日本女子陸上界における期待の女子アスリート田中希美選手を紹介していきます。
田中希美選手は、日本女子陸上界の期待の20歳です。
高校卒業後の気なる進路は、同志社大に進学しスポーツ健康科学に入学。
実業団で競技を続け主に、中距離走(主に1500m、3000m、5000m)を得意としています。
中学生の頃から日本トップレベルのタイムを叩き出し、全国大会・U20国際大会・アジア大会でも活躍するアスリートです。
世界選手権では、女子5000メートル予選で田中希実選手が日本歴代3位の15分4秒66で1組6着となり、決勝に進みます。
田中希実の大学は同志社?
中学の頃から都道府県対抗駅伝で区間賞をとる程のポテンシャルの持ち主です。
地元兵庫県の西脇工業高校を卒業し、同志社大学スポーツ健康科学部に入学しました。
大学では、陸上部に所属せず、在学しながら地元兵庫県の尼崎市を拠点とする実業団『ND28AC(アスリートクラブ)』で活躍しています。
大学陸上部は駅伝に力を入れる傾向があり、田中希美選手はトラック種目で自由に転戦したいとの事で陸上部に所属せず、実業団で自分の能力を磨いていく判断をしたみたいですね。
同志社大入学した年の6月7日~10日 第18回アジアジュニア陸上選手権大会で3000mで優勝、7月10日~15日かけて行われた、タンペレ(フィンランド)で行われた第17回世界U20陸上選手権大会でも3000mで優勝と実業団に所属しメキメキと力を付けてきています。
田中希実の大学卒業後の進路は?
田中希美選手は、同志社大学1年でスポーツ健康科学部に入学していますが、実業団にも所属しています。
卒業は3年後とまだ先ですが、卒業後も現在所属している『ND28AC(アスリートクラブ)』でトラック競技を中心として出場するのではと予想しています。
高校時代から『陸上界に影響を与えられる人になりたい』と目標を語っています。
東京オリンピックや世界陸上に出場する事になると一気に知名度や注目度も増していきそうですね。
田中希実の出身小中高校は?
兵庫県出身の田中希美選手の出身小・中・高校を紹介していきます。
インターハイ陸上2017 結果_女子1500m、3000m_田中希美が3000で8分台ランナーに名乗り! を投稿しました。 #エキサイトブログhttps://t.co/dFyj1OAfO5 pic.twitter.com/EhfH5dqilD
— zoom (@zoomsstb) 2017年8月3日
小学校情報は残念ながら分かりませんでしたが、中学は小野市立小野南中、高校は西脇工業高校を卒業しています。西脇工業高校は、駅伝の強豪高です。
元々の選手としての能力も高かった事が予想できますが、高校時代にレベルの高い選手と一緒に練習する事で、良い環境で刺激を貰いながら高校生活を過ごしたみたいですね。
高校卒業後に、同級生の後藤夢選手と一緒に『ND28AC(アスリートクラブ)』へ所属しています。
田中希実の身長体重は?
田中希美選手の身長は153㎝、体重は非公表です。
アスリートとしては、小柄な方です。マラソンは孤独との戦いなので、いかに自分自身に勝つことができるかが大事になってきそうです。
小柄な体格でも成績を残せるのは、強靭な体や効率の良いフォームなど、心・技・体の全てがそろっている事が要因と言えそうです。
田中希美選手がこれからも好成績を残していく事で、小柄の体格でも世界レベルの選手と戦える証明になり、他の競技、種目、スポーツにおいて選手に勇気や夢を与えてくれそうです。
田中希実の実績は?
【2014年】
- 都道府県対抗女子駅伝 8区 区間賞 兵庫県6位
【2015年】
- 都道府県対抗女子駅伝 8区 区間賞 兵庫県3位
- 第70回国民体育大会 少年B1500m 優勝
【2016年】
- 第100回日本陸上選手権 1500m 2位
- 第71回国民体育大会 少年A3000m 2位
- 全国高校駅伝 1区(区間4位) 西脇工2位
【2017年】
- 第101回日本陸上選手権 1500m 6位
- アジア陸上選手権 1500m 4位
- 全国高校陸上 1500m 2位
- 全国高校陸上 3000m 2位
- 第72回国民体育大会 少年A3000m 優勝
- 全国高校駅伝 1区(区間3位) 西脇工6位
【2018年】
- 都道府県女子対抗駅伝 1区(区間5位) 兵庫県優勝
- アジアクロスカントリー選手権 ジュニア6㎞ 4位
- アジアジュニア選手権 3000m 金メダル(大会記録)
- 第102回日本陸上選手権 5000m 2位
- U20世界ジュニア選手権 3000m 金メダル
- IAAFコンチネンタルカップ 3000m 6位
- 第73回国民体育大会 成年女子5000m 優勝
【2019年】
- 日本選手権クロスカントリー シニア女子8㎞ 優勝(2月23日)
福岡クロカン
女子シニア8km優勝
田中 希美(ND20AC)
26:43ラストの切れ味はさすがです😄
トラックシーズンが待ち遠しい‼️ pic.twitter.com/yP0LO9x0JG— 皇帝 (@UN07VX3WvSL9u7i) 2019年2月25日
今月行われた世界クロスカントリー選手権の代表選考を兼ねて行われた日本選手権クロスカントリーで26分43秒で見事優勝をはたしています。
クロスカントリーとは、野山をかける陸上競技の一種で、特に草原地など整地されていないコースでの中距離走の事をさします。
トラック競技だけではなく、クロスカントリーでも頭角を現してきており、選手としての幅が広がってきました。
【個人記録】
- 5000m 15分15秒08(U20日本歴代2位)ちなみに1位は福士加代子選手の15分10秒23秒なので歴代1位までわずか5秒の差でした。
- 3000m 8分54秒01
- 1500m 4分13秒68
2019年10月、世界選手権で女子5000メートル予選で田中希実選手が日本歴代3位の15分4秒66で1組6着となり、決勝に進みます。
【世界陸上ドーハ】女子5000m予選1組
日本の二十歳・田中希実が我慢のレースで自己記録をマークし決勝進出!決勝では小さな身体でアフリカ勢に立ち向かう!#TBS #世界陸上 #ドーハ #5000m #田中希実 pic.twitter.com/GcnYYzWH9f— 今夜10時 世界陸上ドーハ TBSテレビ陸上 (@athleteboo) October 2, 2019
田中希実の両親も陸上選手?
田中希美選手のご両親もマラソン選手だった様ですね。
お父さん田中健智(かつとし)さんは、1993年の福岡国際マラソンで2時間23分02秒のタイムを持つトップランナーでした。
現在は、会社を立ち上げ、マラソン大会で選手のタイムを計測するチップの開発をしたり、マラソンイベントの企画・運営を中心としているそうです。
自分の好きな事が仕事になる、まさに天職ですね。
お母さんの田中千洋さんも1997年と2003年の北海道マラソンで2度優勝しているトップランナーです。
遺伝で、心肺機能や筋繊維の割合、ランナーとしての素質も受け継がれるのかは不明ですが、環境面では、競技に対する理解やサポートは十分すぎる程の家庭環境です。
幼少期からご両親からの指導を受けていると考えると、田中希美選手の陸上選手としての能力には納得しますね。
ご両親の活躍又は選手としての経験が、田中希美選手に多大な影響があった事は間違いなさそうです。
田中希実 プロフィール
名前:田中 希美 (たなか のぞみ)
生年月日:1999年9月4日
年齢:19歳
血液型:
出身地:兵庫県
身長:153㎝
体重:非公表
学歴:小野市立小野中学校ー西脇工業高校 情報繊維科
所属:ND28AC(アスリートクラブ)
まとめ
- 田中希美選手は同志社大学在学しており、実業団ND28AC(アスリートクラブ)に所属しています。
- 兵庫県出身の女子アスリートです。
- 中学生の頃から実業団選手と同等のタイムを記録した事もあり、中距離を専門に様々な大会で好成績を収めています。
- ご両親も陸上競技のトップアスリートです。ご両親の陸上選手としての経験やサポートが田中希美選手に大きな影響があったと思われます。
今後も目が離せないアスリートですね。
陸上選手としての能力を伸ばしていき、東京オリンピックや世界選手権・世界陸上などで活躍する姿が早く見たいです。