大会にもベンチ入りを果たし、県大会準決勝で当時根尾昂選手や藤原恭大選手が所属しており、最強世代とも言われていた大阪桐蔭との試合に登板しました。
チームとしては負けてしまったものの、大阪桐蔭相手に自分自身の投球を披露し、三振を奪うなど実力を見せました。
その後清水大成選手はコンスタントに試合経験を積んでいき、最高学年となる2年の秋大会から清水大成選手は大きく躍進しました。
秋大会では、清水大成選手はエースとしてチームを牽引し、履正社は近畿大会ベスト4に輝き春のセンバツへの切符を掴みました。
その時の活躍が評価され、一気にプロ注目の投手となりました。
清水大成今年の甲子園も近づいてきており、高校球児に多くの注目が集まってきています。そんな中同世代の中で屈指のサウスポー投手としてドラフト注目選手の一人に挙げられているのが、履正社の清水大成選手です。
履正社のエースとして活躍しており、すでにドラフト候補にも挙げられている清水大成選手の出身中学や今までの経歴はどうなっているのでしょうか。
清水大成選手の今までの経歴と今後の進路について見ていきましょう。
清水大成のプロフィール
名前:清水大成
生年月日:2001年6月5日
出身地:兵庫県丹波市
身長:176cm
体重:74kg
投球・打席:左投げ左打ち
清水大成の出身小学校は?
兵庫県丹波市で育った清水大成選手は小学校1年生の頃に野球をはじめました。
当時通っていた丹波市立東小学校のチームではなく、地域にある軟式野球チームの東レッドソックスに所属していました。
当時から清水大成選手は投手としてプレーをしていたようです。
当時どんな選手だったかの情報はあまりありませんが、1年生の頃からプレーしていることもあり、多くの経験を積んでいるのではないかと思います。
清水大成の出身中学は?
清水大成選手は伊丹市立氷上中学校に進学しました。
中学生の時は篠山ベースボールネットワークでプレーをしていました。
入団当初は投手のみではなく、ファーストも兼任してプレーをしていたようです、その後、3年生になってから投手1本になったようです。
清水大成選手が中学生の頃プレーしていた篠山ベースボールネットワークは将来の高校や大学でのプレーを見越した練習をする考えがあるようで、基礎的な練習を多く行なっていたようです。
そのため清水大成選手は中学時代にはとてもハードな練習を行なっており、身体だけではなく、精神面を大きく鍛えられているようです。
中学時代のハードな練習のおかげで現在の清水大成選手の基礎ができているのかもしれませんね。
清水大成の高校での成績は?
中学を卒業した清水大成選手は、大阪の履正社に進学しました。
履正社に入学して、清水大成選手は早々に実力を発揮し、5月にはすでに実践デビューを果たしました。
さらに夏の県予選大会には1年生ながらベンチ入りを果たし、公式戦に登板するなど、1年生ながらポテンシャルの高さを発揮していました。
秋選手は履正社に入学してから、毎年成長を遂げており、チームのエースとなっています。
夏の大会でもどこまで成長した姿が観れるのかが楽しみです。
清水大成のスカウトの評価は?
現在清水大成選手のことを評価しているチームが複数あり、スカウトたちも清水大成選手の視察に訪れ、コメントを残しています。
特に評価されているのが、左投手ながら150km/hを越えるストレートを持っている点で、
「左投手で150km/h超えはプロでもなかなかいない。貴重価値が高い」
と高い評価を受けています。
さらに、同世代の中で同じ左腕投手として活躍しており、プロも注目している横浜高校の及川雅貴選手と比べられることもあるようで、
「活躍次第では、同じ左投手の及川投手クラスのドラフト屈指の存在へ躍り出る可能性があるだけに本当に楽しみな存在」
との評価も受けています。
やはり、速球派の左投手ということもあって注目度は高いようです。
これからまだまだ伸び代がある選手なだけに、夏の大会後のスカウトの評価も楽しみです。
清水大成のドラフト予想は?
清水大成選手は高校卒業後はドラフトにかかるのではないかと言われています。
清水大成選手の同年代には、多くの能力の高い投手が揃っているだけに1位指名はされるかどうかは難しいところです。
ですが、指名されるとしたら上位指名は間違い無いのではと思われます。
ただ、今年の夏の活躍によっては、指名される順位に大きく影響しますし、場合によっては外れ1位などで、1位指名としてプロのチームに入団することがあるかもしれません。
まだまだ伸び代がある清水大成選手の活躍はしっかりと観ておく必要がありそうです。
清水大成が履正社を選んだ理由は?
清水大成選手は、進学する高校に履正社を選びました。
履正社は多くのプロ野球選手を輩出している名門校なので、それだけでも進学先として選ぶ理由にはなりますが、そのほかにも清水大成選手には履正社を選んだ理由があるようです。
清水大成選手が履正社を選んだ理由には、2年年上の先輩でもある、現ヤクルトスワローズの寺島成輝選手に大きな憧れを抱いており、それもあり履正社を選んだようです。
憧れの選手と同じチームで活躍できているのは、清水大成選手の大きなモチベーションとなっているでしょう。
このままプロに行けば、寺島成輝選手とプロの舞台で戦うこともあるかもしれませんね。
清水大成はどんな選手?
清水大成選手は最速145km/hのストレートを武器にしている世代屈指の左腕です。
ストレートは常時130km/h後半から140km/h前半を記録しており、安定感もあります。
変化球はカーブ・スライダー・カットボールを主に投げています。
清水大成選手は変化球の制球力が高く、変化球でもストライクが取ることができます。
そのこともあり、ストライク先行の投球で試合を組み立てることができます。
安定感は抜群の選手です。
総合力では同世代の左投手ではトップとも言われています。
清水大成選手が調子が良い時は、相手選手が手が出ないくらい仕上がりがとても良いですが、調子が悪く、相手の勢いに飲み込まれてしまうと中々たち直すことができない部分が弱点と言える点でしょう。
他の同年代選手たちの影に隠れて、あまり大きな注目が集まらなかった清水大成選手ですが、もしかしたら、持っているポテンシャルは同世代トップクラスの物かもしれません。
履正社の夏の大会の結果は?
現在夏の甲子園の予選が各地区で行われています。
履正社は現在大阪府大会を勝ち上がっており、ベスト8まで勝ち上がりました。
先日行われた、桜宮とのベスト4をかけた試合では2-0で桜宮を下し、ベスト4進出を決めました。
その試合で、清水大成選手は先発し9回まで投げきり完封勝ちを収めました。
次戦の準決勝では近大附と決勝の舞台をかけて戦います。
強豪ひしめき合う大阪府ですが、ぜひ清水大成選手には自分の実力を遺憾無く発揮してもらいたいです。
まとめ
- 清水大成選手は兵庫県丹波市出身
- 清水大成選手は、小学校1年生の時に野球を始める
- 中学時代は篠山ベースボールネットワークでプレーしていた
- 清水大成選手は履正社に進学した
- 清水大成選手は、2年秋から一気に躍進した
- 清水大成選手は、スカウトからも高い評価を得ている
- 清水大成選手は寺島成輝選手の影響で履正社を選んでいる