高橋大輔選手と羽生結弦選手といえば、どちらも日本男子フィギュアスケート界を代表する素晴らしい選手ですよね。
しかし、そんなお2人は共演NGが出ているほど仲が悪く、2人の間には確執があるといううわさもあります。
しかも、高橋大輔選手が羽生結弦選手に嫉妬しているから仲が悪いのだ、と言っている人もいるそうで、実際のところはどうなのでしょうか。
今回は、高橋大輔選手と羽生結弦選手の仲や、共演NGになるほどの確執はあるのか等について調べてみました。
高橋大輔は羽生結弦に嫉妬してる?
高橋大輔選手といえば、今の日本男子フィギュアスケート界の土台を作り上げた選手と言っても過言ではありません。
全日本選手権では何度も優勝し、2010年のバンクーバーオリンピックでは、日本男子初のメダルを獲得しました。
「氷上のアーティスト」とも呼ばれ、ファンからも愛されている方ですよね。
そんな高橋大輔選手ですが、同じく日本男子フィギュアスケート選手である羽生結弦選手に嫉妬していて、2人の間には確執もあり、仲が悪いといううわさがあります。
しかし、高橋大輔選手のインスタグラムには、羽生結弦選手とのツーショットが載っていますし、アイスショーでは仲良さそうに話す姿が見られます。
お2人の仲の良さは実際のところどうなのか、ということを詳しく見てみましょう。
高橋大輔と羽生結弦が共演NGって本当?
高橋大輔選手と羽生結弦選手は、テレビでの共演がNGだといううわさがあります。
たしかに、高橋大輔選手と羽生結弦選手が同じテレビに出ているところは見かけません。
しかし、じゃあ他の選手たちがテレビでよく共演しているか、と聞かれればそれも見かけないような気がします。
そのため、高橋大輔選手と羽生結弦選手の仲が悪いと考えている人がそういう目線で見ているため、共演NGといううわさも確立されてしまったのではないかと考えられます。
また、仮にテレビでの共演がNGだとしても、アイスショーなどでは同じショーに出ていますから、その観点から見ても高橋大輔選手と羽生結弦選手が共演NGということはないでしょう。
高橋大輔と羽生結弦の確執って?
一部では、高橋大輔選手と羽生結弦選手には確執があると言われていますが、実際にはどうなのでしょうか。
平昌オリンピックでの出来事
高橋大輔選手は、2018年の平昌オリンピックでフジテレビのキャスターを務めていました。
現地でも、色々な選手に演技後や競技終了後にインタビューをしていたのですが、なぜか羽生結弦選手のインタビューの時だけ席を外していたのです。
代わりに、柔道の野村さんが羽生結弦選手にインタビューをしていました。
これが明らかに不自然だったので、一部の人の間では「高橋大輔選手と羽生結弦選手は仲が悪いからだ」と言われる原因になってしまったようです。
質問NG
また、羽生結弦選手に対して高橋大輔選手の質問はNGということもありました。
2018年に高橋大輔選手が現役復帰宣言をした翌日、ちょうど羽生結弦選手の国民栄誉授与式が行われる予定でした。
その会見の前、日本スケート連盟の関係者から記者の方々に向けて「羽生結弦選手に高橋大輔選手の復帰に関する質問はしないように」との注意があったそうです。
記者の方々は、やはり聞きたかったみたいですが、そういわれてしまっては質問することもできませんよね。
以上の2つのように、いくつか高橋大輔選手と羽生結弦選手はやはり仲が悪いのではないか、というエピソードがありました。
調べてみると、お2人の仲が良くないと言われている原因は、高橋大輔選手の嫉妬にあるのではないか、と言われているそうです。
日本で女子のフィギュアスケートは、伊藤みどりさんに始まり、荒川静香さんや安藤美姫さん、鈴木明子さんや浅田真央さんの影響で注目度の高いスポーツとなっていきましたが、その一方で男子のフィギュアスケート界はそこまで注目されていませんでした。
そんな中、男子フィギュアスケートも注目されるようになり、フィギュアスケートを習い始める男の子も増え、現在のように層を厚くしたのは高橋大輔選手が大きく関わっている、と言っても過言ではありません。
女性のファンも多く、演技とステップで魅了する高橋大輔選手はいつも注目の的でした。
しかし、そこでメキメキと力をつけて、高橋大輔選手がなかなか成功することのできなかった4回転ジャンプを数種類軽々と跳び、「ゆづリスト」と呼ばれるファンを引き寄せたのが羽生結弦選手でした。
同じ試合に出場しても、大体羽生結弦選手のほうが高橋大輔選手より上位につけ、人気もどんどんと大きくなっていく羽生結弦選手に、高橋大輔選手は嫉妬し、お2人の間に確執が生じるようになってしまったのではないか、と言われているのです。
もしかしたら、高橋大輔選手が一度引退をしたのも、少なからず羽生結弦選手の存在が影響していたのではないか、とも考えられます。
高橋大輔と羽生結弦のファンの争いとは?
前述のように、高橋大輔選手と羽生結弦選手の間には確執があり、それは高橋大輔選手が羽生結弦選手に対して実力とその人気に嫉妬しているからなのではないか、という意見があるとご紹介しました。
しかし、よく調べてみると、どうやら高橋大輔選手と羽生結弦選手同士の問題ではなく、お2人のそれぞれのファンの仲が悪いことが原因となってしまっているようだ、ということがわかりました。
しかも、その仲の悪さは深刻なようです。
2018-2019年シーズンで、突然の現役復帰を果たした高橋大輔選手ですが、それに対し羽生結弦選手のファンからは、「高橋大輔と同じ近畿大会に参加する選手が気の毒。その分、全日本選手権に1人出られなくなるわけでしょ」とか「高橋のショートプログラムのあの衣装、羽生選手の真似でしょ」と言った声があったそうです。
高橋大輔選手のファンも、羽生結弦選手のファンも、どちらも選手に対して思い入れが強いようで、このような仲になってしまったようです。
つまり、高橋大輔選手が1番だったのにその座を羽生結弦選手に奪われた、と思っていたのは、高橋大輔選手のファンのほうということになります。
高橋大輔選手と羽生結弦選手本人たちは、というとやはり日本男子フィギュアスケート界をけん引してきた2人ですし、立派なアスリートですので、一部でうわさされているような不仲ではないでしょう。
現に、高橋大輔選手のインスタグラムには羽生結弦選手とのツーショットが載っていますし、アイスショーなどで一緒になった時には楽しそうに談笑する姿が見られます。
高橋大輔と羽生結弦の違いは?
高橋大輔選手も羽生結弦選手もどちらもフィギュアスケートで世界的にも認められる選手ですが、お2人のタイプは全く違います。
高橋大輔選手は、根っからのアスリートタイプで、演技もジャンプというより魅せるタイプです。
試合にも関わらず、まるでアイスショーを見ているような感覚があり、スポーツということを忘れてしまいそうになるような芸術的な面が特徴的な選手です。
それに対し羽生結弦選手は、とにかく「勝ち」にこだわり難しいジャンプにも果敢に挑戦していく、まさに王者タイプです。
あの細い身体のどこにそんなパワーがあるのだろうか、と思ってしまうくらい力強い演技をします。
それぞれの違いを表現するのであれば、高橋大輔選手は「苦労を乗り越えながらもその魅力的な演技でファンを魅了するタイプ」で、羽生結弦選手は「圧倒的な実力で頂点を極める王者タイプ」です。
高橋大輔現役復帰後の羽生結弦との仲は?
#フィギュアスケート全日本選手権 12月25日の日刊スポーツは3ページ大展開。世界選手権を辞退した #高橋大輔 の言葉、ケガを押して勝った #宇野昌磨 の言葉。欠場の #羽生結弦 は世界切符。迫力ある写真とともにお伝えします。【当番T】 pic.twitter.com/XwUDzMkUka
— 日刊スポーツ新聞社東京本社編集局 (@nikkan_tokyo) 2018年12月24日
高橋大輔選手は一度選手を引退したものの、2018年に突然の現役復帰を果たしその年の全日本選手権では、羽生結弦選手そして宇野昌磨選手に続いて第3位に入っています。
高橋大輔選手の復帰によって、前述のように羽生結弦選手の一部のファンからはブーイングもあったようですが、高橋大輔選手と羽生結弦選手本人たちの仲は変わらず良いのではないでしょうか。
たしかに、羽生結弦選手にとってはまたライバルが増えるので、「やらなければ」という気持ちが大きくなることはあるかもしれません。
しかし、羽生結弦選手はそれで文句や嫌味をタイプじゃありませんし、むしろライバルが増えるとやる気やモチベーションがアップしてさらに上手くなるタイプなのではないでしょうか。
それぞれのファンの間がどうなのかはわかりませんが、高橋大輔選手と羽生結弦選手がそれぞれ競技に集中できるような環境でいてほしいと願うばかりです。
まとめ
- 高橋大輔と羽生結弦は共演NGではない。
- 高橋大輔と羽生結弦の本人同士に確執があるわけではなく、それぞれのファンの間で冷戦のような対立が一部ではあるようだ。
- 高橋大輔と羽生結弦のタイプは全く違っていて、それぞれの良さがある。
- 高橋大輔は2018年に突然の現役復帰を果たしたが、それによって羽生結弦との仲には変わりはないだろう、ということが予想できる。