箱根駅伝順位予想2020駒澤大は何位?注目選手と区間オーダー!






10月に大学駅伝がいよいよ開幕しています。

今年の三大駅伝の優勝候補として東海大学・東洋大学・青山学院大学の三強とも呼ばれていますが、その三強に対して、対抗1番手として注目されているのが駒澤大学です。

平成の常勝軍団と呼ばれている駒澤大学の令和初となる箱根駅伝2020の順位予想や箱根駅伝2020の区間オーダー、今シーズンの駒澤大学の特徴などをまとめていきます。

2020年の結果は、10時間57分44秒で8位でした。

2020年1月2日往路の結果は、5時間27分41秒で8位です。

2020年1月1日区間エントリー(オーダー)後の情報を追記更新しております。





箱根駅伝2020順位予想駒澤大学は何位?

箱根駅伝2019に関しては、予選会から出場して予選会を突破して本選では4位でシード権を獲得しました。

なので、箱根駅伝2020においては、予選会は免除され、出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝と三大駅伝に出場をしていきます。

箱根駅伝2019で4位になったメンバーが6人も残っているとともに主要区間を走っているメンバーがいるというのも心強いかなと思います。

今年の駒澤大学の箱根駅伝2020においては、かつての中村匠吾選手や村山謙太選手のような絶対的なエースは不在ですが、主力選手に力をもった選手が多く、全体的に総合力は高いと思います。

また、スーパールーキーの田澤廉選手が長い距離にも対応することができ、箱根駅伝で戦力になれるかによって大きく結果も変わってきます。

戦力的には3位前後ですが、優勝も狙える総合力を持っており、主要区間で区間賞がとれるような選手が出てくると優勝が見えてくるかと思います。

箱根駅伝2020駒澤大学の区間オーダー・エントリー

エントリー後

1区中村大聖
2区山下一貴
3区大坪桂一郎
4区佃康平
5区伊東颯太
6区中村大成
7区小野恵崇
8区加藤淳
9区神戸駿介
10区山野力

エントリー前

1区田澤 廉/中村 大聖
2区山下 一貴/中村 大聖
3区中村 大聖/田澤 廉/小島 海斗
4区小島 海斗/加藤 淳/山下 一貴
5区伊東 颯太
6区中村 大成
7区加藤 淳/小島 海斗
8区小原 拓未/酒井 亮太/神戸 駿介
9区神戸 駿介/中村 大成
10区原島 渓/石川 拓慎

現時点では、山区間は固いかなと思いますが平地の区間を予想するのがとても難しいですね。

チーム内で実力も拮抗しているので、出雲駅伝や全日本大学駅伝の区間配置と駅伝の結果と10月~12月の記録会、ロードレースでの結果で区間オーダーをしていくのではないかと思います。

区間配置で注目は、田澤廉選手ですね。

前回まで片西景選手が1区を務めていましたので、片西景選手と同等以上の役割を田澤廉選手が担ってくれると3強とも戦えるかなと思います。

出雲駅伝や全日本大学駅伝で誰を1区に起用してくるかで箱根駅伝の戦い方が見えてくるのではないかと考えています。

また、花の2区をハーフマラソンで結果を残してきている中村大聖選手か山下一貴選手になるのかも目が離せないと思います。

個人的には、1区田澤・2区山下・3区中村大聖という布陣でトップを走ってもらいたいですね。

出雲駅伝・全日本大学駅伝の結果次第で区間オーダーは大きく変わってくると思います。

箱根駅伝2020の駒澤大学の特徴は?

今年の駒澤大学の特徴として、5000M・10000M・ハーフマラソンで主力選手が記録や結果を残してきていることです。

5000Mにおいては、関東インカレでルーキーの田澤廉選手7位入賞をするとともに、その田澤廉選手をはじめ、9月の日体大記録会で13分台ランナーが続出して、駒澤大学で8名となり、他大学を驚かせるよう結果となりました。

10000Mにおいては、28分31秒の記録をもっている中村大聖選手関東インカレでは6位入賞の結果をだしています。

ただ、28分台が4名で、他大学に比べて少し物足りなさはあるものの出場機会がそこまでなかったので、10月~12月の記録会で期待をしたいと思います。

ハーフマラソンにおいては、山下一貴選手関東インカレで2位神戸駿介選手5位の結果をだしています。

また、中村大聖選手がユニバーシアードでもハーフマラソンで銀メダルを獲得しているとともに、61&62分台の自己ベストが7名もいる駒澤大学は長い距離については自信をもっているのではないかと思います。

箱根駅伝2020駒澤大学の主力選手と自己記録

名前(学年)ベスト記録 5000Mベスト記録 10000Mベスト記録 ハーフ
中村 大成(4年)13分57秒29分4秒62分24秒
中村 大聖(4年)13分57秒28分31秒61分51秒
山下 一貴(4年)13分55秒28分31秒62分36秒
伊東 颯太(3年)13分57秒28分34秒62分47秒
小島 海斗(3年)13分52秒29分39秒62分41秒
小原 拓未(3年)14分11秒29分18秒62分54秒
加藤 淳(3年)13分59秒28分36秒63分12秒
神戸 駿介(3年)13分58秒29分28秒62分56秒
石川 拓慎(2年)14分05秒29分12秒64分23秒
田澤 廉(1年)13分47秒29分06秒
酒井 亮太(1年)14分03秒

箱根駅伝2020の駒澤大学の戦力と注目選手は?

上級生に主力が多くいるとともに、上級生がトラックシーズンで結果を残しているのでチーム全体に安心感はあるかなと思います。

ルーキーの田澤廉選手や春のシーズンでは関東インカレにおいて、3000障害で3位に入った酒井亮太選手も力をつけてきており、どの駅伝でデビューをしてくるか楽しみでもあります。

主力選手をみると2年生が少し物足りなさを感じますね。

今度、台頭してきてくれると選手層が厚くなってくるのではないかと思います。

注目選手は、ずばり、田澤廉選手ですね。

青森山田出身のスーパールーキーの田澤廉選手がトラックシーズンで結果を残してきていますので、その勢いのまま駅伝でもデビューを飾ってくれるのか注目です。

また、注目選手としては、W中村選手ですね。

実は、中村大聖選手と中村大成選手は漢字は違いますが、同姓同名なんですよね。

ふたりの「なかむらたいせい」選手がタスキリレーともなると話題性もあり、優勝するためには2人の活躍は不可欠だと思います。




箱根駅伝2020駒澤大の大八木弘明監督はどんな人?


大八木弘明監督の学生時代は、駒澤大学で箱根駅伝に出場して2区と5区で区間賞を獲得しています。

その後、社会人を経て、1995年、当時、箱根駅伝に出場できるかどうかのレベルの母校である駒澤大学のコーチに就任をしました。

そこから、駒澤大学を平成の常勝軍団に引き上げ、藤田敦史さんや西田隆維さんや神屋伸行さんやそしてMGCで優勝した中村匠吾さんなど多くの選手を育ててきました。

ちなみに國學院大学の前田康弘監督も学生時代は大八木弘明監督の指導を受けており、大八木弘明監督の指導を受けた選手たちが現役引退後は、高校や大学、社会人のチームで指導をしている人がとても多いです。

箱根駅伝において、監督車から選手に声をかける大八木弘明監督の激励は、箱根駅伝においては名物となっており、「男だろ!!という名言はとても有名です。

箱根駅伝2019の駒澤大学の区間オーダーと結果は?

【駒澤大学】総合4位(往路4位 復路4位)

1区片西 景(4年)区間7位
2区山下 一貴(3年)区間9位
3区中村 大聖(3年)区間5位
4区加藤 淳(2年) 区間11位
5区伊東 颯太(2年)区間5位
6区中村 大成(3年)区間6位
7区小島 海斗(2年) 区間4位
8区伊勢 翔吾(4年)区間4位
9区堀合 大輔(4年)区間5位
10区下  史典(4年)区間11位

上記の結果になっています。

箱根駅伝2019では、区間賞を獲得した選手はいませんが、区間2ケタとなった選手は2人と大崩れをした選手もいません

安定した駒澤大学らしい結果になったのではないかと思います。

まとめ

  • 戦力的には3位前後だが、優勝も狙える総合力を持っており、主要区間で区間賞がとれ るような選手が出てくると優勝が見えてくる。
  • 今年の駒澤大学は5000M・10000M・ハーフマラソンで自己記録・大会で結果を残して きている。
  • 箱根駅伝の区間オーダーは、出雲駅伝・全日本大学駅伝をはじめ記録会やロードレース で決定していく可能性が高い
  • 大八木弘明監督は学生時代、箱根駅伝で2度の区間賞を獲得、駒澤大学のコーチ・監督 として、駒澤大学を平成の常勝軍団に導き、多くの選手を育てている名将