2019年9月に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019、前回大会では南アフリカに勝利しながらも予選リーグで敗退したラグビー日本代表は、今回の大会では予選リーグを突破して決勝トーナメント進出を目標に、テストマッチや合宿・遠征で代表メンバーの選考とチームの強化をしてきています。
ここでは、ラグビーのポジションの特色やポジションの役割とともに、各ポジション別に日本代表候補選手をあげていきたいと思います。
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ラグビーの各ポジション別の日本代表候補選手
vs ニュージーランド代表🇳🇿
頑張ります👊💪#ラグビー日本代表#japanrugby#oneteam#味の素スタジアム#14時45分キックオフ#応援宜しくお願いしますhttps://t.co/v6jO0jkn6h pic.twitter.com/3QbeqpRC6V— 山中亮平 Ryohei Yamanaka (@yamanaka10) 2018年11月2日
各ポジション別の日本代表候補選手とどんな選手がポジションにあうのかをあげていきたいと思います。
PR(プロップ)
PR(プロップ)の選手には、忍耐強さと足腰の強い選手が求められます。
主な代表候補選手:稲垣啓太選手/畠山健介選手/山下裕史選手/具智元選手
ヴァルアサエリ愛選手/三上正貴選手/山本幸輝選手
HO(フッカー)
HO(フッカー)の選手には、体格はプロップより小さい選手が多いが、器用な選手が多いです。
主な代表候補選手:堀江翔太選手/坂手淳史選手/庭井祐輔選手
LO(ロック)
LO(ロック)は、ニュージーランドでは男の象徴的ポジションであり、長身の選手が多く見られるので、長身である選手が多いです。
主な代表候補選手:アニセサムエラ選手/ヴィンピー・ファンデルヴァルト選手
ヘルウヴェ選手
FL(フランカー)
FL(フランカー)は、チーム一タックルができる選手でスピードと体力が求められます。
主な代表候補選手:リーチマイケル選手/ツイヘンドリック選手/徳永祥尭選手
NO8(ナンバーエイト)
NO8(ナンバーエイト)は、タックル・スピード・体力と総合的なスキルが必要です。
主な代表候補選手:アマナキ・レレイ・マフィ選手、姫野和樹選手
SH(スクラムハーフ)
SH(スクラムハーフ)は、俊敏さと判断力、パスのうまさが求められます。
主な代表候補選手:田中史朗選手/流大選手/茂野海人選手
SO(スタンドオフ)
SO(スタンドオフ)は、リーダーシップや戦術眼がありラグビー理解度の高い選手が多いです。
主な代表候補選手:田村優選手/松田力也選手
CTB(センター)
CTB(センター)は、スピードと瞬発力、当たり負けしない力強い足腰が求められます。
主な代表候補選手:ラファエレティモシ―選手/ウィリアム・トゥポウ選手/中村亮土選手
WTB(ウイング)
WTB(ウイング)は、スピード突破力、相手を振り切れるフットワークが求められます。
主な代表候補選手:山田章仁選手、福岡堅樹選手、レメキロマノラヴァ選手
FB(フルバック)
FB(フルバック)は、正確なロングキック力と一番後ろのポジションなのでミスが許されないため強い責任感も求められます。
主な代表候補選手:松島幸太朗選手/野口竜司選手
ラグビーの各ポジションの特色・役割
ラグビーは球技の中では、チームでフィールドプレーヤーの人数が一番多い15名で試合を行います。(フィールドには両チームで30人がプレイを行っています)
ラグビーには各ポジションと役割が分かれており、各プレーヤーはそのポジションごとで役割は異なってきます。
ではラグビーの各ポジションの特色と役割をまとめていきたいと思います。
ラグビーのポジションについて
ラグビーのポジションは、FW(フォワード)とBK(バックス)の大きく2つに分けられます。
フォワードの選手は8人で相手選手とたくさんぶつかりあったり、スクラムを組むポジションになるので比較的体の大きな選手のポジションとなります。
バックスの選手は7人でボールをもって走るポジションやボール回しや司令塔、ボールをキックするポジションとなります。
ラグビーの各ポジション名と役割
FWとBKの2つのポジションの中にそれぞれポジション名と役割が細かくわかれています。
また、ポジションによって選手がユニホームにつける背番号も決まっています。
<FW>
「縁の下の力持ち的存在、チームの屋台骨」
PR(プロップ)2名:左プロップ背番号1/右プロップ背番号3
スクラムの最前列で相手選手と直接スクラムを組みあいます。
また、ラインアウトではジャンパーを持ち上げ支える役割もしています。
「フォワードのリーダー的存在、スクラムのコントローラー」
HO(フッカー)1名:背番号2
スクラムの最前列中央でスクラムをコントロールするとともに、スクラムに入ったボールを後ろにかき出している。
またラインアウトではボールを投げ入れる役割もしています。
「ラインアウトの仕事人、黙々と働くサポートに徹する仕事人」
LO(ロック)2名:背番号4、背番号5
ラインアウトのボールキャッチ役であり、ラインアウトが取れるか取れないかで展開が変わってくるので重要な役割を担っています。
また、ボールを持っている選手のサポート役に回ることが多いです。
「攻撃、守備で欠かせない攻守の職人、Fetcher(フェッチャー)」
FL(フランカー)2名:背番号6、背番号7
スクラムやラインアウトから真っ先に飛び出してタックルを行ったり、味方選手がタックルされた場合はすぐにサポートに入り次の攻撃の展開に入っていく役割を担っています。
常に広いスペースを担当するオープンサイドFL、狭いスペースを担当するブラインドサイドFLに分かれています。
「攻撃のコントロールタワー、攻撃の仕掛け屋」
NO8(ナンバーエイト)1名:背番号8
スクラムの最後尾に位置して、フィールド全体を見渡し、フォワードのメンバーへ指示を出したり、バックスと一緒に相手陣内にパスを出したり、アタックをすることもあり総合的なスキルを必要とされるポジションでもあります。
<BK>
「フォワードとバックスのつなぎ役、攻撃のリズムをつくるパスの供給屋」
SH(スクラムハーフ)1名:背番号9
スクラムにボールを投げ入れて、出てきたボールを素早くパスを供給したり、味方選手がタックルで捕まると、そこに駆けつけてボールを他の選手へパスをしたります。
常にボールの近くでプレイを動き回って、攻撃のリズムをパスで作っています。
「チームの司令塔。攻撃のカギを握るラグビーの花形ポジション」
SO(スタンドオフ)1名:背番号10
スクラム後、スクラムハーフからパスをもらった後にパスかランかキックか攻撃を選択していくプレーメイカー。
攻撃をどのように組み立てていくかを考え、自らアタックすることもあれば周りの選手を活かすためのパスなど攻撃を繰り出していく司令塔です。
「攻撃時は中央突破のアタッカー。攻守の要となる存在」
CTB(センター)2名:背番号12、背番号13
攻撃時はスタンドオフからパスを受け取り、縦に突破したり、ロングパスをしたりと、トライを狙ってチャンスを広げていくアタッカーです。
守備時は相手のバックスの攻撃を中央で止めるタックルをしていく攻守の要となる存在です。
「トライをねらうサイドアタッカー、相手の陣地を駆け抜けるフィニッシャー」
WTB(ウイング)2名:背番号11、背番号14
2人それぞれ両翼(両サイド)にそれぞれ位置して、チームメイトが中央でつないできたボールをサイドからトライにもっていくのが役目です。
スピードと切れ味抜群のステップで相手をかわしてトライを奪っていくのがウイングの見せ場でもあります。
「キックでエリアを確保するキッカー、最後尾に配置される守備では最後の砦」
FB(フルバック)1名:背番号15
チームの最後尾のポジションとして、チーム全体に指示を出すこともあったり、エリア獲得のためにロングキックを相手陣に蹴り込むこともあります。
ロングキックだけではなく、自ら攻撃参加をしたり、ウイングにパスをしたりと守備だけではなく攻撃にも参加することもあります。
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まとめ
- ラグビーのポジションは大きく2つに分かれており、そこからそれぞれポジション名と役割がある
- ラグビーのポジションごとに決められた背番号がある
- 日本代表候補選手は適性や性格によってポジションが配置される