2019年、2年ぶりの賞金女王に返り咲いた鈴木愛選手。

賞金女王が確定したときの、安堵したような優しい笑顔が印象に残りました。

しかし、彼女の成績とは裏腹に、「態度悪すぎ」「マナー違反」と言われることも多い鈴木愛選手。

2020年東京オリンピックの出場枠をかけ、渋野日向子選手との熾烈な争いを続けていることもあり注目されていますよね。

一体どんなマナー違反をして、態度が悪すぎると言われてしまうのか?鈴木愛選手がキャディに対して責任を押し付けた発言をしたのか気になるところです。





鈴木愛は態度悪すぎ?

鈴木愛選手は、ショットが思うように行かなかったり惜しいパットを外したりしたとき、とても悔しい表情を見せるのが印象的です。

時には、あまりの悔しさからグリーンやフェアウェイをクラブで叩いてしまうこともあります。

この表情やしぐさから、「態度悪すぎる」「不機嫌そう」と言われてしまうことも少なくないようです。

しかし、実は鈴木愛選手に限らず、このように態度を表に出すトッププレーヤーは多くいます

例えば、タイガー・ウッズ選手が実践していたという「10秒ルール」というものをご存じでしょうか。

これは、何かミスをして怒りが込み上げてきたとき、10秒間はひたすら怒っていい、その代わり、10秒でパッと忘れて切り替えるというもの。

世界一のスーパースターでさえ(であるがゆえ?)、怒りは込み上げてくるものですし、それを抑えたりはしません。

それでいて、世界中で彼に熱狂するファンが多くいます。

鈴木愛選手の場合も、一時的に悔しい表情を見せたりやクラブで叩いたりしてしまうのは、次のホールで高いパフォーマンスを出すために必要な行動なのです。

しかも、その結果は「バウンスバック率」として顕著に現れています。

渋野日向子選手の率が高いことで頻繁に耳にするようになったこの指標ですが、実は渋野選手が出てくる前の2018年のLPGAツアーでバウンスバック率1位だったのは鈴木愛選手だったのです。

ファンには「態度悪すぎ?」と思われてしまうかもしれませんが、それによって次のホールまでにはしっかりと切り替ることができているのですね。

バウンスバック率とは、ボギーかそれより悪いスコアとしたホールの直後のホールで、バーディーかそれより良いスコアを獲得する率のことです。

鈴木愛がマナー違反と言われるのはなぜ?

このように、鈴木愛選手としては自身の切り替えのために行っている態度や不機嫌さですが、一部のファンからは「マナー違反」としてとらえられてしまっているようです。

確かに、普段仲間内でゴルフを楽しんでいる人同士であれば、そのような態度をとることはマナー違反だと言われかねませんね。

また、試合中の観客のマナー違反を指摘したこともあるようです。

「電話切ってもらっていいですか?」(TOTOジャパンクラシックのラウンド中)

「応援していただけるのはうれしいですが、あまりマナーが良くなかったですね。写真を撮る人がいたり、プレーに入ったときに動かれたり…」(伊藤園レディスのホールアウト後のコメント)

これは鈴木愛選手が悪いわけではありませが鈴木愛選手とマナー違反というキーワードが関連付けられてしまった理由の一つとしてあげられるかもしれません。




鈴木愛がマナー違反はどんなこと?

では、鈴木愛選手本人が実際にマナー違反をしたことはあるのでしょうか。

そもそも、ゴルフにおけるマナー違反とは、

  • グリーン上で同伴者のラインを踏む、ライン上に立つ
  • 同伴者が打つときに近くにいる、動く、話をする
  • 自分がグリーン上に作ったボールマークを直さない

などがあり、さらにプロの世界には

  • プロアマ戦でアマチュアゲストへのもてなしをせず、自分のプレーを優先する
  • 最終ホールの最終パットを優勝者に譲らず、自分が最後にホールアウトする。

といった特殊なマナー違反も存在します。

しかし、いずれも、鈴木愛選手がそれらに違反したというような事実はありませんでした。

やはり、「態度悪すぎ」なだけかもしれませんね。

鈴木愛がキャディの森本さんに責任転嫁したの?

そんな鈴木愛選手ですが、「キャディへの責任転嫁?」ともとれる発言が注目されています。

賞金女王がかかったツアー最終戦LPGAツアーチャンピオンシップでのこと。

右からの風だったのに、左からって言われ、左に打ち出したら流された。私のミスじゃないだけに腹が立ったし、その分取り戻せよって感じです

キャディの風の読み違いを、「私のミスではない」というのはいかがなものでしょうか。

鈴木愛選手は「自分は風を読めない」と断言しているようですが、そうであれば、風のジャッジが正しくても誤っていてもキャディさんの判断をリスペクトすべきではないかと思います。

ゴルフは、自分の技術だけでなく環境(コース、風、ギャラリー等)にも大きく影響を受けるスポーツです。

それらをすべて受け入れ自分のこととしてプレーに集中できる選手になれば、より一層の活躍が期待できるかもしれませんね。

鈴木愛のふてくされ顔とは?


態度悪すぎにも関連しますが、鈴木愛選手が見せるふてくされ顔にも注目が集まっています。

先述の通り、これもミスを次に引きずらないようにするための伏線であると捉えることができますが、一方で鈴木愛選手は、このようにも言っています。

その(不機嫌な)シーンだけを偶然見てしまった人はどう思うかを考えたんです。不機嫌そうにプレーしているだけのゴルファーとは思われたくないし、ファンの方を嫌な気分にさせてしまっては申し訳ないですからね

やはり、ファンあってのプロの世界ですから、ファンにどう映るかということもしっかり考えていることは素晴らしいですね。




鈴木愛はゴルフの練習が嫌いだった?

 

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国内開催の米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」にてPING契約 鈴木愛選手が優勝🏆 i210アイアンでバーディチャンスを作り、先週と同じG Le2 ECHO(エコー)パターを使って、最終日5バーディ、ノーボギーの67のラウンド。先週に続き、2週連続の優勝を飾りました👍 鈴木愛選手、おめでとうございます㊗️ #鈴木愛 #G410LSTドライバー #3つのヘッドでさらに飛びをプラス #GLe2ECHO #ping #ピンゴルフ #G410 #ゴルフ #golf #G410ドライバー #ゴルフ男子 #ゴルフ女子 #ping試打会 #clubping #golfstagram #ピンクヘアー

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プロ入り当初の鈴木愛選手が練習嫌いであったという話はとても有名です。

それを見かねた契約先のメーカーから「せっかくの才能が台無しだ」と言われてしまったほどだったそう。

しかし、2度の賞金女王に輝いた彼女が今もそうなのかというとそうではなく、「最後にクラブハウスを出る選手になる」ことを2018年のテーマにあげるほど、日没まで練習する姿が多くみられるようになりました

現在の鈴木愛選手があまりに練習の虫として有名なので、練習が嫌い「だった」という過去のほうも有名になってしまったのかもしれませんね。

そのような練習に対する姿勢は後輩にも影響を与えています

2019年開幕戦ダイキンオーキッドレディスの練習日には、(いつものように)最後までパターグリーンに残っていた鈴木愛選手とともに、注目ルーキー・原英莉花の姿もありました。

原選手も「入るまで帰らない。そうすることで入りグセをつけたい。」と、鈴木愛選手とともにその日の前夜祭ぎりぎりまで練習を続けていたそうです。

また、コースに足を運んだファンにとっても、ホールアウト後にプロの練習風景を長く見ていられることは嬉しいことではないでしょうか。

たくさんの練習を重ねることで、自身の明日の結果につながるだけでなく、他の選手のモチベーションやファンサービスにもつながっていることを考えるとまさに一石三鳥ですね。

体のケアもしっかり行って、ぜひ今後もひたむきに練習する姿を見せてもらいたいと思います。

まとめ

・鈴木愛選手はショットがうまくいかないときに態度に表すことが多いといわれる
・鈴木愛選手のマナー違反と言われる行為は、さまざま
・鈴木愛選手の伊藤園レディスのホールアウト後のコメントは少し冷たい
・鈴木愛選手がマナー違反として指摘された事実はない
・LPGAツアーチャンピオンシップでキャディの森本さんへ責任転嫁とも言われるコメント