世界陸上2019注目選手と出場選手予想!既に内定している選手は?




2020年にいよいよ東京にてオリンピックが開催されます。

陸上界においては東京オリンピック2020の前哨戦として、世界陸上選手権大会2019(世界陸上2019)が9月26日~10月6日の期間において、カタールのドーハにて開催されます。

世界陸上まで残り1ヶ月をきりました。

各種目において、各選考会が行われ、基準に満たした選手の中から日本代表選手が決定しました。

世界陸上の出場予定選手や注目選手、そして既に世界陸上に内定選手をまとめていきたいと思います。

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世界陸上2019の日本代表選手になるには?

  1. 世界陸上参加標準記録の突破【世界各国共通】
    世界陸上2019に出場をするためには、個人種目(リレー種目を除く)は国際参加標準記録を突破した選手が参加する資格があります。
  2. 選考競技会にて成績を残して代表に選出
    トラック・フィールド競技、マラソン、競歩種目とそれぞれ日本陸上連盟が指定する選考競技会で優秀な成績を残し代表に選出されることです。

世界陸上に出場するためには、<1>の突破を満たして、<2>のクリアをした選手が代表になることができます。

どちらか一方では出場することはできません。

例えば、陸上競技連盟がしている日本陸上選手権で優勝をしても、その種目の標準記録を突破していなければ出場をすることができないということです。




世界陸上2019の代表の決定の流れは?

  1. 7月1日:第1次日本代表選手発表(日本陸上選手権翌日)
    競歩の選手など既に代表に内定をしている選手や標準記録を突破して日本陸上選手権で優勝をした選手を代表決定の承認する理事会が開催され正式に代表決定となります。
  2. 9月16日:第2次日本代表選手発表
    第1次日本代表選手権で決定をしなかった種目の選手の選出及びリレーの選手のメンバーを理事会にて決定をしていきます。代表になるために標準記録を突破している選手の中から選考競技会にて成績を残した選手を代表として決定をしく流れです。

第1次代表選手発表においては、標準記録を突破しての日本選手権優勝者となってきますので、第2次代表選手で多くの選手が決定をしていく形となります。

各種目最大で3名まで出場することが可能ですので、今年、選考競技会にて優秀な成績を残した選手が世界選手権でも入賞・メダルへと向かっていってもらいたいと思います。




世界陸上2019の日本代表注目選手と出場選手を予想!

世界陸上へむけて、トラック競技において、日本代表になりそうな注目選手や注目する種目の出場選手予想していきたいと思います。

男子短距離

男子の最激戦区と思われるのが男子短距離種目であり、注目すべき選手が多いのではないかと思います。

世界陸上の参加標準記録は100Mが10秒10、200Mが20秒40となっていますので、記録よりもレースで結果を残さないと代表になることができません

桐生祥秀選手(9秒98)


既に標準記録はきっているのであとは選考競技会においての結果が問われます。

リオデジャネイロオリンピックの際も日本選手権の100Mで成績が残せず個人では出場ができずに悔しい思いをしたと思いますので、日本最速選手として出場を期待したい。

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山縣亮太選手(10秒00)

 

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昨年のアジア大会で10秒00、銅メダルと大舞台でも結果を残している山縣亮太選手。

経験と安定感は、短距離陣の中ではNO.1の選手。

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サニーブラウン(10秒05)


前回の世界選手権の100Mの代表選手。

高校を卒業してアメリカの大学でトレーニングを積んでおり、まだ若干20歳の期待の若手スプリンター。

2019年7月3日追記

6月28日に開催された「第103回日本陸上競技選手権大会」の男子100m決勝で、

サニブラウン・アブデルハキーム選手が大会新記録の10秒02で優勝されました。

これをもって、サニブラウン・アブデルハキーム選手は世界陸上2019の代表選手に内定しました!

おめでとうございます!

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小池祐貴(10秒17)


専門は200Mですが、今年3月の追い風参考ながら10秒07の記録を出した、2018年にブレイクした伸び盛りの選手。

100M参戦となると台風の目になる可能性有。

女子短距離

男子と変わって女子はまずは参加標準記録をきらないと世界選手権に出場をすることができません。

近年は福島千里選手が第1人者として、オリンピックや世界陸上に出場をしていますが、彼女に変わる新しいスター選手が出てきてくれることを期待したいです。




男子中・長距離

第1人者の5000Mの日本記録保持者の大迫傑選手はマラソンでMGCに出場予定なので出場はしないと思います。

男子長距離種目に関しては標準記録(5000M:13分22秒、10000M:27分40秒)をまずは突破することが代表になるための条件となってきており、注目選手は下記の選手です。

鎧坂哲哉選手(5000M:13分12秒、10000M:27分29秒)


両種目において、日本歴代2位の記録をもっている鎧坂選手、まだ、世界陸上の代表にはなったことはありませんが、大学の時より活躍をしている選手でブレイクを期待。

坂東悠汰選手(5000M:13分32秒)


4月に法政大学から富士通に入社。

2月に日本クロスカントリー選手権で優勝したり、グランプリシリーズで自己ベストで日本人トップになったりと勢いと一気にブレイクしそうな選手。

女子中・長距離

これまでトラックで活躍をしていた選手が東京オリンピックへむけてマラソンへ挑戦をしている選手が多いので若手が中心になってくるのではないかと思います。

ですが、一番注目選手は復活した新谷仁美選手ではないかと思います。

新谷仁美選手(5000M:15分10秒)

 

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#新谷さん #とにかくメッチャ速い . 昨年現役復帰し、全国女子駅伝で6年ぶりの都大路に挑んだロンドン五輪代表の新谷仁美(東京・ナイキTOKYOTC)が9区で7人抜きの快走を見せた。今後の動向に注目が集まる。 . 2019.1.13.sun #皇后盃 #第37回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会 #全国女子駅伝 42.195km #第9区 10km #アンカー #紫明通り . 9位(区間1位) 31’06” #新谷仁美 東京 ナイキTOKYOTC 10位(区間7位) #三宅紗蘭 岡山 天満屋 11位(区間5位) #野上恵子 長崎 十八銀行 #ふるさと選手 #MGC出場選手 12位(区間39位) #今田麻里絵 福岡 岩谷産業 #ふるさと選手 13位(区間12位) #岡本春美 群馬 三井住友海上 #ふるさと選手

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2013年に一度引退を表明しましたが、2018年に5年のブランクを経て、復帰をした選手。

本来の力も戻ってきており、経験豊かなどん底をみている選手の復活に期待。




田中希美選手(5000M;15分15秒)

昨年世界ジュニアの3000Mで金メダルを獲得している若手の期待のホープ。

昨年も日本陸上選手権で2位になっており、今年一気に代表まで上り詰める可能性もあります。

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男女障害種目

この種目においては、男女ともにまずは標準記録の突破をすることが目標になってきます。

注目選手としては、短距離の障害種目においては野澤啓佑選手や長距離の障害種目においては3000SCの塩尻和也選手がいます。

かつては男子の短距離障害種目は400Hに為末大選手が銅メダルを獲得するなどした種目でもありますので、標準記録の突破して一人でも多くの選手が出場してくれることを期待したいです。

女子に関しても100Hに第1人者の木村文子選手がいますが、まだ標準記録の突破していないので突破をまずは目指してもらいたいと思います。




世界陸上2019の日程は?テレビ放送はある?

毎回注目度の高い世界陸上2019ですが、今年はとくにオリンピック開催の前年にあたるため、

まさに東京オリンピックの前哨戦として例年以上に注目が集まっています。

そんな世界陸上2019はカタールの首都であるドーハで開催されます。

日程は、2019年9月27日(金)~10月6日(日)までです。

 気になるテレビ放送ですが、TBS系列の地上波とBSでの放送が決定しています。

日本とドーハの時差は6時間で、主に夜遅い時間~朝方にかけての放送となりますが、

「史上最も熱い戦い世界陸上ドーハ」のスローガンのもと、盛り上がること間違いなしでしょう。




世界陸上2019の日本代表に既に内定している選手は?


早い段階で日本代表選手に内定している選手がいます。

それは、「競歩」の選手です。

競歩に関しては、選考競技会が行われており、下記の選手がすでに代表の内定に決まっています。

  • 男子50K競歩:野田明宏(のだあきひろ)選手   自己ベスト3時間39分47秒
  • 男子50K競歩:勝木隼人(かつきはやと)選手   自己ベスト3時間43分03秒
  • 男子20K競歩:高橋英輝(たかはしえいき)選手  自己ベスト1時間17分26秒
  • 男子20K競歩:山西利和(やまにしとしかず)選手 自己ベスト1時間17分15秒
  • 女子20K競歩:岡田久美子(おかだくみこ)選手  自己ベスト1時間29分40秒

2019年7月3日追記

日本選手権を終え、他の競技選手でも内定者が選出されました。

  • 男子マラソン:二岡康平(におかこうへい)選手    自己ベスト2時間37分09秒
  • 男子マラソン:川内優輝(かわうちゆうき)選手     自己ベスト2時間08分14秒
  • 男子マラソン:山岸宏貴(やまぎしひろき)選手     自己ベスト2時間10分14秒
  • 女子マラソン:谷本観月(たにもとみづき)選手     自己ベスト2時間25分28秒
  • 女子マラソン:池満綾乃(いけみつあやの)選手   自己ベスト2時間26分07秒
  • 女子マラソン:中野円花(なかのまどか)選手       自己ベスト2時間27分39秒
  • 男子100m:サニブラウン・アブデルハキーム選手  自己ベスト9秒97
  • 男子200m:サニブラウン・アブデルハキーム選手  自己ベスト20秒08
  • 男子110mH:高山峻野(たかやましゅんや)選手   自己ベスト13.36
  • 男子400mH:安部孝駿(あべたかとし)選手         自己ベスト48.68
  • 女子100mH:木村文子(きむらあやこ)選手         自己ベスト13.03
  • 女子10000m:鍋島莉奈(なべしまりな)選手        自己ベスト31分28秒81
  • 女子5000m:木村友香(きむらともか)選手          自己ベスト15分12秒47
  • 男子走り高跳び:戸邉直人(とべなおと)選手         自己ベスト2m35
  • 男子走り高跳び:橋岡優輝(はしおかゆうき)選手  自己ベスト2m01
  • 男子十種競技:右代啓祐(うしろけいすけ)選手    自己ベスト8308点
  • 女子やり投げ:北口(きたぐちはるか)選手          自己ベスト64.36m

 

現時点で個人種目の100m・200mに内定しているのはサニブラウン選手のみとなっていますが、

日本選手権における女子100m優勝者の御家瀬緑(みかせみどり)選手と、女子200m優勝者の兒玉芽生(こだまめい)選手は、

9月6日までに参加標準記録をクリアすることで、世界陸上2019への出場が決定となります。

さらに、男子4×100m男子4×400m・女子4×400mのリレーにおいても、候補選手が選出されました。

 男子4×100mリレー

  • サニブラウン・アブデルハキーム選手
  • 桐生祥秀(きりゅうよしひで)選手
  • 山縣亮太(やまがたりょうた)選手
  • 小池祐貴(こいけゆうき)選手
  • 多田修平(ただしゅうへい)選手
  • 坂井隆一郎(さかいりゅういちろう)選手
  • 飯塚翔太(いいづかしょうた)選手
  • 白石黄良々(しらいしきらら)選手
  • ケンブリッジ飛鳥(けんぶりっじあすか)選手
  • 川上拓也(かわかみたくや)選手
  • 橋元晃志(はしもとあきゆき)選手

男子4×400mリレー

  • ウォルシュ・ジュリアン選手
  • 佐藤拳太郎(さとうけんたろう)選手
  • 河内光起(かわうちみつき)選手
  • 北谷直輝(きたたになおき)選手
  • 若林康太(わかばやしこうた)選手
  • 小淵瑞樹(こぶちみずき)選手
  • 伊東利来也(いとうりくや)選手
  • 井本佳伸(いもとよしのぶ)選手
  • 山下潤(やましたじゅん)選手
  • 田村朋也(たむらともや)選手
  • 染谷佳大(そめやよしひろ)選手
  • 飯塚翔太(いいづかしょうた)選手

女子4×400mリレー

  • 青山聖佳(あおやませいか)選手
  • 松本奈菜子(まつもとななこ)選手
  • 岩田優奈(いわたゆうな)選手
  • 武石この実(たけいしこのみ)選手

 2019年7月3日時点では、上記の選手が候補選手として内定発表されていますが、最終選考を経て9月7日以降にリレー代表選手が決定となります。

9月10日追記

7月9日時点で以下の選手が世界陸上2019への出場が決定しています。

男子短距離

100m/200m・サニブラウン アブデルハキーム(フロリダ大)

男子跳躍

  • 走高跳・戸邉直人(JAL)
  • 走幅跳・橋岡優輝(日本大)
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女子障害

100mH・木村文子(エディオン)

女子長距離

10000m ・鍋島莉奈(日本郵政グループ)

女子投てき

やり投・北口榛花(日本大)

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まとめ

  • 世界陸上2019は、世界陸上標準記録の突破をすることと陸上選考競技会で成績を残さないといけない。
  • 代表発表は7月1日と9月15日の2段階で実施される
  • 代表注目選手は男子短距離選手が激戦であり、桐生祥秀選手をはじめ注目選手がたくさんいる
  • 今後、選考競技会を経て代表選手が決まってくるが、ベテラン選手から期待の若手まで注目選手がたくさんいる
  • 既に代表内定をしている選手は競歩の出場選手の4名となっている。