です。

1分あたりの回転数が普通の投手は約2000回転なのに対し、河野佳選手は約2500回転を記録するという驚異的な数字を残しています。

現在メジャーリーグに挑戦している大谷翔平選手の直球が約2200回転と言われているのを考えると河野佳選手の回転数が驚異的なのがわかります。

調子も良いみたいなので、選抜高校野球で河野佳選手がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。

そして河野佳選手とともに高い能力を誇り左のエースともいえる広陵の2番手投手、石原勇輝選手にも注目です。




石原勇輝のプロフィール


名前:石原勇輝

生年月日:2001年8月30日

出身地:広島県

身長:178cm

体重:78kg

投球・打席:左投げ左打ち

石原勇輝選手は現在2番手投手となっていますが、エースの河野佳選手と変わらないくらいの実力を持っており、先発しても完投することができる投手です。

石原勇輝選手の持ち味は制球力の高さです。

三振を奪う能力も高く、相手選手にとって厄介な投手です。

選抜高校野球大会でも救援投手として登板する機会があると思いますが、今冬にどれだけ成長しているかが楽しみです。

チームの投手陣を支えるのがこの2人であれば、広陵高校の打撃面を支えるのはチームの4番を務める中村颯太選手です。




中村颯太のプロフィール


名前:中村颯太

生年月日:2001年4月16日

出身地:広島県

身長:176cm

体重:76kg

投球・打席:右投げ右打ち

好打者が揃う広陵高校の中で4番打者を務めているのが中村颯太選手です。

秋季大会13試合での打率は.364と高打率を残しました

さらに高校通算20本塁打を放っており、秋季大会ではチーム最多の14打点を叩き出しています。

4番として申し分ない活躍をしている中村楓太選手ですが、去年の夏の甲子園に代打として出場したのですが見逃し三振に終わってしまい、とても悔しい思いをしました。

その悔いを晴らすためにも選抜高校野球で活躍してもらいたいです。

多くの実力がある選手を揃えている広陵高校ですが、その選手たちをまとめる主将を務めているのが秋山功太郎選手です。




秋山功太郎のプロフィール

名前:秋山功太郎

生年月日:2001年10月26日

出身地:岡山県

身長:180cm

体重:79kg

投球・打席:右投げ右打ち

秋山功太郎選手は主将としてチームをまとめながら試合でもチームの要となるキャッチャーを務めています

小学校の頃はソフトボール投げですでに81mを記録しているくらい肩が強い選手で、中学の頃は投手をしていました。

高校生になった1年生の秋にキャッチャーにコンバートしました。

投手経験を配球に生かしており、配球が良いキャッチャーです。

2つの重責を担いながら戦う秋山功太郎選手の活躍にも注目です。




選抜高校野球2019広陵戦力分析

 

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広島県の強豪校の広陵高校ですが、今年もかなりの戦力が揃っています。

去年の夏の甲子園のメンバーが10人も残っており、経験もある選手が残っているので優勝候補にも挙げられています。

投手陣は右腕の河野佳選手と左腕の石原勇輝選手の2人の両エースが揃っており、秋季大会では2人とも防御率が2点台に落ち着いており、試合を作れる実力を持っています。

その他にも森勝哉選手も控えており、両エースが崩れてしまっても後を任せることができる投手も控えています。

秋季大会全試合の平均失点が2.4点でした。

秋季大会で唯一負けた明治神宮大会での星稜高校戦では9失点してしまいましたが、それ以外の試合ではほとんど大崩れをすることがなかったです。

打撃面はとにかく全選手が高い成績を残しています。

秋季大会の1試合平均の得点が7.8点という攻撃力の高さを物語る数字を残しており、この数字は今回選抜高校野球に出場している高校の中で4番目の高さです。

その中でも中心となるのが中村楓太選手で、中国大会では関西高校と創志学園との2試合で9打数4安打4打点と強豪校との試合でも実力を発揮できることを証明しました。

その他にも鉤流大遂選手は勝負強い打撃が持ち味の選手で、広島県大会の決勝戦でも決勝犠打を打ちチームを優勝へと導きました。

1年生ながらスタメン出場している宗山塁選手は、3安打完封負けをしてしまった星稜戦でそのうちの2本のヒットを放つなど、打撃センスの高い選手もいます

長打のみならず、小技や足を絡めた攻撃も得意としており、機動力を絡めた攻撃をすることができるチームです。なので、どこからでも点を取りに行くことができます。

守備面も安定しているチームです。秋季大会でも13試合でエラーが11個と試合平均1.0を切っています。

守備面でのミスが少ないことによって余計な失点を防いでいます。

守備に自信を持っている選手もおり、キャッチャーを務めている秋山功太郎選手は配球がいいキャッチャーです。外野手を守る藤井孝太選手は打球判断がとても良く、ファインプレーが多い選手です。

攻守のバランスが取れているチームなので、自分たちの実力をしっかり発揮することができたら上位に食い込んでくること間違いないでしょう。

ただ明治神宮大会のように、全国レベルのチームとの試合では実力を発揮できないときがあるので、強豪と言われるチームと当たった時にどれだけ自分たちのプレーができるかが重要なポイントになると思います。

去年の夏の悔しさをこの選抜高校野球で晴らしてもらいたいです。

選抜高校野球試合結果

1回戦 広陵高校VS八戸学院光星 2-0

5回まで0-0で進んだ5回裏に連続タイムリーで2点を先制し、それをエース河野佳選手の好投で3安打無失点に抑え2-0で勝利しました。

2回戦 広陵高校VS東邦

どちらが勝利するか楽しみです。

まとめ

  • 広陵高校は6年ぶり24回目の選抜高校野球出場
  • 投手の注目選手は河野佳選手、石原勇輝選手の両投手
  • 打撃の注目選手は中村楓太選手
  • チームをまとめるのは主将の秋山功太郎選手
  • 1試合平均の失点が2.4点、平均得点が7.8点
  • 打撃面は全選手のレベルが高い
  • 小技を絡めた攻撃もできる
  • どの打順でも点数を取りに行くことができる
  • 守備にも安定感がある
  • 強豪校との試合でどれだけ自分たちのプレーができるかがポイント