プロ野球といえば注目が集まるのがドラフト会議です。
現在のドラフトでは普通のドラフトの後に育成ドラフトがあります。
そこで広島に指名されたのが大盛穂選手です。
育成ドラフト1位として広島にドラフトされた大盛穂選手ですが、出身大学や出身高校はどこなのでしょうか。
そして大盛穂選手の名前の読み方や身長などのプロフィールも合わせて見ていきたいと思います。
今後の成長株となり得る大盛穂選手に注目して見ていきます。
大盛穂 のプロフィール
名前:大盛穂(おおもり・みのる)
生年月日:1996年8月31日
出身地:大阪府大阪市
身長:179cm
体重:70kg
投球・打席:右投げ左打ち
プロ入り:2018年 育成ドラフト1位
年俸:300万円
大盛穂の出身中学・高校は
大盛穂選手は大阪府大阪市出身で、小学校1年生の時から野球をはじめました。
その後中学校に進学すると守口シニアでプレーをするようになりました。
中学の頃から硬式で野球をしていたようです。
その後、中学を卒業すると、親元を離れ静岡県の飛龍高校に進学しました。
進学した飛龍高校では高い実力をみせ、1年の秋からレギュラーとして試合に出場するようになりました。
レギュラーとして出場するようになった1年の秋大会では静岡県大会で3位に輝き、東海大会に出場し、飛龍高校として18年ぶりの初戦突破という成績を残すのに貢献しました。
その後もレギュラーとして活躍を続け、3年春の大会では4打数4安打の活躍をするなど成績もしっかりと残していました。
ですが、高校生活最後の大会となる夏大会では思ったような成績を残すことができず、チームも3回戦で敗退してしまい、甲子園出場は叶いませんでした。
甲子園に出場することはできなかったようですが、高校での野球生活は充実したものを送ることができていたのだと思います。
大盛穂の出身大学は?
大盛穂選手は飛龍高校を卒業後は、同じ静岡県の静岡産業大学に進学しました。
静岡産業大学に進学をした後も野球を続け、しっかりと実力を伸ばし続けました。
そして、4年生の春大会には1番センターとして打率.392、6盗塁と好成績を記録し、その大会の首位打者とベストナインに選ばれました。
そして2018年のドラフトで広島に育成ドラフト1位で選ばれ、静岡産業大学初のプロ野球選手となりました。
育成1位の大盛と合意
広島が育成ドラフト1位で指名した静岡産大の大盛穂外野手(22)=179センチ、70キロ、右投げ左打ち=の入団が19日決まった。支度金300万円、年俸300万円で合意した。(金額は推定)
「改めて入団する自覚と実感が出てきた。守備の良さをアピールして、支配下登録を目指したい」 pic.twitter.com/SByeTAuNZf— のぶた@カープにしやがれ~ ♪ (@okamoto_nobuta) 2018年11月19日
大盛穂の名前の読み方は?
大盛穂選手の名前を見た時に、一度で名前をちゃんと読める人は中々いないと思います。
大森穂選手の名前は、おおもり・みのる、と読みます。
まだ育成選手ということで、まだ売り出し途中の選手です。
なので、この機会にしっかりと名前を覚えておくようにしましょう。
大盛穂はどんな選手?
大盛穂選手は、育成ドラフトで広島にドラフトされた選手ですが、大盛穂選手は能力はかなり高い選手です。
大盛穂選手の売りは肩力と走力です。
肩力を測る指標となる遠投では120mを記録しています。
大卒ルーキーで120mを投げられるというのは中々の記録だと思います。
そしてもう一つの売りの走力ですが、50m走を6,0秒という高い記録を残しています。
俊足で強肩の外野手となると今後の活躍が期待できる能力を持ち合わせています。
今後を期待できる理由として、ドラフト指名された選手で行われる新人体力測定では広島にドラフトされた8選手の中でトップの数値を残しました。
さらに種目別でも太もものパワー、ジャンプ力、反応スピード、持久力でトップの数値を残しました。
育成ドラフトながら、8選手中トップの成績を残しているということで、もしかしたら広島はいいドラフトをしたのかもしれません。
大盛穂へのドラフト評価は?
【真っ赤な若葉 カープ新人紹介】<8>育成ドラフト1位、静岡産大 大盛穂外野手(22)
▽脚力と強肩が持ち味
「支配下登録を目指して頑張るだけ」
おおもり・みのる 1996年8月31日生まれ。大阪市都島区出身。179センチ、70キロ。右投げ左打ち。背番号124 pic.twitter.com/wEZhq7j8si— のぶた@カープにしやがれ~ ♪ (@okamoto_nobuta) 2019年1月22日
大盛穂選手は元々あまりスカウトからは注目されていたわけではなく、あまり注目されていた選手ではありませんでした。
なので、ほとんどのチームのスカウトは大盛穂選手をスカウティングのリストには入れていなかったようです。
そんな中で唯一視察に訪れていたのが広島でした。
広島は2度訪れており、1度目の視察では「脚力・肩の強さが目立つ選手。バットコントロールも良く、将来のレギュラー候補」という高評価を与えていました。
2度目の視察でも「3拍子揃っている選手。なぜ他球団が調査しなかったのか不思議なくらい。丸や野間みたいになってほしい」とコメントしており、元々広島は大盛穂選手を高く評価していたようです。
広島のスカウトがコメントしたように、大盛穂選手をスカウトしなかった他のチームが後悔するくらいの選手に成長してもらいたいと思います。
大盛穂は社会人野球のテストに不合格していた!?
2018年のドラフトで見事に指名された大盛穂選手ですが、実は大学3年生の時から社会人野球のセレクションに参加していました。
何度もセレクションや練習会に参加していましたが、社会人チームから声がかかることはなかったようです。
その時の状況を振り返り、大盛穂選手本人は「絶望のどん底でした。独立リーグで2年やって、ダメなら野球をやめなければならないと思った」と語っており、どれだけ当時辛い思いをしていたかがわかります。
ですが、そんな中周囲からの勧めもあり、プロ志望届を提出した結果、広島から指名を受けることができ、見事プロ野球選手になることができました。
今までにプロ野球を戦力外になってから社会人野球に行ったり、社会人野球からプロ野球入りする選手はいましたが、このような社会人野球に合格せず、プロ野球にドラフトされた選手は今までに1人もおらず、初めてのケースとなるようです。
大盛穂の現在は?
大盛穂選手は現在2軍で支配下登録を目指しアピールを続けています。
現在育成選手ということで3桁の背番号でプレーを続けているので、まずは2桁の背番号になるように努力をしているようです。
そんな努力が実ったのか、5月から2軍で2番・センターに定着し始め、しっかりと成績を残しています。
ですが、このような成績を残すまではプロの投球に圧倒されていたようで1軍経験のある選手のボールは前に飛ばすことができず、空振りやファウルを繰り返していましたが、最近になり慣れてきたようでボール球を見極め、割り切りができるようになったようです。
その成長もあり、レギュラーに定着し始めた5月には7試合連続安打を記録するなど、プロのボールにも慣れてきたようです。
ここまで出場した44試合で打率は.266とまあまあな成績を残しています。
大盛穂選手本人はこの成績に満足していないようで、
「打撃は打率3割を打ちたい。守備でミスしなければいい方向に行くと思う。7月までに支配下登録されるように頑張りたいです。」
と話しています。
まとめ
- 大盛穂選手は小学校1年生の頃から野球を始める
- 大盛穂選手は高校から親元を離れ静岡の飛龍高校に進学した
- 大盛穂選手は静岡産業大学に進学する
- 大盛穂選手の名前の読み方は、おおもりみのる
- 大盛穂選手は肩力と走力が売りの選手
- 大盛穂選手は新人体力測定でトップの数値を残した、さらに4部門でトップの数値を残した
- 大盛穂選手を視察していたのは広島のみ
- 広島は元から大盛穂選手を高く評価していた
- 大盛穂選手は社会人野球に不合格していた
- 社会人野球に不合格し、プロ野球にドラフトされたのは史上初
- 大盛穂選手は7月までに支配下登録を目指している