平成最後の選抜高校野球が近づいてきています。
平成最後に優勝を飾るのがどこの高校か注目が集まりますが、その優勝候補の一角にあげられているのが、九州王者に輝いた福岡の筑陽学園です。
明治神宮大会でもベスト4に残る躍進を遂げた筑陽学園の注目選手はどの選手なのでしょうか。
筑陽学園の注目選手を紹介します。
そして筑陽学園の戦力はどのようになっているのでしょうか。
筑陽学園の戦力も分析してみます。
選抜高校野球2019筑陽学園の注目選手は?
今回が選抜高校野球初出場となる筑陽学園ですが、今年のチームには多くの実力ある選手が揃っています。
筑陽学園には3本の矢と言われる強力投手陣がいます。
全投手注目なのですが、一番注目を集めているのがプロのスカウトも注目している西舘昂汰選手です。
西舘昂汰のプロフィール
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名前:西舘昂汰
生年月日:2001年6月9日
出身地:福岡県筑紫野市
身長:187cm
体重:83kg
投球・打席:右投げ右打ち
西舘昂汰選手はプロのスカウトも注目する本格派の右腕投手です。
秋季大会に急成長した選手で、チーム最多の51回1/3を投げ防御率0.88とチームを優勝に導く活躍をしました。
この防御率は今大会に出場する主力投手の中で3位の成績でした。
187cmから投げ込まれるストレートは最速145km/hを記録しており、その速球を武器にテンポのいい投球で投げ込んでいきます。
負けん気の強さも武器で、どんどん相手打者に向けて投げ込むことができます。
まだまだ成長中の西舘昂汰選手の活躍に期待大です。
そんな西舘昂汰選手を抑えて、秋季大会で筑陽学園のエースナンバーを背負っているのが西雄大選手です。
西雄大のプロフィール
名前:西雄大
生年月日:2001年9月30日
出身地:福岡県久留米市
身長:177cm
体重:77kg
投球・打席:右投げ右打ち
西雄大選手は1年生の夏からベンチ入りしており、実力・経験ともに豊富な投手です。
小学3年生からずっと投手を務めており、エースナンバーへのこだわりは強いようです。
西雄大選手はカーブ、スライダー、フォークなどの多彩なキレのある変化球を武器として投球を組み立てていく投手です。
西雄大選手も強気の投球をする選手です。
今冬には体重を8キロ増量し、球威を上げるトレーニングを重ねてきました。
そのトレーニングの成果を選抜高校野球で発揮し、明治神宮大会の雪辱を晴らすことができるか注目です。
そんな強力投手陣をリードし続けているキャッチャーの進藤勇也選手にも注目です。
進藤勇也のプロフィール
名前:進藤勇也
生年月日:2002年3月10日
出身地:
身長:182cm
体重:84kg
投球・打席:右投げ右打ち
キャッチャーとして投手陣をまとめているのが進藤勇也選手です。
進藤勇也選手は信頼が厚い選手で、筑陽学園自慢の投手陣のみならずチーム全体が信頼を寄せている選手です。
研究熱心な選手で自宅でソフトバンクホークスの甲斐拓也選手の動画を見たりして研究しているそうです。
投手陣への気配りもしており、配球のみならず、投手がいかに気持ちよく投げられるかを考えているそうです。
その気配りがチーム全体が信頼を置く理由かもしれません。
投手陣を引っ張る進藤勇也選手の活躍に期待です。
筑陽学園の打撃陣でキーマンとなってくるのは福岡大真選手です。
福岡大真のプロフィール
名前:福岡大真
生年月日:2001年9月16日
出身地:佐賀県鳥栖市
身長:177cm
体重:77kg
投球・打席:右投げ左打ち
福岡大真選手はチームの中軸を任されており、得点源となる選手です。
秋季大会ではチーム最多の16打点、3本塁打を記録しました。
明治神宮大会でも桐蔭学園からホームランを放つなど全国レベルでも実力を発揮できることを証明しました。
打撃のみならず守備力も高い選手で、強肩を活かした守備を見せています。
夏の甲子園で準優勝を果たした経験がある父の福岡真一郎さんを抜き、父以上の成績を残す活躍ができるのか注目です。
もう1人の注目選手は4番を務めチームの柱としての活躍をしている江原佑哉選手です。
江原佑哉のプロフィール
名前:江原佑哉
生年月日:2001年5月23日
出身地:
身長:177cm
体重:79kg
投球・打席:右投げ右打ち
江原佑哉選手はチームの主将を務めながら、打撃の柱となる4番を任されている選手です。
チーム打率が.317という中、江原佑哉選手は.460とチーム打率よりもかなり好成績を残しており、4番としての役割をしっかり果たしています。
主将としてもしっかりしており、「自分が率先して行動すれば、下級生もついてきてくれると思う」と背中でチームを引っ張っています。
2つの面でチームを引っ張っている江原佑哉選手の活躍は筑陽学園が優勝するには必要不可欠です。
選抜高校野球2019筑陽学園戦力分析
筑陽学園は九州大会で優勝を果たすなど、今年のチームは強いチームに育ちました。
筑陽学園は特に投手陣が強力なチームです。
今年は3本の矢と言われているタイプの違う三本柱がいます。
エースナンバーを背負い変化球を持ち味とする右腕の西雄太選手、秋季大会から急成長を遂げておりプロも注目している速球派右腕の西舘昂汰選手、唯一の左腕投手でキレのある変化球を投げ込みピンチに強い菅井一輝選手。
この3投手をうまく使い分けることができ、全選手がいつも通りの投球ができると大量点を取るのは難しいと思います。
実際に秋季大会でも1試合平均の失点は1.8点と高校野球では中々ない2点を切る成績を残しています。
実力のある投手3選手が揃っているので、相手チームは対策を取るのも難しいと思います。
打撃陣は主将でもある江原佑哉選手と福岡大真選手が中心となっています。
江原佑哉選手は4番を務めており、福岡大真選手は秋季大会でチーム最多打点を記録しました。
この2選手が機能すると打撃にもリズムが生まれるでしょう。
犠打は多用しますが、盗塁はあまりしてこないチームです。
機動力を生かすチームではないようです。
守備面に関しては一般的なチームと変わりありません。
センバツの前に行われた練習試合では9戦全勝に終わっており、調子の良さを保っています。
初めての選抜高校野球では自分たちのリズムに持ち込んで、甲子園の雰囲気に飲まれずに自分たちのパフォーマンスを発揮してもらいたいです。
選抜高校野球試合結果
1回戦
筑陽学園VS福知山成美 3-2
福知山成美との接戦を制し、2回戦進出を決めました。
6回まで両チーム2点ずつを加え同点で迎えた7回裏2アウトから野田優人選手がタイムリー2塁打を打ち、それが決勝点となり勝利となりました。
2回戦
筑陽学園VS山梨学院 3-2
山梨学院との接戦を制し準々決勝進出を決めました。
1回に先制するものの裏の攻撃で追いつかれてしまいました。
その後7回に追加点をあげ8回にも福岡大真選手のタイムリーで追加点をあげ山梨学院の追い上げを振り切り勝利しました。
準々決勝
筑陽学園VS東邦
まとめ
- 筑陽学園は選抜高校野球初出場
- 優勝候補の一角と言われている
- 西舘昂汰選手はプロのスカウトも注目している選手
- 西雄太選手は経験豊富な投手
- 進藤勇也選手はチームからの信頼が厚い選手
- 江原佑哉選手は主将と4番としての両面でチームを引っ張っている
- センバツ直前の練習試合では9戦全勝している