Official髭男dismのボーカル藤原聡さんの歌唱力が高いと評判ですよね。
藤原聡さんの歌唱力の高さの理由はピアノ歴の長さにあるといわれています。
藤原聡さんの歌声に似てると言われているのはワンオクのTAKAさんです。
藤原聡さんのピアノ歴や経歴などを見ていくと、バンドがブレイクした理由がわかりますよね。
紅白出場も決めたOfficial髭男dismのボーカル藤原聡さんをチェックしておきましょう。
藤原聡の歌唱力はピアノ歴が関係している?
2019年紅白歌合戦の出場も決まった「Official髭男dism」。
そのボーカルを担当する藤原聡さんの歌唱力が高すぎると評判です。
実際にライブ観覧に行った人からは、
「ボーカルの藤原聡が死ぬほど歌上手い」
とびっくりされるほどです。
声量があって、他のどの楽器よりもホールに藤原聡さんの歌声が響き渡っていたといいます。
「音を外すという概念がないのでは」と感じさせる歌唱力の高さだといいます。
加えて、曲の最中の踊りが上手であると評判でもあります。
やはりリズム感がよいと、ダンスも自然と上手になるのでしょうか。
また、藤原聡の歌唱力の高さはCD音源でも十分に確認することはできますが、やはりライブで聴くと、その実力の高さがさらによくわかるといいます。
CD音源では、音が加工されて洗練されているはずですが、その音源よりも生声の方がよいというのですから、本当に歌がうまいということなのではないかと思います。
では、この歌唱力の高さはどこで育まれたものなのでしょうか。
藤原聡さんは小さいころから音楽に親しまれていて、中でもピアノに取り組んでこられたことが、歌唱力の高さの素地になっているのではないかと言われています。
藤原聡のピアノ歴は?
藤原聡さんは、ご両親の影響もあって、小さい時からクラシックの曲をよく聴いておられたそうです。
また、同じく小さい時からピアノを習っておられます。
ピアノを小さいころからやっている人は、絶対音感を持つ人も多いといいます。
加えて、小学5年生になるとドラムを習い始めておられます。
ピアノとドラムを小さいころからやっていたことが、藤原聡さんの歌唱力の高さとリズム感の良さを育んだといえるのではないかと思います。
また、中学生になると吹奏楽部に所属。
担当はパーカッションだったとのことです。
藤原聡はバンドをいつから始めた?
藤原聡さんの地元は鳥取県です。
高校は、地元鳥取の米子東高校に進学されています。
2007年に高校に入学されていますが、この米子東高校は県内有数の進学校。
学業もたいへんだったと思われますが、藤原聡さんは高校でバンドを組んでおられます。
そのときの担当は、ドラムでした。
当時は「BUMP OF CHICKEN」や「RADWIMPS」などのコピーをされたりもしていたそうですが、次第にオリジナルの曲も作るようになっていったといいます。
藤原聡さんもこのころから作曲をはじめるようになっていったといいますので、このあたりが「Official髭男dism」の源流になったのではないかと思われます。
高校卒業後は、島根大学に進学され、そこで「Official髭男dism」を結成されることになります。
2012年6月7日のことでした。
ここで、藤原聡さんはドラムではなくボーカルを担当されることになります。
まわりからは、
「ドラムができるのであれば、そのままドラムを続けた方がいいのでは」
「今からボーカルをやるのは、時間的にロスが出るのでは」
「ボーカルというキャラではないのでは」
といろいろ言われたそうです。
ただ、「いろいろと迷うより、一度決めたことはやってみよう」ということで、ボーカル活動を始められたそうです。
このときの決断がなければ、ひょっとすると今の「Official髭男dism」はなかったかもしれませんね。
このときの悩みや決断がもとになってできたのが、『異端なスター』だったそうです。
このエピソードを知って、このうたの歌詞を見てみると、
『自分らしさに無関心になっていたけど、
何か変えたいならどうか挑戦して』
『調子にのって出しゃばって火をつけ回る異端なスター
そんな汚名着せられてもいいから
どうか 叫んで 歌って
何か変えたいなら どうか 歌って』
という部分が、今までとは違って見えてきますね。
かつての自分や、これから新しいことに挑戦しようとしている人へのメッセージのように見えます。
藤原聡の似てる音域はワンオクTaka
歌唱力の高さには定評のある藤原聡さんですが、その歌声がワンオクロックのTakaさんの歌声と似ているといわれています。
実際にお二人の歌声、トークのときの声を聴き比べてみると、確かに声の系統は近いように思います。
お二人とも高めの声ですが、話されているときの声はTakaさんの方がさらにクリアで若い感じがします。
男の子のかわいい声というイメージですね。
一方、藤原聡さんの話し声は、年齢相応のかすれた感じがしています。
ただ、歌声の方はというと、Takaさんの方は力強く、のどから声を出しているという印象で、藤原聡さんの方は透明感のある軽やかな印象を与える感じがします。
歌声でいうと、Takaさんは「力強く引っ張っていくオラオラ系」、藤原聡さんは「包容力のある優しい系」という感じかと思います。
また、藤原聡さんの話し声や話し方については、俳優の濱田岳さんと似ているのではという意見もあります。
「ラジオを聞いていて、ずっと濱田岳さんだと思っていたら、藤原聡さんだった」と言っている方もいて、たしかに話し方の雰囲気はそっくりだと思います。
お二人とも優しい人がらがそのまま話し声や話し方に表れているように思います。
藤原聡の音楽の経歴
実は藤原聡さんは、大学卒業後、島根銀行に就職されています。
約2年間営業マンとして働いておられたそうです。
ただ、実際には銀行の内定が出て3か月後くらいには、音楽業界の人から声がかかっていたそうで、「内定が出る前に声がかかっていれば」と思われたとのこと。
当時は、ウィークデーは銀行で勤務、金曜日の仕事が終わったら夜行バスで東京へ行ってライブ、日曜日の夜に夜行バスで島根に戻って月曜日からまた銀行で勤務という相当ハードな毎日を送っておられたといいます。
結果、胃腸炎になってしまわれたというほどの生活だったようですが、このサラリーマンとしての経験が、その後の作詞にも生かされていくことになります。
『コーヒーとシロップ』という曲にその経験が色濃く表れています。
今後の活動においても、このときの経験は、多くの人の共感を得るような作詞のもとになるのではないかと思います。
2016年に銀行を辞め、上京することを決意されます。
当時の銀行の同僚や上司からも励まされての上京だったといいます。
髭男はなぜブレイクした?
Official髭男dismのメジャーデビューは2018年のことです。
フジテレビのドラマ『コンフィデンスマンJP』の主題歌として使われることになる『ノーダウト』でのデビューになります。
ドラマのイメージとぴったりの曲でしたが、この曲ができるまでには、ドラマ側と何度もやりとりをしたということで、ドラマ側から何度もNGが出たといいます。
プロとして楽曲を提供するという大変さを思い知ることになる貴重な経験になったようです。
また、ドラマの劇場版の主題歌として『Pretender』も作成され、いずれもOfficial髭男dismの代表作となりました。
ブレイクした理由は、やはり彼らの音楽性の高さ、共感性の高い歌詞などが挙げられると思います。
その背景には藤原聡さんのこれまでの経験があるのではないかと思います。
2019年の紅白歌合戦にも出場が決まり、今後、「国民的バンド」となっていくのは間違いないのではと思います。
まとめ
- Official髭男dismのボーカル藤原聡の歌唱力の高さは、小さい時から習っていたピアノに秘密がある
- Official髭男dismのボーカル藤原聡は、小学5年生のころからはドラムも習っていた
- Official髭男dismのボーカル藤原聡は、中学生のころは吹奏楽部でパーカッション担当。
- Official髭男dismのボーカル藤原聡は、高校生でバンドを結成。作曲などをはじめる
- Official髭男dismのボーカル藤原聡は、大学卒業後は銀行に就職。2年後、上京し本格的に音楽活動をスタート。
- 2019年の紅白にも出場が決定し、「国民的バンド」の道へと加速中