JCJK流行語大賞2020の大賞に輝く人やものはいったい何?
また、トレンドランキング2020の大賞に輝く人やものはいったい何でしょう?
JCJK流行語大賞2020の予想は、過去の受賞を見ればわかるかも!
トレンドランキング2020に加えて過去の受賞も見てみることにしましょう!
マイナビティーンズのトレンドランキング2020
株式会社マイナビが運営している「マイナビティーンズ」では、年に二回、「ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表しています。
「マイナビティーンズ」は10代の若い方をターゲットにしたメディアです。
若い方が選ぶということ、また年に二回発表されるということで、より世間の流行の先端が反映されているランキングといえると思います。
今年もすでに上半期のトレンドランキングが発表されています。
トレンドランキング2020上半期
2019年6月20日(木)に「マイナビティーンズ」が「2019年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表しています。
この調査では、「モノ」「ヒト」「コト」「コトバ」という4つのジャンルのそれぞれでランキングが発表されます。
「モノ」部門のランキングは次のとおりです。
- 1位『#アオハル』
プリントシール機の名前です。
カメラの高さや角度、向きを自由に変えることができ、複数の仲間と撮影ができることから人気になりました。 - 2位『生タピオカ』
タピオカ店も大人気になりましたが、自宅でゆでて自分の好きな飲み物に入れることができる「生タピオカ」が流行しました。 - 3位『スターバックスストロベリーベリーマッチフラペチーノ』
スタバが発売した「インスタ映え」するフラペチーノ。
4位以下は次の通りです。
- 4位『耳が動く白うさぎの帽子』
- 5位『Ulike』
- 6位『「HAPPY BIRTHDAY」(back number)』
- 7位『UFOチキン』
- 8位『101匹わんちゃんのヘアバンド』
- 9位『トーンアップ日焼け止めクリーム』
- 10位『写ルンです』
「ヒト」部門のランキングは次のとおりです。
- 1位『横浜流星』
俳優さんです。2019年の上半期だけで、出演映画が3本も公開されました。
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』でも人気に。 - 2位『あいみょん』
シンガーソングライターです。
2月にはアルバム『瞬間的シックスセンス』、4月には『ハルノヒ』をリリース。
もはや「ティーンのカリスマ」と呼べる存在です。 - 3位『King & Prince』
ジャニーズの人気ユニットです。
5月にデビュー1周年を迎えました。
4月に発売されたシングル『君を待ってる』もヒット。
6月にはファーストアルバム『King & Prince』が発売されました。
4位以下は次の通りです。
- 4位『SixTONES』
- 5位『なにわ男子』
- 6位『今田美桜』
- 7位『平野紫耀(King & Prince)』
- 8位『中村倫也』
- 9位『永瀬廉(King & Prince)』
- 10位『永野芽郁』
「コト」部門のランキングは次のとおりです。
- 1位『3年A組-今から皆さんは、人質です-』
ヒットしたドラマのタイトルです。
菅田将暉さん、永野芽郁さん、片寄涼太さん(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、今田美桜さんらティーンに人気の俳優さんが多数出演したことから人気になった学園ドラマです。
菅田将暉さん演じる主人公の言葉が若い方たちの心をつかみ、SNSでも拡散されました。 - 2位『初めて恋をした日に読む話』
こちらもヒットドラマのタイトルです。
ヒロインを深田恭子さんが演じ、横浜流星さん、中村倫也さん、永山絢斗さんらイケメン俳優が出演しています。
ヒロインに自分を投影して胸がキュンとなる女性が多かったようです。 - 3位『3年A組朝礼体操』
ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に登場する朝礼体操の名前です。
出演者の真似をして、その姿をSNSにアップする人が多数現れました。
4位以下は次の通りです。
- 4位『じゃがアリゴ』
- 5位『Mr.ズドン(SixTONES)』
- 6位『俺のスカート、どこ行った?』
- 7位『タピオカ旅』
- 8位『白雪とオオカミくんには騙されない』
- 9位『性格免許証』
- 10位『ASMR動画』
「コトバ」部門のランキングは次のとおりです。
- 1位『令和最初の◯◯』
2018年には「平成最後の○○」がトレンド入りしましたが、今度は「令和最初の○○」という言葉が「コトバ」部門の1位になりました。
ツイッターやインスタで多く使われた言葉です。 - 2位『KP』
いわゆる「乾杯」のことです。今や「乾杯」ではなく「KP」でパーティーが始まるようです。 - 3位『JKブランド』
女子高生の3年間自体が「ブランド」であるという意味の言葉です。
女子高生の友達どうしで撮影した写真に「#JKブランド」とつけてアップするのが通例となりました。
4位以下は次の通りです。
- 4位『ブックオフなのに本ねぇじゃん』
- 5位『怒ったかんな!許さないかんな!橋本環奈』
- 6位『ユリユリ』
- 7位『無敵ピンク』
- 8位『◯◯説濃厚』
- 9位『◯◯案件』
- 10位『ディズる』
トレンド予測ランキング2020
上半期の結果はご紹介したとおりでした。
では、2019年に流行ると予想されていたものにはどんなものがあったのでしょう。
「モノ」部門では、「MAISON ABLE Cafe Ron Ron」が流行ると予想されていました。
これは、回転ずしならぬ「回転スイーツ」。
制限時間40分で流れてくるスイーツが食べ放題というお店です。
「ヒト」部門では、ドラマ『中学聖日記』で注目された岡田健史さん、ジャニーズのユニット「SixTONES」、ドラマ『今日から俺は!!』で注目された伊藤健太郎さんが注目されていました。
下半期では、やはり人気ドラマで注目を浴びた田中圭さんや賀来賢人さんがランクインするのではと思われます。
「コト」部門では、映画『十二人の死にたい子どもたち』、「ASMR動画」のランクインが予想されていました。
ドラマでは『あなたの番です』がランクインするのではと思われます。
「コトバ」部門では「リアコ」「今日も今日とて」という言葉が注目されていました。
「リアコ」とは「リアルに好きなヒト、リアルに恋をできるヒト」のこと、「今日も今日とて」とは「今日も変わらず」「毎日変わらず」という意味で使われています。
トレンドランキング2018
では、2018年のトレンドランキングはどんなものだったのか振り返ってみましょう。
JCJK流行語大賞2019
ほかにも流行ランキングはあります。
女子大生社長・椎木里佳さんが代表をつとめる株式会社AMFが行っているトレンドリサーチ「JCJK流行語大賞」です。
こちらも、上半期と下半期の二回発表が行われています。
JCJK流行語大賞2019上半期
2019年上半期の「JCJK流行語大賞」は7月3日に発表されました。
「JCJK流行語大賞」の方は、「ヒト」「モノ」「アプリ」「コトバ」という4つのジャンルに分けて発表されます。
それぞれの部門について見ていきましょう。
ヒト部門
- 1位:横浜流星(俳優)
- 2位:IZ*ONE(アーティスト)
- 3位:戦慄かなの(アイドル)
- 4位:井手上漠(タレント)
- 5位:Official髭男dism(アーティスト)
1位の横浜流星さんは、マイナビティーンズのトレンドランキングでも1位でしたね。
その中性的な顔立ちが「美しすぎるイケメン」として女子中高生から大人気です。
モノ部門
- 1位:ハンディファン
- 2位:3年A組-今から皆さんは、人質です-
- 3位:#アオハル
- 4位:じゃがアリゴ
- 5位:トーンアップ日焼け止め
1位の「ハンディファン」は、手持ちの小型扇風機ですね。
韓国で流行ったものが日本でも大人気になりました。
汗をかきたくない女子の必須アイテムとなりました。
アプリ部門
- 1位:SODA
- 2位:Ulike
- 3位:Snapchat(赤ちゃんフィルター)
- 4位:AbemaTV
- 5位:V live
もはや、女子中高生の間では、ノーマルカメラで撮影するのは「マナー違反」ともいえる行為だそうで、1位の「SODA」や2位の「Ulike」で撮影するのが常識になっているそうです。
コトバ部門
- 1位:ASMR
- 2位:KP
- 3位:#instalove
- 4位:(○○)
- 5位:リアコ
1位の「ASMR」とは、咀嚼音や耳かきの音などを録音した「音フェチ動画」のことですね。
4位の「(○○)」は、「(語彙力)」「(つらい)」などを文末につけることで話にオチをつけるというもののことです。
JCJKトレンド予測2019
2019年に流行すると予想されたものにはどんなものがあったでしょうか。
ヒト部門では、女優の「浜辺美波」さん、クイズYouTuber集団の「Quizknock」が挙げられています。
モノ部門では「チーズティー」「豆乳アイス」などが挙げられています。
アプリ部門では「moru」「そっくりさん」などが挙げられています。
「moru」は自然に盛れるということで評判になった自撮り専用カメラアプリです。
「そっくりさん」は、撮影した人物と似ている有名人を検索してくれるというアプリです。
JCJK流行語大賞2018
去年2018年の「JCJK流行語大賞」は、それぞれ次のものや言葉が大賞を受賞しています。
「ヒト部門」1位:あいみょん(アーティスト)
「モノ部門」1位:タピオカ
「アプリ部門」1位:TikTok
「コトバ部門」1位:タピる
JCJK流行語大賞2018上半期
去年2018年の「JCJK流行語大賞」の上半期はそれぞれ次のものや言葉が大賞を受賞しています。
「ヒト部門」1位:今田美桜(女優)
「モノ部門」1位:チーズドッグ
「アプリ部門」1位:荒野行動
「コトバ部門」1位:あげみざわ
コトバ部門1位の「あげみざわ」は気分の高まりを表す言葉としてよく使われています。
JCJKトレンド予測2018
2018年のトレンド予想としては次のようなものや言葉が予想されていました。
「ヒト部門」
- 瑛茉ジャスミン(モデル)
- BLACKPINK(韓国のガールズグループ)
実際にはそれほど大きな話題にはならなかったですね。
「アプリ部門」
- カカオトーク:無料通話、メッセンジャーアプリ
- Zenly(ゼンリー):位置情報共有アプリ
こちらは実際によく使われているようです。
「モノ部門」
- ネコノヒー:猫が主人公の4コマ漫画
- うさぎメーク:泣き腫らした目元を演出するメーク
「コトバ部門」
- どちゃくそ:めちゃくちゃ、かなり
- きびつい:厳しいとキツイの合体語
まとめ
トレンドランキング2019上半期には「#アオハル」「横浜流星さん」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「令和最初の◯◯」などがランクイン。
JCJK流行語大賞2019上半期には「横浜流星さん」「ハンディファン」「SODA」「ASMR」などがランクイン。
傾向としては「ヒットしたドラマ」「ヒットしたドラマに出演していた人物」「ヒットした食べ物」「自撮用アプリ」などが高い順位にランクインする傾向にあるようです。