マラソンを含めた3種目の日本記録を持つ日本長距離界のレジェンド大迫傑選手。
マラソングランドチャンピオンシップで3位に入り、東京オリンピックマラソン代表3枠目の最有力候補の選手です。
大迫傑選手の輝かしい活躍を支えているのは、日々の食事やトレーニングだそうです。
そんな大迫傑選手の年齢や身長体重は?
また高校時代から日本を代表するランナーだったのでしょうか?
今回は、東京オリンピックマラソン代表の期待がかかる大迫傑選手のプロフィールや経歴についてご紹介します。
大迫傑の身長体重は?
大迫傑選手の身長は170cm、体重は52kgで、BMIは18.0です。
日本人としては平均身長であるものの、海外選手と比べると小柄な選手です。
またBMIは18.5~25.0が普通といわれており、大迫傑選手は18.0と痩せ形です。
長距離選手の場合18.5未満のやせ形の選手も多いですが、無理な減量や増加は成績を低下させる要因となるため、大迫傑選手はきちんと体重維持をされているようです。
大迫傑の年齢は?
1991年5月25日生まれの28歳です。
同級生にはマラソン元日本記録保持者の設楽悠太選手がいます。
設楽悠太選手とは、大学時代の駅伝でもライバルであり、同級生に強い選手がいたからこそお互い切磋琢磨し強い選手になったと思います。
大迫傑の出身高校は?
大迫傑選手の出身高校は長距離界の名門高校である長野県佐久長聖高校です。
佐久長聖高校は、偏差値60の私立高校で、スポーツにも力を入れていますが勉強にも力をいれており文武両道な高校です。
標高700mに位置し、寒暖差がとても激しく冬季になると氷点下10度にも達する環境だったそうです。
佐久長聖高校の卒業生にはロンドンオリンピックで5000mと10000mに出場した佐藤悠基選手や、MGCに出場した村澤明伸選手など日本陸上界をリードする選手が多数います。
大迫傑の出身大学は?
大迫傑選手の出身大学は、早稲田大学のスポーツ科学部です。
スポーツ推薦で入学されたそうです。
早稲田大学の偏差値62ととても高く、大迫傑選手は高校に続き大学も文武両道の大学を選んだようです。
早稲田大学の卒業生にはマラソン15戦10勝と最強ランナーとも呼ばれ現在マラソン強化戦略プロジェクトリーダーをされている瀬古利彦さんや、北京オリンピックに出場した竹澤健介さんなど日本を代表する長距離選手が多数います。
大迫傑の強みや弱みは?
大迫傑選手の強みは”1番”に強いこだわりがあり、”勝ちたい”という気持ちを原動力にできるところです。
何度負けてもどうにかして勝とうと挑んでいき、踏みつぶされても這い上がる反骨心やメンタルの強さ、逆境をエネルギーに変えるメンタルの強さがあるようです。
さらに、高校時代から今も変わらず絶対に負けたくないという目つきが鋭いようです。
また、強くなるためなら監督や先輩であっても自分の思ったことを伝えることができ、時にはマスコミや日本陸連への苦言を呈したこともあるなど、誰であっても動じず意見を言えるそうです。
大迫傑選手の弱みは、一発勝負でのメンタル面だと思います。
MGCでは設楽悠太選手が飛び出し、2位集団は混戦でした。
一時は後続に2分以上の差をつける独走をみせましたが、37kmすぎで2位集団がとらえ、結果大迫傑選手は3位でした。
このときのことを「前半の気持ちの余裕が最後の5kmに出るんだなと改めて感じました」と敗因を分析していました。
「マラソンはメンタルが40%」と大迫傑選手は考えているようで、マラソン本番で焦りやプレッシャーを感じてしまうと、それが走りにも現れてしまうようです。
ただ、大迫傑選手はたくさんのレースに出場し経験を積んでいるため、冷静にレースを分析する力をつけていると思います。
東京マラソンでは心に余裕をもった冷静なレースを期待しています。
大迫傑が東京オリンピックに出場する可能性
東京オリンピックのマラソン代表は、MGCで優勝した中村匠吾選手と2位の服部勇馬選手は内定しています。
大迫傑選手はMGC3位であったため、現在東京オリンピックマラソン代表3枠目の最有力候補です。
3月1日に行われる東京マラソンと、3月8日に行われるびわ湖毎日マラソンで、設定記録の2時間5分50秒を破る選手がいなければ自動的に東京オリンピックマラソン代表内定します。
設定記録の2時間5分50秒は、大迫傑選手が持つマラソン日本記録であり、簡単に破ることができるタイムではないと思います。
ただ、3月1日に行われる東京マラソンには、大迫傑選手や元マラソン日本記録保持者の設楽悠太選手など2時間10分を切るタイムを持つ選手が多数参加します。
そのため、前半からハイペースなレース展開が予想され、2時間5分50秒を破る選手が現れるかもしれません。
大迫傑選手が東京オリンピックマラソン代表の3枠目の最有力候補ではありますが、東京マラソンとびわ湖毎日マラソンの記録次第では大迫傑選手がマラソンの代表になれない可能性もあります。
大迫傑の食事の管理方法がすごい?
マラソンランナーは、とにかく体力を消耗するため、たんぱく質と炭水化物の摂取が重要だそうです。
ただ、無理な減量や増加は成績を低下させるため、体重維持をしつつ、バランスの良いストイックな食事をしなければなりません。
ポイント練習をするときはたんぱく質を多く摂取し、レース前日は丼物で炭水化物の摂取を増やすそうです。
また、大迫傑選手のお嫁さんは“アスリートフードマイスター”という資格を持っており、食事面のサポートをしているようです。
大迫傑選手を支える食事は「半端なく普通の家庭料理」と語っていて、特別な料理でプレッシャーを与えるのではなく、いつも通りの家庭料理に栄養面をプラスすることでリラックスしパフォーマンスの向上につなげているようです。
早稲田大学時代は、大迫傑選手は食事に関して無関心だったようで、炭水化物もタンパク質も含まれるからアイスで済ますこともあったようです。
またアルコールも好んで飲んでいました。
マラソン日本記録を樹立するなど結果を残してきた裏には、お嫁さんの食事面の大きな支えがあったからだと思います。
まさに内助の功ですね!
大迫傑の陸上実績・経歴は?
大迫傑選手は、3000mと5000m、そしてマラソンの日本記録保持者です。
頭角を現し始めたのは中学時代。
中学3年生の全国大会にて3000mで3位入賞し、佐久長聖高校へスカウトされます。
高校2年生のとき、全国高校駅伝でアンカーを走り優勝テープを切りました。
このときの優勝タイムは2時間2分18秒と外国人留学生を含まない記録では歴代最高記録だったようです。
また5000mで高校2年生で史上4人目の13分台を記録します。
高校3年生のときは、インターハイは怪我で良い成績は残せませんでしたが、全国高校駅伝で1区を走り歴代2位のタイムの区間賞を獲得し、総合4位。
早稲田大学に進学すると、入学時から「世界を目指す」と公言し、2011年の箱根駅伝では1区で2位に1分以上の大差をつける区間賞、2012年の箱根駅伝では1区で2年連続の区間賞と高校時代よりも更に才能を開花させます。
2013年にカーディナル招待の10000mで27分38秒31の日本学生新記録を樹立。
”学生最速ランナー”と呼ばれるようになりました。
2014年に駅伝の名門日清食品グループに入社します。
ルーキーの2015年のニューイヤー駅伝で1区で区間賞を獲得するも、日清食品グループは1年で退社をします。
2015年からはナイキ・オレゴン・プロジェクトという、トラック種目に強いアフリカ勢に勝つために作られたナイキの長距離チームに所属します。
世界のトップランナーだけが所属を許され、数名しか所属しておらず、アジア人初の快挙だったようです。
2016年の日本選手権では5000mと10000mで二冠を達成し、2018年のシカゴマラソンでは2時間5分50秒のマラソン日本新記録を樹立しました。
中学から頭角を現し、高校大学でさらに才能を開花させ、今や世界のトップランナーとして認められている大迫傑選手。
マラソンでもアフリカ勢は強いですが、アフリカ勢に勝つために作られたチームに所属されており、近いうちにマラソンで金メダルを獲る大迫傑選手が見られるかもしれないです!
大迫傑のSNSは?
大迫傑twitter @sugurusako
大迫傑インスタ @suguru_osako
大迫傑アプリ https://c-rayon.com/suguru-osako/
大迫傑プロフィール
名前:大迫傑
生年月日:1991年5月23日生
年齢:28歳
血液型:A型
出身地:東京都町田市
身長:170cm
体重:52kg
学歴:佐久長聖高校-早稲田大学
所属:ナイキ
まとめ
- 大迫傑選手の身長は170cm、体重は52kg
- 大迫傑選手は長野県の佐久長聖高校出身の28歳
- 大迫傑選手は3000m、5000m、マラソンの日本記録保持者です。
- 大迫傑選手は東京オリンピックマラソン代表3枠目の最有力候補です。
- 大迫傑選手の食事面は、アスリートフードマイスターの資格を持つお嫁さんが支えています。