2019年9月に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019は、世界のランキング上位の強豪国も参加する、4年に1度の最高峰の大会です。
ラグビーの強豪国かどうかの指標及びワールドカップの優勝を予想するためのラグビー最新世界ランキング順位とともに、ワールドカップにおいて、日本の史上初の予選リーグ突破へ向けて強化をしている日本代表のランキングを取り上げていきたいと思います。
最新ラグビー世界ランキング
【ラグビー日本代表】 #ラグビー日本代表 スペシャルムービー(NZ代表戦バージョン)
(公財)日本ラグビーフットボール協会 公式チャンネル https://t.co/wxS22MiCy7#今年はラグビーイヤー#braveblossoms— mika♡ (@32Greystoke) 2019年2月3日
ラグビーの世界ランキングは、ワールドラグビー(ラグビー国際統括団体)がテストマッチや大会のポイントをもとに、ランキングを発表しています。
ここでは、ワールドカップ参加する国の世界ランキングをあげていきたいと思います。
世界ランキングとは
- 世界ランキングはポイント制
- テストマッチでの結果に応じてランキングを算出
- ポイント計算方法はラグビー世界ランキングの独自の計算方法で算出
- 対戦相手との勝敗(勝ち負け)でポイントが変動する
①勝った場合はポイントアップ、負けた場合はポイントダウン
②世界ランキング上位の国が下位の国に勝つ可能性が高いので、勝ってもポイントは上がりにくく、負ければ一気にポイントダウンする仕組みになっている
③点差が15点差空いた場合は、②の算出ポイントが1.5倍となる
④ワールドカップでは、②の算出ポイントが2倍となる
世界ランキングと主な実績
(2019年1月現在)
1位:ニュージーランド(オセアニア) ワールドカップ最高成績:優勝(3回)
ラグビー世界NO.1の強豪国であり、ラグビーをやっている人なら、どこの国が一番強いと言われるとニュージーランドと答えるそうです。
ワールドカップでは3度の優勝、前回大会でも優勝しているオールブラックスという愛称のもとトップを走り続けている国
2位:アイルランド(ヨーロッパ) ワールドカップ最高成績:ベスト8
2016年にニュージーランドの連勝を止めたチームであり、ワールドカップ初優勝を狙っています。
3位:ウェールズ(ヨーロッパ) ワールドカップ最高成績:ベスト8
前回大会では世界ランキング2位で初優勝も期待されたが準々決勝で敗退しています。
4位:イングランド(ヨーロッパ) ワールドカップ最高成績:優勝(1回)
ラグビー発祥の地、前回の地元開催ではまさかの予選プール敗退となっています。
5位:南アフリカ(アフリカ) ワールドカップ最高成績:優勝(2回)
前回大会、まさかの日本に敗戦した強豪国、意地で予選を突破し3位になっています。
6位:オーストラリア(オセアニア) ワールドカップ最高成績:優勝(2回)
前回大会では準優勝するなど、ニュージーランドとともにラグビー界を引っ張っている国です。
7位:スコットランド(ヨーロッパ) ワールドカップ最高成績:4位
最近はベスト8、予選プール敗退となっている国で前回大会では唯一、日本が負けた国です。
8位:フィジー(オセアニア) ワールドカップ最高成績:ベスト8
2007年にベスト8になっている国で、日本と常にランキングを競い合っている国です。
9位:フランス(ヨーロッパ) ワールドカップ最高成績:準優勝
準優勝3回、参加しているワールドカップではすべて決勝トーナメントへ進出しています。
10位:アルゼンチン(アメリカ) ワールドカップ最高成績:3位
前回大会で4位となっている国で、日本と常にランキングを競い合っている国です。
11位:日本(アジア)
12位:アメリカ(アメリカ)
13位:ジョージア(ヨーロッパ)
14位:トンガ(オセアニア)
15位:イタリア(ヨーロッパ)
16位:サモア(オセアニア)
17位:ウルグアイ(アメリカ)
18位:ルーマニア(ヨーロッパ)
19位:ロシア(ヨーロッパ)
20位:カナダ(アメリカ)
21位:スペイン(ヨーロッパ)
22位:ナミビア(アフリカ)
1位のニュージーランド(オールブラックス)は、2009年にランキングで1位となってからずっと1位の座を守り続けており、ラグビー界のトップを走り続けています。
上位の国に関しては、多少の上下変動はあるもののほとんど変わってはいません。
地域に関しては、ヨーロッパにおいては、イギリス連邦と隣接された国を中心とした国が強豪国となっています。
また、ニュージーランドをはじめ、オーストラリアや南アフリカの南半球に強豪国が多いです。
ニュージーランドとともに前回のワールドカップ2015で準優勝したオーストラリアはラグビー界を引っ張っていっている存在でもあります。
そして、ラグビー発祥の地でもあるイングランドも世界ランキング4位であり、今回のワールドカップにおいても優勝候補として挙げられています。
なお、アジアに関しては、日本が11位に入っているのが、最高で、次には香港24位、韓国が30位となっています。
アジアに関してはまだまだラグビーでは世界の強豪に入るのは難しい状態となっています。
日本代表のラグビー世界ランキング
日本代表は現在、世界ランキングが11位となっていますが、現在は11~14位ぐらいを推移しております。
2015年前までは15位前後を推移していましたが、ワールドカップで南アフリカを撃破するなど力をつけていくとともに、近年、テストマッチにおいても強豪国に対して善戦もしくは日本とランキングが近い国に関しては勝利を収めていることもあり、トップ10も見えてきました。
なお、日本の世界ランキングの最高位は10位となっております。
上位との差もまだあり、ランキングは10位前後の国と競い合っています。
今回のワールドカップでの躍進を期待したいです。
日本代表と対戦する国ランキング
ジャパン、トンガに勝利!
次はウェールズと対戦。
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— RYO (@RYORYO) 2019年2月3日
第1戦:ロシア代表(ランキング19位)
2018年のテストマッチでは勝利した日本代表、ワールドカップの開幕戦で対戦するロシア代表とは2戦目以降にランキング上位国と対戦があるので是が非でも勝利が必要となって来ます。
第2戦:アイルランド代表(ランキング2位)
優勝候補に挙げられているアイルランド代表との対戦、前回大会で日本代表が、南アフリカ代表を撃破した「史上最大の番狂わせ」の再来を期待したいです。
第3戦:サモア代表(16位)
前回大会でも対戦をして勝利をしている日本代表、ランキングは日本より下でもあるので予選リーグ突破するためには絶対に落とせない相手といえます。
第4戦:スコットランド代表(7位)
前回大会で対戦をして、日本代表が唯一、敗戦をした相手です。
予選リーグ突破するためには勝ちたい相手であるとともに前回大会の雪辱を果たしてもらいたいです。
日本代表はリーグプールの中ではランキングは3番目となっています。
目標としている予選リーグ突破するためには、リーグで2位内に入る必要があり、ランキングが下の2か国には勝利が絶対条件であり、ランキング上位の国に対してもどちらかに勝利が必要となってくるのではないかと思います。
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まとめ
- ラグビーの世界ランキングはワールドラグビー(ラグビー国際統括団体)がテストマッチ等のポイントでランキングを発表
- ニュージーランドは2009年よりランキング1位となっている強豪国
- 日本代表は10~14位が定位置で現在の最新のランキングは11位
- ワールドカップの予選リーグを突破するためには日本よりランキングが下の国には勝利が絶対条件であり、ランキングが上の国のどちらかには勝利が必要となってくる