新型コロナウイルスのニュースが連日報道されていますが、少しでも不安を解消できればと思い新型コロナウイルスの治療方法についてご紹介します。

マスクが品薄、中国で死者がと暗くない情報ばかり聞いていると気持ちが落ち着きませんよね。

それなら新型コロナウイルスの治療方法や治療期間など前向きなことを考えてみましょう。





新型コロナウイルスの治療方法は?


もし、新型コロナウイルスにかかった場合、治療方法はどういうものなのか?

厚生労働省のホームページを見ると、新型コロナウイルスに感染した場合の治療方法は、有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はなく、対症療法を行います。と記されています。

新型コロナウイルスは、1月末時点では、インフルエンザのようにワクチンや特効薬はありません。

このため新型コロナウイルスを発症した場合、症状に応じた治療(対症療法)が行われます。

ここは、厚生労働省のホームページより引用いたしますが、

例えば、呼吸困難には酸素吸入を行ったり重い場合は人工呼吸器を付けたりするほか、脱水などで点滴を行ったり、細菌が感染して肺炎が悪化するのを防ぐため、抗生物質を投与したりと、症状に合わせてさまざまな治療を組み合わせて対処します。

国立感染症研究所によりますと、こうした治療を行っている間に、患者自身が免疫を獲得し、ウイルスが排出されるのを待つということです。

新型コロナウイルスの治療期間は?

新型コロナウイルスの治療期間は、何日ですと確定はできません。

インフルエンザウイルスに感染したことがある方なら分かると思いますが、発症してから熱が出ている期間というのは人によって異なりますよね。

新型コロナウイルスは治療方法も人によって様々ですので治療期間は人によります。

新型コロナウイルスに治療薬はある?

今までSARSやMARSとコロナウイルスという同じ種類の感染症の治療薬というのも現段階では治療効果が確認されていないようです。

参考:NIID国立感染症研究所の公式サイト

しかし、気持ちを落とす必要はありません。

新型コロナウイルスに対するワクチンや治療薬の開発も始められています。

オーストラリアのメルボルンにあるピーター・ドハーティー感染・免疫研究所は29日、患者のサンプルからウイルスを分離し、培養することに成功したと発表しました。

研究所によりますと、中国以外で新型のコロナウイルスを培養できたのは初めてだということで、ウイルスはWHO=世界保健機関を通じて各国の研究所にも提供され、潜伏期間中でも感染の有無を調べられる検査法やワクチンの開発などに役立てられるということです。

キャットン副所長は「今回の培養によって停滞していたものごとが前進する」と述べ、新型のコロナウイルスに対応するための研究が、今後加速していくことになると意義を強調しました。

また、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は、アメリカメディアの取材に対して「3か月以内にワクチンの効果や安全性を確かめるための臨床試験を始める」と話しています。

WHOは、同じコロナウイルスの一種で、重い肺炎を引き起こす「MERS」の対策として開発中のワクチンなどが、新型のコロナウイルスにも効果がないか探っていくとしています。

さらに、治療薬の開発について、エイズの発症を防ぐために使われている2種類の薬が、同じコロナウイルスのSARSの治療に効果があったという報告があるということで、中国・北京市の保健当局は、複数の病院で肺炎の患者の状態に応じて、これらの薬を投与する考えを示しているということです。

米博士 ワクチン開発に着手 3か月以内に試験へ
アメリカ厚生省は28日、中国で感染が広がっている新型コロナウイルスへの対応について記者会見を開きました。この中でNIHのアンソニー・ファウチ博士は、ジカ熱のワクチンなどを開発している製薬会社「モデルナ」と協力してワクチンの開発に着手したことを明らかにするとともに、3か月以内に初期段階の試験を始めることができるという見通しを示しました。

またアメリカの医薬品大手の「ジョンソン・エンド・ジョンソン」もワクチンの開発を始めたことを公表したほか、エボラ出血熱のワクチンを開発しているアメリカの製薬会社「イノビオ」やオーストラリアのクイーンズランド大学も、日本などが資金を拠出している感染症対策の国際的な枠組みから最大10億円の資金提供を受けてワクチン開発を進めています。

さらにアメリカ・テキサス州のベイラ-大学もニューヨーク血液センター、それに中国の復旦大学などと協力してワクチン開発に取り組んでいます。

ベイラ-大学のワクチン専門家、ピーター・ホテズ教授は「ワクチンの開発スピードはどんどん早くなっている。しかし、ヒトに対して使うまでには効果と安全性を十分確認する必要があるので、開発には少なくとも1年かかるだろう」と述べています。NHK WEB NEWSより引用

このように世界各国で新型コロナウイルスの治療薬について開発が進められています。

新型コロナウイルスの治療にかかる費用は?

日本では、1月28日に新型コロナウイルスが指定感染症となりました。

指定感染症に設定されると治療費は、指定医療機関の治療を受けたあと、自治体から感染症の医療助成金が給付されます。

しかし、助成金額は、日本政府ではなく、各自治体が決めるもので、個人負担の上限を定めている場合があります。

東京都を例にあげると、所得に応じて、個人負担額の上限は月2万円までと設定されています。

ということで全額公費負担にはならないというのが現段階での回答になるのではないかと思います。

韓国では、検査費だけで1人当たり10万ウォン(約9,300円)以上、隔離中の経過観察や診療には数百万~数千万ウォンを要するとされています。

早く新型コロナウイルスの治療薬ができることを望みます。