2019年国内女子ゴルフツアーで賞金女王に輝くのはどの選手なのか注目されています。
世界ランキングでも1位になったこともある申ジエ選手。
TOTOジャパンクラシックで優勝し、ランキング2位になった鈴木愛選手。
AIG全英女子オープンに初出場で優勝した渋野日向子選手。
その他、多くの強豪選手がトップ争いを繰り広げる国内女子ゴルフから目が離せません。
今回は、2019年の最新賞金ランキングを調べ、国内女子のトップの推移を見ていきます。
賞金ランキング国内女子ゴルフ2019最新!
2019年 LPGAツアー国内女子ゴルフ 年間獲得賞金ランキング(11月現在)
獲得賞金 | 優勝回数 | 試合数 | ||
1位 | 申 ジエ | 133,477,195円 | 3 | 24 |
2位 | 鈴木 愛 | 126,255,665円 | 6 | 22 |
3位 | 渋野 日向子 | 119,914,314円 | 3 | 28 |
4位 | イ ミニョン | 96,624,877円 | 2 | 28 |
5位 | ぺ ソンウ | 87,304,556円 | 1 | 27 |
6位 | 穴井 詩 | 84,884,534円 | 1 | 36 |
7位 | 小祝 さくら | 81,666,071円 | 1 | 36 |
8位 | 上田 桃子 | 77,451,991円 | 2 | 26 |
9位 | 河本 結 | 76,559,906円 | 1 | 29 |
10位 | 柏原 明日架 | 74,362,106円 | 2 | 34 |
賞金ランキング女子ゴルフ1位 申ジエ選手(韓国)
生涯獲得賞金 | 973,990,526円 |
世界ランキング | 24位 |
LPGAツアー優勝回数 | 22回 |
父の勧めで11歳からゴルフを始める。
2007年に韓国ツアー19試合で10勝と驚異的な勝率をマークする。
2008年「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」で国内ツアー初優勝。
2008年はアメリカツアーでも4勝する活躍を見せる。
2009年にはアメリカツアーの賞金女王となり、2010年には世界ランキングで1位になる。
2014年から、身体的な負担を理由にアメリカツアーの会員資格を放棄し、主戦場を日本に移す。
賞金ランキング女子ゴルフ2位 鈴木愛選手(日本)
生涯獲得賞金 | 648,780,448円 |
世界ランキング | 19位 |
LPGAツアー優勝回数 | 15回 |
11歳からゴルフを始める。
鳥取県の「倉吉北高校」に進学し、卒業後の2013年のプロテストに一発合格。
14年のメジャー大会「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」でツアー初優勝。
2017年には初の賞金女王に輝いた。
「樋口久子 三菱電機レディス」「TOTOジャパンクラシック」と連続優勝し、渋野日向子選手を抜き2位にランクアップ。
賞金ランキング女子ゴルフ3位 渋野日向子選手(日本)
生涯獲得賞金 | 119,914,314円 |
世界ランキング | 15位 |
LPGAツアー優勝回数 | 3回 |
8歳からゴルフを始める。
2018年のプロテストに2度目の挑戦で合格。
2019年の国内メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」でツアー初優勝。
「資生堂アネッサレディス」で2勝目。
同年の海外メジャー「AIG全英女子オープン」に初出場で優勝。
日本勢として樋口久子以来となる42年ぶり2人目のメジャー制覇を果たし、一気にその名を広めたニューヒロイン。
賞金ランキング女子ゴルフ4位 イ・ミニョン選手(韓国)
生涯獲得賞金 | 278,524,769円 |
世界ランキング | 49位 |
LPGAツアー優勝回数 | 5回 |
10歳かゴルフを始める。
2010年にプロになると韓国の2部ツアーで優勝。
2013年に韓国ツアーで初優勝。
2016年の日本ツアー予選会を突破。
ルーキーイヤーの2017年「ヤマハレディースオープン葛城」で日本ツアー初優勝。
賞金ランキング女子ゴルフ5位 ペ・ソンウ選手(韓国)
生涯獲得賞金 | 87,304,556円 |
世界ランキング | 38位 |
LPGAツアー優勝回数 | 1回 |
11歳からゴルフを始める。
2019年から日本ツアーに参戦。
「北海道meijiカップ」ツアー初優勝。
実力と美を兼ね備え、日本でも多くの男性ファンがついている、韓国人選手の中でもとても人気のある選手。
賞金ランキング女子ゴルフ6位 穴井詩選手(日本)
生涯獲得賞金 | 381,635,025円 |
世界ランキング | 88位 |
LPGAツアー優勝回数 | 3回 |
名前は「詩」と書いて「らら」と読む。
父の都合で13歳のとき米国に渡った帰国子女ゴルファー。
2007年に日本に帰国し2008年にプロテストに合格。
2012年に初シードを獲得し、2016年「ゴルフ5レディス」で国内ツアー初優勝。
17年「センチュリー21レディス」で2勝目を飾った。
賞金ランキング女子ゴルフ7位 小祝さくら選手(日本)
生涯獲得賞金 | 158,739,113円 |
世界ランキング | 71位 |
LPGAツアー優勝回数 | 1回 |
8歳からゴルフを始め、2017年のプロテストに合格。
2019年「サマンサタバサレディース」で初優勝を遂げた。
賞金ランキング女子ゴルフ8位 上田桃子選手(日本)
生涯獲得賞金 | 815,726,476円 |
世界ランキング | 61位 |
LPGAツアー優勝回数 | 14回 |
9歳からゴルフを始め、10歳で坂田塾に入る。
高校1年生の時に「九州女子アマ」で2位となり脚光を浴び、プロ3年目の2007年に「ライフカードレディスゴルフトーナメント」で初優勝。
年間5勝をマークし、史上最年少で賞金女王に輝いた。
2008年からはアメリカツアーに挑戦したがアメリカ本土での勝利を上げることはできず、2014年に国内ツアーに復帰。
2019年「Tポイント×ENEOS」で2季振りに優勝。
賞金ランキング女子ゴルフ9位 河本結選手(日本)
生涯獲得賞金 | 80,255,906円 |
世界ランキング | 65位 |
LPGAツアー優勝回数 | 1回 |
5歳からゴルフを始める。
ジュニア時代から四国のアマチュアタイトルを獲得。
2018年に国内下部ツアー「Skyレディース ABC杯」で初優勝。
年間4勝を挙げて同ツアーの賞金ランク1位に輝いた。
同年のプロテストにも合格。
2019年「アクサレディス in MIYAZAKI」でツアー初優勝。
賞金ランキング女子ゴルフ10位 柏原明日架選手(日本)
生涯獲得賞金 | 204,365,541円 |
世界ランキング | 115位 |
LPGAツアー優勝回数 | 2回 |
7歳からゴルフを始める。
2014年にプロテスト合格。
2015年には3度のトップ10入りで賞金ランク50位になり、シードを獲得。
2019年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でツアー初優勝。
「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で2勝目をあげる。
国内女子ゴルフのトップの推移は?
現在1位は韓国の申ジエ選手。
2位鈴木愛選手との賞金差は7,221,530円となっています。
2019年の賞金女王は、申ジエ選手、鈴木愛選手、渋野日向子選手の3位人に絞られました。
3位渋野日向子選手までの差は残り試合で十分に入れ替わる可能性があります。
この3人の中で賞金女王が誰になるのかまだ分かりません。
米国女子ゴルフのトップと国内女子ゴルフの賞金額の違いは?
LPGA 米国女子ツアーの大会の試合数は2007年から激減した経緯がありますが、2016年以降は 34試合と2007年の水準にまで回復しました。
賞金総額は2019年は「7,820万ドル」で日本女子ツアーの約2倍。
個々の大会の賞金総額は賞金総額「130万ドル 〜 220万ドル」の大会が多いです。
メジャーは、米女子オープン「550万ドル」AIG全英女子オープン「450万ドル」エヴィアン選手権「410万ドル」KPMG女子PGA選手権「385万ドル」ANA Inspiration「300万ドル」と賞金がとても大きいです。
現在の米国女子ツアーで賞金ランキング1位のコ・ジンヨン選手(韓国)が獲得している賞金は「2,714,281ドル」と国内ツアー1位の申ジエの獲得賞金と比べても約2倍あるので、米国女子ゴルフと国内女子ゴルフの賞金額は2倍の差があると考えて良いでしょう。
まとめ
- 現在国内ツアー賞金ランキング1位は申ジエ選手。
- 賞金女王は申ジエ選手、鈴木愛選手、渋野日向子選手の3位人に絞られた。
- 2位鈴木愛選手との賞金差は7,221,530円。
- 米国女子ゴルフと国内女子ゴルフの賞金額は2倍の差がある。