今回取り上げるのは仙台育英の入江大樹選手です。
入江大樹選手は大阪府堺市出身で、小学生時代は高石高南で軟式野球を始め、中学校では堺中央ボーイズで硬式野球をプレーしました。
身長185cm体重83kgという恵まれた体格を持つ入江第選手は宮城県を代表する強豪校である仙台育英で1年秋からレギュラーを座を掴み、2年夏には甲子園に出場します。
この記事では、そんな入江大樹選手の様々な面について触れていきます。
入江大樹(仙台育英)の身長体重は?
入江大樹選手は身長185cm83kgであり、その体格を活かしたプレーが魅力的です。
ポジションはショートで強肩を活かした守備は超高校級であり、バッティングでは長打が期待できるパワフルなスイングが持ち味です。
また、ピッチャーや外野など他のポジションもこなしていて力強さだけでなく器用さも兼ね備えています。
高校通算は12本とそれほど多くはないですが芯で捉えた打球は度肝を抜くものがあります。
入江大樹(仙台育英)の出身中学校は?
入江大樹選手は堺市立福泉中学であり、堺中央ボーイズ(旧名ビッグボーイズ)に所属していました。
堺中央ボーイズではピッチャーのほかに内外野のポジションをこなしていて当時からユーティリティーな一面を持っていたことが想像できます。
堺中央ボーイズは筒香嘉智(現タンパベイ・レイズ)が所属していたこともある強豪チームであり、他にも森友哉(現埼玉西武ライオンズ)などのプロ野球選手を輩出しています。
また、入江大樹選手は堺中央ボーイズの指導者から「お前には仙台育英が合っている」と言われたそうです。
15歳にして地元大阪を離れ、遠い東北地方の仙台育英に進学することに少からず迷いはあったことでしょう。
おそらく指導者からのこの一言が進学先を仙台育英に決める際の大きな後押しとなったのでしょうね。
入江大樹(仙台育英)の出身小学校時代のチームは?
入江大樹選手は小学校は堺市立福泉小学校であり、高石高南で軟式野球をプレーしていました。
高石高南は大阪府高石市を拠点に活動しているチームです。
高石高南のブログによると入江選手は当時から既に体が大きく野球センスもピカイチであり、小学校6年生の時にはエースとして大活躍をしていたそうです。
この時からチーム内で頼られる存在だったのでしょう。
また、2020年1月に開催された高石高南のOB会に入江大樹選手が参加したようで子供たちはソワソワしていたそうです。
確かに、甲子園に出るようなチームでレギュラーを取れる選手に実際に会えたら小学生はとても嬉しいですよね。
このように入江大樹選手は高校生になっても地元に帰省した際、しっかり小学校時代のチームに顔を出しに行くのですからおそらく過去にお世話になった指導者へ感謝の気持ちを持ち続けているのでしょうね。
入江大樹(仙台育英)がイケメンと話題?
入江大樹選手は個人的にはイケメンだとは思いますが、現在のところSNSなどで話題にはなっていません。
これから甲子園で更なる活躍を見せることによってより注目が集まり話題になることがあるかもしれませんね。
入江大樹はドラフト候補?
入江大樹選手は世代を代表する大型ショートでありドラフト候補であると思います。
同世代でのショートでは土田龍空選手(近江)や津田啓史選手(横浜)などハイレベルでドラフト候補に挙がる選手達が揃っていますが、入江大樹選手には彼らにはないもの(地肩の強さ、パワフルなスイング、飛距離など)があり、このあたりの長所をこれからも伸ばしていけば決して引けをとらない選手であると思います。
個人的に現時点で入江大樹選手は持っている実力の割にはプロのスカウトからの評価は低いと思います。
その理由の一つは昨夏の甲子園で17打数4安打で打率.235と実力をあまり発揮出来なかったことだと思います。
もちろんプロのスカウトは甲子園での結果が全てとは思っていませんが、特に下級生の頃は甲子園などで活躍した選手に良い印象が残りやすいため、相対的に評価が低くなっているのだと思います。
しかし、入江大樹選手は甲子園後の国体では池田陽祐選手(智弁和歌山)から特大ホームランを放ったり明治神宮大会でも特大ホームランを打つなど大舞台で結果を残し始めました。
仙台育英は来春に行われる第92回センバツ高校野球への出場を決めていて、さらに夏の甲子園への出場も可能性はかなり高いと思います。
つまり、入江大樹選手には甲子園で活躍するチャンスがまだまだ残されており、ドラフト会議が行われる秋にはプロからの評価が急騰していることも十分に考えられます。
是非、入江大樹選手には高校野球のラストイヤーでは大舞台で結果を残してもらいたいです。
個人的には身体能力が高いことからプロではショートだけでなくセンターやサードなどのポジションにチャレンジしてみるのも面白いと思います。
入江大樹の凄さとは?
入江大樹選手の凄さはまず、どの球種に対しても自分のポイントでフルスイングをできるところだと思います。
追い込まれても当てにいって凡退することがほとんどありません。
これはやろうと思っても高校生ではなかなかできないことです。
捉えた時の打球速度と飛距離は同世代の中では頭一つ抜けています。
実際に2年春の東北大会準々決勝の東日大昌平戦ではレフトに場外ホームランを放ったり、2年秋の明治神宮大会でもレフトスタンド中段に突き刺さるホームランを放っています。
特にインコースの捌きは非常に優秀であり、甘く入ったボールにはうまく肘を畳みスタンドインさせる技術があります。
しかしながら課題もあり、トップが立ち遅れヘッドが遠回りしてしまいバットがスムーズに出てこないでピッチャーのボールに差し込まれるケースが目立つことです。
この点を一冬越えて改善してくるようであれば入江選手は相手にとってさらに驚異的な存在になるでしょう。
守備では肩が強いため深く守れるアドバンテージがあります。
三遊間の深い打球も強肩を活かし難なく処理する場面も見られます。
大型故にハンドリングやスピード感に若干課題を残すもののショートとして十分に魅力を感じることができます。
また、入江大樹選手はピッチャーを任せられることもあり、自身がマウンドに上がる時には「ピンチに強い」と自己分析しています。
これは精神的な強さを持っていないとなかなかできないことであり、強い精神力は野球選手に限らずアスリート全般に必要なものです。
高校生の時点でメンタル面でも優れたものを持っていることは非常に素晴らしいと思います。
現在でも既に素晴らしい選手なのは間違いないのですが、伸び代もたくさん残されていて将来どこまで伸びていくのか想像できない程です。
入江大樹のプロフィール
名前:入江大樹
生年月日:2002年6月6日
出身地:大阪府堺市
出身小学校:堺市立福泉小学校
出身中学:堺市立福泉中学校
身長:185cm
体重:83kg
投球・打席:右投右打
まとめ
- 小学生時代は高石高南で軟式野球をプレー
- 中学校では堺中央ボーイズに所属し硬式野球をプレー
- 堺中央ボーイズでは複数のポジションをこなす
- 仙台育英では1年秋からショートのレギュラーを務める
- 2年夏に甲子園に出場
- 2年秋の明治神宮大会では特大ホームランを放つ
- どの球種に対しても自分のタイミングで強いスイングができる
- 芯で捕らえた時の飛距離は同世代の中でも頭抜けている
- インコースの捌きが上手い
- 強肩を活かしたショートの守備が魅力的
- 今秋のドラフト候補である
- 現時点でも既に素晴らしい選手だが、伸び代もたくさん残されている