鈴木愛選手が国内女子賞金ランキング1位に導いたクラブセッティング。
これは鈴木選手の強みの秘訣とも言えます。
今回はそんなクラブセッティングの中身から鈴木選手愛用のキャディバックのタイプやブランドについて徹底解説していきます。
鈴木愛のクラブセッティング
鈴木愛選手が使用するドライバーは、PINGのG410プラスドライバー(15.0度)です。
PINGのGシリーズはぶれずに飛ばすことができ、PINGが独自開発したフォージドフェースによって最高初速を生み出すことが可能です。
また、空気抵抗を従来よりも低く抑えたため、スイングもスムーズに振ることができます。
さらに、弾道を調整する機能も搭載しているので曲がらず、飛ばすことができます。
安定した飛距離と正確性を兼ねそろえた鈴木愛選手だからこそ使いこなせる一本と言えるでしょう。
鈴木愛選手は、シャフトにはアルタJCBレッドのSフレックスをアイアンはPINGのi210(6番~W)を使用しています。
このアイアンは従来よりも30%大きくなり、インパクトの時のボールとの接触面積が25%、さらに従来の50%軟らかくなったことによってインパクト時の振動を抑えることができるようになりました。
また、フェースのたわみも大きくなったため、距離性能も上がりました。
鈴木愛選手が使用しているウェッジは、PINGのグライド2.0ウェッジSS(50度54度58度)です。
このウェッジはソール部分が疎水性の高いパールクロム仕上げという仕上げになっているため、濡れた状況下においてもソールが滑るようになっています。
パターもおなじくPING製のもので、ヴォルトアンサー2パターで、ボールはPROのV1Xボールです。
鈴木愛のキャディバッグはどこのブランド?
キャディバックには様々なメーカーがあり、バックのタイプもいくつかありますが、鈴木選手のキャディバックはPINGのツアーモデルです。
PINGのキャディバックは白と黒のシンプルなデザインが特徴的で、ロゴも大きく、他のメーカーと比べても際立っています。
また、PINGのキャディバックのタイプは3種類発売されており、「スタンドタイプ」、「カートタイプ」、「ツアーモデル」があります。
プレー中でも感情を表に出すことで話題の鈴木選手ですが、人前でも包み隠さずはっきりと表現するところが、白黒はっきりとわかりやすいPINGのキャディバックに出ているような気もします。
鈴木愛のドライバー飛距離は?
2019年度、国内女子の平均飛距離(ツアー選手権リコーカップ戦、終了時点)は239.3ヤードで、鈴木選手は242.69ヤードと平均より少し高い結果となっています。
しかし、身長が155㎝と小柄ながらも平均以上の結果を出しているところに努力が伝わってきます。
また、2018年度と2019年度の鈴木選手のランクを比べると32位から25位まで上がったため、今後の活躍も期待できそうです。
鈴木愛の2019年現在の成績は?
鈴木選手は28試合のツアーをまわり、そのうち、7戦試合で1位を獲得しています。
その他、8戦試合で10位以内に入っています。
国内女子の賞金ランキングは160,189,665円で堂々の1位です。
平均パット数は1.756で1位、パーオン率は70.508%で26位、パーキープ率は88.752%で3位となっており、この数字からも鈴木選手のレベルの高さがうかがえます。
彼女が7戦も優勝できたことは納得せざるを得ません。
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ | |
大王製紙エリエールレディスオープン | 2位 |
伊藤園レディスゴルフトーナメント | 1位 |
TOTOジャパンクラシック(国内女子、米国内女子) | 1位 |
樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント | 1位 |
NOBUTA GROUP マスターズGCレディース | 予選落ち |
デサントレディース東海クラシック | 9位タイ |
日本女子プロゴルフ選手権大会コ二カミノルタ | 44位タイ |
ニトリレディスゴルフトーナメント | 1位 |
CAT Ladies | 17位 |
北海道meijiカップ | 10位タイ |
全英AIG女子オープン | 予選落ち |
エビアン・チャンピオンシップ | 55位タイ |
ニッポンハムレディスクラシック | 41位タイ |
アース・モンダミンカップ | 26位タイ |
ニチレイレディス | 1位 |
宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント | 1位 |
全米女子オープン | 22位タイ |
ほけんの窓口レディース | 14位タイ |
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ | 棄権 |
パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント | 10位タイ |
フジサンケイレディスクラシック | 2位タイ |
スタジオアリス女子オープン | 4位タイ |
ヤマハレディースオープン葛城 | 14位タイ |
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI | 24位タイ |
Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント | 9位タイ |
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント | 1位 |
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント | 予選落ち |
計28試合 |
鈴木愛の今までの戦績は?
2010年、鈴木選手が16歳の時に初の国内ツアー「日本女子オープンゴルフ選手競技」に出場しました。
この時の順位は67位の成績となりました。
2013年、日本女子プロゴルフ協会が開催するプロテストに合格後、ステップ・アップ・ツアー「中国新聞レディースオープン」でプロ初優勝を成し遂げました。
2014年、鈴木選手は「日本女子プロゴルフ選手権大会・コミカミノルタ杯」に出場し、ここで申ジエや成田美寿々ら強豪を相手に見事、優勝を飾りました。
鈴木選手が尊敬する宮里藍選手の大会史上最年少優勝記録を上回る20歳128日での快挙を達成しました。
鈴木選手が脚光を浴び始めたのはこの年からです。
2016年、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」と「日本女子プロ選手権コミカミノルタ杯」の2戦で1年ぶりの優勝をしました。
日本女子プロ選手権では海外勢のメジャー連勝記録を7でストップさせ、活躍の場を広げて行きます。
2017年、「アース・モンダミンカップ」、「ほけんの窓口レディース」の2戦で優勝しました。
この年、賞金ランキング1位の鈴木選手は通算5アンダーでラウンドを終え、初の賞金女王に輝きました。
日本の賞金女王では2013年の森田理香子選手依頼となります。
2018年、「ニチレイレディス」、「ほけんの窓口レディース」、「スタジオアリス女子オープン」、「Tポイントレディス」の4戦で優勝しています。
まとめ
「鈴木愛のクラブセッティング」
- ドライバー:PINGのG410プラスドライバー(15.0度)
- アイアン:PINGのi210(6番~W)
- ウェッジ:PINGのグライド2.0ウェッジSS(50度54度58度)
- パター:PING製のもので、ヴォルトアンサー2パター
- ボール:【PRO】のV1Xボール
「鈴木愛のキャディバッグはどこのブランド?」
- PINGのツアーモデル
「鈴木愛の2019年現在の成績は?」
- 28試合中、7戦試合で1位を獲得
- その他、8戦試合で10位以内入賞
- 国内女子の賞金ランキングは160,189,665円で1位
「鈴木愛の今までの戦績は?」
- 2010年、16歳の時に初の国内ツアーに参戦
- 2013年、プロテストに合格後、「中国新聞レディースオープン」でプロ初優勝
- 2014年、「日本女子プロゴルフ選手権大会・コミカミノルタ杯」で優勝。宮里藍選手の大会史上最年少優勝記録を上回る20歳128日での快挙達成。
- 2016年、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」と「日本女子プロ選手権コミカミノルタ杯」で優勝。日本女子プロ選手権では海外勢のメジャー連勝記録を7でストップさせる。
- 2017年、「アース・モンダミンカップ」、「ほけんの窓口レディース」で優勝。同年、初の賞金女王に輝く。
- 2018年、「ニチレイレディス」、「ほけんの窓口レディース」、「スタジオアリス女子オープン」、「Tポイントレディス」で優勝。