現在セ・リーグ3連覇中の広島カープで先発投手陣の一角を担っている九里亜蓮選手。
数シーズン前からメキメキと実力をつけてきる九里亜蓮選手の成績はどのような数字を残しているのでしょうか。
プロ入りから今までの成績を振り返ってみたいと思います。
そして、九里亜蓮選手の今までの年俸推移はどのようになっているでしょうか。
入団時の契約金も含め、今までの九里亜蓮選手の年俸推移をみていきます。
九里亜蓮のプロフィール
名前:九里亜蓮
生年月日:1991年9月1日
出身地:鳥取県米子市
身長:187cm
体重:95kg
投球・打席:右投げ右打ち
プロ入り:2013年 ドラフト2位
初出場:2014年3月29日
年俸:6,200万円
九里亜蓮の年俸推移は
九里亜蓮選手は2013年にドラフト2位で指名され広島カープに入団しました。
この年の1位指名されたのは一緒にチームのエース投手として支えている大瀬良大地選手でした。
ドラフト2位で指名された九里亜蓮選手は入団時の年俸は1,200万円でした。
九里亜蓮選手は大卒ルーキーだったので、その期待値を含めた年俸の高さでした。
1年目から1軍で多くの登板機会を得ており、1年目ながら20試合に登板し、2勝をあげるなど活躍を果たしました。
その結果2年目には年俸を400万円アップの1,600万円となりました。
ですが2年目には、思ったような成績を残すことができずに、登板も7試合のみに留まってしまいました。
そのこともあり、3年目には40万円ダウンの1,560万円となりました。
3年目はまた好成績を残せるようになり、27試合に登板しました。
この年にはロングリリーフやローテーションの穴を埋めるなどの活躍を果たし、チームの優勝に貢献する働きをしました。
その活躍もあり4年目の年俸は640万円アップの2,200万円となりました。
4年目には開幕ローテーション入りを果たしました。
ですが、シーズン途中からは他の選手の台頭もあり、ロングリリーフに転向しましたが、自身最多の35試合に登板し、自己最多9勝をあげる活躍を果たしチームのリーグ連覇に貢献しました。
その貢献度も高かったため、5年目には一気に1,600万円アップの3,800万円となりました。
5年目は開幕こそ中継ぎで迎えたものの、シーズン途中から先発に転向するとプロ初完投を決めたり、クライマックスシリーズなどで活躍を果たし、大躍進を果たしました。
その先発としての活躍が評価され、6年目となる今シーズンの年俸は大きく跳ね上がり2,400万円アップの6,200万円となりました。
入団から常に1軍の登板機会が与えられている中でしっかりと成績を残し、ほぼ毎年、年俸をあげられているのは九里亜蓮選手の実力が高いということでしょう。
九里亜蓮の契約金は
九里亜蓮選手は大卒ルーキーとして広島カープにドラフト2位で指名されました。
即戦力として期待されていた九里亜蓮選手は、ドラフト後の入団交渉で年俸1,200万円、契約金7,500万円で契約をしました。
大卒ルーキーの即戦力ということを考えても、九里亜蓮選手はドラフト時から広島カープに高い評価を受けていたからこそ、この金額になったのでしょう。
当時から高い評価を受けており、現在もここまで活躍しているということは九里亜蓮選手の入団してからの努力もかなりのものがあったからなのかなと思います。
九里亜蓮の今までの成績は
九里亜蓮選手は入団当初から先発ローテーションの一角を任されていました。
当時同期でドラフトされた大瀬良大地選手とともに新人選手2人が一気に先発ローテーションを任されるのは、広島カープで初めてだったそうです。
1年目から先発ローテーションの一角を任された九里亜蓮選手は開幕2試合目に登板し、初先発初登板初勝利をあげました。
1年目からシーズンを通して先発ローテーションを守りきった九里亜蓮選手ですが、打線の援護に恵まれないこともあり、20試合に登板したものの、2勝のみとなってしまいました。
防御率も4.00とあまり好成績というものではありませんでした。
2年目のシーズンは同年に黒田博樹選手などが加入するなど、広島の投手層が厚くなった影響で、若手だった九里亜蓮選手の登板機会が減ってしまい、7試合のみの登板となり先発登板も1試合のみとなってしまいました。
3年目のシーズンは普段は中継ぎとして登板していますが、2年目のシーズンと違い使い勝手のいいロングリリーフや、ローテーションの谷間を埋める活躍をし、27試合に登板しました。
先発としても10試合に登板しており、チームの25年振りのリーグ優勝にも大きく貢献しました。
4年目には1年目以来の開幕ローテーション入りを果たしました。
シーズン序盤は先発陣の一角として活躍していましたが、シーズン途中でチームの投手のやりくりが上手くいかず、九里亜蓮選手はロングリリーフを主とする起用方法に変わりました。
シーズン途中で配置換えをされてしまいましたが、そこでもしっかりと結果を残し、自己最多の35試合に登板し自己最多の9勝を挙げました。
5年目となる昨シーズンは4年目のシーズンと逆の形となり、シーズン序盤は中継ぎとして活躍していましたが、シーズン途中から先発へと配置換えをされました。
先発投手として復帰した九里亜蓮選手は、先発としてしっかりと結果を残し8勝をあげ、初完投勝利を挙げたり、クライマックスシリーズでも日本シリーズ進出がかかった試合で先発し、勝利投手になるなど、チームの日本シリーズ進出にしっかりと貢献しました。
今シーズンも先発として活躍している九里亜蓮選手。
今シーズンはシーズン開幕から先発ローテーション入りを果たしているので、何勝をあげる活躍をしてくれるのか楽しみです!
初完封勝利をあげるもちょっとした事件に巻き込まれる!?
ファウルフライを掴んだ後の九里くん✨
写真集に載せてもいいようなポーズ🥰#九里亜蓮 pic.twitter.com/NIEE3GucXo— ⋆*✩カープLOVE ✩*⋆ (@carp715) 2019年6月26日
プロ6年目となる今シーズンは先発投手として活躍している九里亜蓮選手ですが、今シーズンの6月25日の楽天イーグルスとの交流戦で、プロ初完封勝利を決めました。
中々起用法が定まらず、完投する機会もあまりなかった中での完封勝利ということで、とても感慨深かったものがあったと思います。
お祝いムードが漂う中、初完封を決めたウィニングボールをもらおうとした九里亜蓮選手でしたが、そこで事件が起こってしまいました。
なんと最後の打者が打ったボールをキャッチしたレフトの西川龍馬選手が、そのボールをスタンドへ投げ込んでしまいました。
記念ボールを受け取ることのできなかった九里亜蓮選手はヒーローインタビューで
「龍馬にスタンドにボールを投げられてしまったので、もう一回このようなピッチングをして、次はボールをもらいたいと思います」
と次の登板へ向けての意気込みを語っていました。
スタンドに投げ込んでしまった記念ボールですが、カープの広報などが
「九里亜蓮選手に返していただけると有り難いです」
とブログで呼びかけましたが、現在のところ帰ってきてはいないようです。
まとめ
- 九里亜蓮選手は2013年ドラフト2位で広島カープに入団した
- プロ1年目の年俸は1,200万円
- 現在の年俸は6,200万円
- 年俸がダウンしたのは1年のみ
- 九里亜蓮選手の契約金は7,500万円
- 1年目には開幕から先発ローテーションを任されていた
- 九里亜蓮選手の最多登板は35試合、最多勝利は9勝
- 2018年に初完投を果たした
- 2019年6月25日にプロ初完封勝利を果たした