全日本大学駅伝2019も幕を閉じ、いよいよ駅伝の最高峰とも呼ばれる箱根駅伝2020に向けて各校が準備をしていく中、シート権獲得そして上位進出を目指している法政大学。
法政大学の箱根駅伝2020の順位予想や出雲駅伝2019や全日本大学駅伝2019をもとに法政大学の区間オーダーを予想しました。
箱根駅伝にオレンジ旋風を巻き起こしてくれる法政大学のどんな戦いをしてくれるのか楽しみです。
2020年の結果は、15位でした。
2020年1月2日往路の順位は、5時間33分00秒で16位です。
2020年1月1日区間エントリーの情報を追記更新しています。
箱根駅伝2020順位予想法政大学は何位?
第95回 箱根駅伝
目標には一歩及びませんでしたが、このチームを強くしてくれた4年生の姿をしっかりと見習い、来年は更にレベルアップして箱根駅伝で目標を達成できるよう頑張ります。
2日間に渡り、法政大学への多大なるご声援誠にありがとうございました。 pic.twitter.com/VwJhPzoVCd— 法政大学体育会陸上競技部 (@hoseiTF) January 4, 2019
箱根駅伝は他の駅伝の大会と異なり、5区6区の山区間で平地の区間より差がつくのは特色でこの区間で強い選手がいるかどうかで大きく結果がかわってくるといわれています。
今年の法政大学はそんな5.6区の山区間に絶対の自信を持っていますので、山区間以外の平地区間の走り次第で上位進出が見えてくるのではないかと思います。
ただ、ケガ人がいるのが気になりますが、ベストオーダーを組むことが出来れば、昨年と同様(6位)ぐらいの順位、悪くてもシード争いをするのではないかと予想をします。
12月10日に箱根駅伝2020のチームエントリーがされ、エースの佐藤敏也選手がエントリーされませんでした。
坪田智夫監督は、佐藤敏也選手の将来のことを考えてのことということで残念ではありますが、他の選手に期待をしましょう。
箱根駅伝2020法政大学の区間オーダー予想
区間エントリー後
1区 | 久納碧 |
2区 | 鎌田航生 |
3区 | 田辺佑典 |
4区 | 河田太一平 |
5区 | 青木涼真 |
6区 | 坪井慧 |
7区 | 松澤拓弥 |
8区 | 中園慎太朗 |
9区 | 糟谷勇輝 |
10区 | 奥山智広 |
区間オーダー前の予想
1区 | 河田太 一平/久納 碧/佐藤 敏也 |
2区 | 鎌田 航生/青木 涼真 |
3区 | 岡原 仁志/河田太 一平 |
4区 | 田辺 佑典/清家 陸 |
5区 | 青木 涼真/鎌田 航生 |
6区 | 坪井 慧 |
7区 | 佐藤 敏也/人見 昴誠/増田 蒼馬 |
8区 | 久納 碧/佐々木 虎一朗 |
9区 | 清家 陸/岡原 仁志 |
10区 | 増田 蒼馬/人見 昴誠 |
エース佐藤敏也選手の出場の有無が注目されていましたが、結果的に箱根駅伝2020ではエントリーされず、不出場ということになりました。
本来であれば、2区で東洋大学の相澤晃選手や東京国際大学の伊藤達彦選手と一緒に走る所を見たかったですが、他の選手に奮起を期待したいと思います。エントリーされた選手で考えていくこととしましょう。
2区はチームの主力の鎌田航生選手もしくはチーム事情で青木涼真選手を起用しても面白いかもしれません。
第50回全日本大学駅伝対校選手権大会
2区 鎌田航生選手(法政大学) pic.twitter.com/89CLoCyu76— みき@メガネダイエット部 (@autum0117) November 3, 2018
法政大学の青木涼真君 #全日本大学駅伝 @ra_track_soccer pic.twitter.com/B1ggqMSYLL
— YUKADESUGANA (@ganarLmosa) November 11, 2019
そうすると5区がとなってしまうので難しい所になりますので、5区に青木涼真選手並みに走れる選手が出てくるという条件にはなってきますね。
6区は往路の平地区間も考えられますが、出雲駅伝・全日本大学駅伝で出場をしていないことを考えると坪井慧選手が走るのではないかと思います。
小田原中継所では6区の坪井慧選手から、6位で7区の土井大輔選手に襷がつながれました。写真は6区を走った坪井選手です。お疲れさまでした。頑張れ土井選手! pic.twitter.com/gKwSMG8FER
— 法政大学広報課 (@hosei_pr) January 3, 2019
58分台で走っているのは魅力的ですし、往路で出遅れてしまった場合、復路の挽回の1番手にもなりますので坪井慧選手で行ってもらいたいですね。
復路は上級生4年生を並べるか出雲駅伝・全日本大学駅伝で起用された1.2年生を起用するかは坪田智夫監督の采配になってくるのではないかと思います。
法政大学の出雲駅伝2019の結果
【法政大学】 総合10位
1区 | 鎌田 航生(2年) | 区間14位 |
2区 | 田辺 佑典(3年) | 区間10位 |
3区 | 青木 涼真(4年) | 区間7位 |
4区 | 人見 昴誠(2年) | 区間15位 |
5区 | 清家 陸(2年) | 区間10位 |
6区 | 河田太 一平(1年) | 区間8位 |
エースの青木涼真選手、主力選手として期待される鎌田航生選手以外は、エースの佐藤敏也選手がケガで欠場ということもあって新戦力を試した大会になったのではないかと思います。
上位での戦いは出来なかったですが、この経験は箱根駅伝につながっていくのではないかと思います。
法政大学の全日本大学駅伝2019の結果
【法政大学】 総合11位
1区 | 久納 碧(2年) | 区間13位 |
2区 | 鎌田 航生(2年) | 区間8位 |
3区 | 増田 蒼馬(4年) | 区間15位 |
4区 | 田辺 佑典(3年) | 区間12位 |
5区 | 清家 陸(4年) | 区間12位 |
6区 | 岡原 仁志(4年) | 区間16位 |
7区 | 河田太 一平(1年) | 区間13位 |
8区 | 青木 涼真(4年) | 区間4位 |
アンカーの青木涼真選手の奮闘があったものの全体的には物足りない結果になったのではないかと思います。
エース佐藤敏也選手は欠場しましたが、主力選手がチームに戻ってきているのがプラスにとらえることかなと思います。
全日本大学駅伝でのレースを糧に箱根駅伝では法政大学らしい安定した戦いをしてくれることを期待したいと思います。
箱根駅伝2020の法政大学の特徴は?
法政大学は昨年も4年生に主力選手が多くいましたが、今年も4年生に多くの主力選手特に3本柱と呼ばれる(佐藤敏也選手・岡原仁志選手・青木涼真選手)がいるのは心強いのではないかと思います。
佐藤敏也選手はトラックシーズンにおいて5000Mのベスト更新や5000M・10000Mで関東インカレでも上位に入賞をしており、駅伝でも活躍が期待をされていますが、ケガの影響で欠場をしているのがとても気になります。
男子1部 5000m 決勝
*佐藤敏也 (法政大学) 13′59″51またしても日本人選手でトップ!!!
いや、本当強すぎるでしょ😆✨タイムは自己ベストのようです\( ⍢ )/ pic.twitter.com/mfqjIs0il3
— か え 🍁 (@k_7250) May 26, 2019
駅伝シーズンが開幕をしてエースの佐藤敏也選手がケガで欠場しているのが影響をして出雲駅伝と全日本大学駅伝で苦戦をしており、選手層に不安はありますが、箱根駅伝では山区間は強力なメンバーを擁していますのでベストメンバーが揃うと上位チームとも戦えるのではないかと思います。
箱根駅伝2020法政大学の坪田智夫監督はどんな人?
法政 、新潟 、スポーツ 、箱根駅伝 、坪田智夫監督!
2月2日は新発田市に集合です!
校友会の皆さん、いや全国の皆さん。申し込みはパンフをご覧ください。
阿賀北支部、ありがとうございます! #法政 #新潟 #スポーツ #箱根駅伝 #坪田智夫監督 pic.twitter.com/i3Whoaj9ov— 法政大学 新潟県校友会 (@hoseiniigata) December 27, 2018
坪田智夫監督は選手時代においては法政大学でブレークし、箱根駅伝で2区の区間賞を獲得するなど活躍をされ、徳本一善さんとオレンジ旋風を巻き起こした選手でした。
法政大学卒業後は駅伝の名門コニカミノルタに在籍をしてニューイヤー駅伝での区間賞やトラックの10000Mにおいて、日本選手権で優勝、世界選手権にも出場をしているトップランナーでした。
坪田智夫監督が法政大学で指導をされはじめたのは2012年4月からコーチとして、2013年4月から監督としてチームを率いておられます。
坪田智夫監督は40代前半と同世代には東洋大学の酒井俊幸監督や國學院大学の前田康弘監督がおり、この世代の人たちが監督をしている大学が多くなってきており、切磋琢磨して大学駅伝を盛り上げてくれているのではないかと思います。
箱根駅伝2019の法政大学の区間オーダーと結果は?
【法政大学】 総合6位<往路5位 復路5位>
1区 | 佐藤 敏也(3年) | 区間5位 |
2区 | 坂東 悠汰(4年) | 区間12位 |
3区 | 岡原 仁志(3年) | 区間14位 |
4区 | 狩野 琢巳(4年) | 区間10位 |
5区 | 青木 涼真(3年) | 区間3位 |
6区 | 坪井 慧(3年) | 区間4位 |
7区 | 大畑 和真(4年) | 区間7位 |
8区 | 鎌田 航生(4年) | 区間7位 |
9区 | 大畑 和真(4年) | 区間7位 |
10区 | 鈴木 亮平(4年) | 区間8位 |
山区間においてオレンジ旋風を巻き起こした法政大学でした。
昨年5区で区間新をマークした青木涼真選手(生命科学部)は快調に順位を上げています。 pic.twitter.com/9dVcRNrPen
— 法政大学多摩キャンパス (@HOSEI_tama) January 2, 2019
写真は6区の箱根湯本駅付近を駆け抜ける坪井慧選手。箱根駅伝初出場ながら、素晴らしい走りを見せてくれました。雲一つない空の下、沿道につめかけたたくさんの駅伝ファンから「がんばれ!」と声援が送られていました! pic.twitter.com/Dka5DGF1Qm
— 法政大学広報課 (@hosei_pr) January 3, 2019
5区は青木涼真選手が前回大会に引き続き圧巻の走りをみせて7人抜きで往路は5位、復路においても6区の坪井慧選手が58分台で好走をした勢いを7区以降の選手も区間1ケタで安定した走りをみせて総合6位でゴールをしました。
法政大学の過去出場歴と順位は?
法政大学は箱根駅伝2020で5年連続80回目の出場となる伝統校です。
ここ最近は3年連続でシードをキープしております。
法政大学は箱根駅伝での総合優勝はありませんが、往路優勝は1931年に1回と復路優勝は2006年に1回優勝をしています。
記録もそうですが、箱根駅伝をずっと見ている方であれば、2000年前後で徳本一善さんや現在の監督でもある坪田智夫さんが学生時代、法政大学が躍進しオレンジ旋風を巻き起こしたり、徳本一善さんが2区で途中棄権をしたりなど記憶に残っている大学ではないでしょうか。
まとめ
- 箱根駅伝2020の順位予想は山区間には絶対の自信を持っているので山区間以外の平地区間次第で上位進出を狙える
- エースの佐藤敏也選手の欠場が影響して出雲駅伝・全日本大学駅伝では今、一歩の結果となった
- エースの佐藤敏也選手のケガの状態次第で箱根駅伝での区間配置や結果が大きく変わってくる
- 坪田智夫監督は選手時代、法政大学でブレークして箱根駅伝2区で区間賞を獲得、コニカミノルタでも駅伝、トラックで活躍し2012年より法政大学で指導