カザフスタン・ヌルスルタンで開催されたレスリングの世界選手権で、男子グレコローマン60㎏級に出場した文田健一郎選手が決勝に進出し、メダルを確定させ、東京オリンピック代表に内定しました。
その決勝でも、世界チャンピオンであるロシアのセルゲイ・エメリン選手を倒し優勝しました。
身体が柔らかく「猫レスラー」との異名を持つ文田健一郎選手ですが、どんな人物なのでしょう。
筋肉が凄い!と言われている文田健一郎選手の身長や体重、出身高校・大学、経歴などについて、詳しく調べていきます。
文田健一郎の身長体重は?
東京オリンピックの代表権を獲得することができました!
やっとスタートラインに立てたという気持ちです。
1年後の幕張で最高のパフォーマンスが披露できるようさらに進化していきます!😤🔥今後も応援よろしくお願いします!! pic.twitter.com/o5wRAgtkUC
— 文田健一郎 (@NyankoWrestler) 2019年9月17日
文田健一郎選手の身長体重を調べてみました。
身長 168㎝ 体重 60㎏
文田健一郎選手は男子グレコローマン60㎏級で東京オリンピックに出場が決まりました。
グレコローマンはフリースタイルとは違い、腰から下を攻撃することは出来ません。
そのため、スープレックスなどの投げ技中心の試合展開になることが多く、背骨が柔らかく、反り投げを得意としている文田健一郎選手は「猫レスラー」「ニャンコローマン」と呼ばれ、柔らかくて豪快な投げが特徴です。
文田健一郎の出身高校は?
文田健一郎選手は山梨県韮崎市出身です。
韮崎西中学校時代に父親から「レスリングをやれば遠征で全国各地へ行ける」と言われて本格的にレスリングを始め、中学3年の時に全国中学生選手権のフリースタイル47kg級で優勝。
またジュニアオリンピックカデットの部グレコローマンの46kg級でも優勝するなど、既に頭角を現していました。
そして中学校卒業後は父親がレスリング部の監督をしている「韮崎工業高校」に入学します。
韮崎工業高校は多くの有名選手を輩出しているレスリングの強豪校です。
その韮崎工業高校時代、グレコローマンの選手として全国高校生グレコローマン選手権で、高校1年生の時から3年生にかけて、それぞれ三階級制覇を達成しています。
ジュニアオリンピックでも1年生2年生の時に優勝、3年生の時にはインターハイのフリースタイル60kg級で優勝。
そしてシニアの全日本レスリング選手権でも55㎏級で3位に入るなど、高校生の時から既に日本でトップレベルの実力を持っていました。
文田健一郎の大学は?
韮崎工業高校卒業後、2014年に「日本体育大学」に進学します。
日本体育大学では、2年生の時に全日本学生選手権のグレコローマン59㎏級に出場し、優勝しました。
そして、スペイングランプリでシニアとして初めて国際大会で優勝しますが、全日本レスリング選手権大会で5位に終わった結果、リオデジャネイロオリンピックの代表には選ばれませんでした。
世界で勝てても日本で勝つのが難しいという、日本の選手層の厚さを実感する結果となりました。
しかし、3年生の時には全日本選抜選手権で2015年の世界選手権代表だった田野倉翔太選手に勝って優勝し、ピトラシンスキ国際大会でも優勝しました。
そして全日本レスリング選手権大会では決勝まで勝ち進み、リオデジャネイロオリンピックで銀メダルを取った太田忍選手を破り初優勝をしています。
4年生になると、アジア選手権で優勝し、全日本選抜選手権で再び太田忍選手と対決して勝利、2連覇を果たしました。
世界選手権に選ばれた文田健一郎選手は、初出場ながら日本人選手として34年振りに優勝するという快挙を成し遂げました。
グレコローマンスタイルの世界大会では、日本選手の史上最年少である”21歳8ヶ月”での優勝となりました。
その後、レスリング新階級である60㎏級ができて、全日本レスリング選手権大会の60㎏級に出場するも、決勝で太田忍選手に敗北しています。
文田健一郎の筋肉画像がすごい
東京2020大会の予選を兼ねた #レスリング の世界選手権第3日(16日)、男子グレコローマンスタイルのオリンピック実施階級が行われ、60kg級の文田健一郎選手が決勝に進出。メダルが確定したことにより、東京2020大会の代表に内定しました。https://t.co/dMS37bCWFp #がんばれニッポン pic.twitter.com/tB0b9tijnI
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) 2019年9月17日
フリースタイルと違って足にタックルが出来ないグレコローマンは、力強い投げ技が見れる反面、日本人にとっては屈強な外国人を相手に苦戦してきました。
しかし、文田健一郎選手は柔らかい身体を使って行う”反り投げ”で強敵たちを倒してきました。
凄い筋肉の持ち主ですが、その筋肉は柔らかいようです。
文田健一郎の経歴・成績
2018年から「ミキハウス」に入社し、全日本選手権で優勝するなどの活躍を見せ、2019年の世界選手権で見事優勝し、2020年の東京オリンピック出場を決めた文田健一郎選手。
主な主要大会での優勝成績をまとめました。
高校時代
2011年
- ジュニアオリンピック 50㎏級 優勝
- 全国高校生グレコローマン選手権 50㎏級 優勝
- 国体 少年の部 50㎏級 優勝
2012年
- 全国高校選抜大会フリースタイル 55㎏級 優勝
- ジュニアオリンピック 54㎏級 優勝
- 全国高校生グレコローマン選手権 55㎏級 優勝
- 国体 少年の部 55㎏級 優勝
2013年
- インターハイフリースタイル 60㎏級 優勝
- 全国高校生グレコローマン選手権 60㎏級 優勝
- 国体 少年の部 60㎏級 優勝
大学時代
2015年
- スペイン・グランプリ 59㎏級 優勝
- 全日本学生選手権 59㎏級 優勝
2016年
- 全日本選抜選手権 59㎏級 優勝
- ピトラシンスキ国際大会 59㎏級 優勝
2017年
- ハンガリー・グランプリ 59㎏級 優勝
- アジア選手権 59㎏級 優勝
- 全日本選抜選手権 59㎏級 優勝
- スペイン・グランプリ 59㎏級 優勝
数々の国際大会で優勝してきた文田健一郎選手です。
東京オリンピックでもきっと活躍してくれることでしょう!
文田健一郎の父親もすごい経歴?
文田健一郎選手は5歳の時にレスリングを始めました。
父親の文田敏郎さんがレスリング教室の先生をしていて、敏郎さんが指導する教室に通う女子選手の練習相手になる為だったそうです。
始めは”なんとなく”やっていただけで、あまりやる気が無かったそうですが、敏郎さんに言われた「レスリングをやれば遠征で全国各地へ行ける」との言葉で本格的に始めることになったということです。
”全国各地”どころか”世界各地”に行ける結果になった訳ですが、実は父親の敏郎さんはロンドンオリンピックのフリースタイル66kg級の金メダリスト「米満達弘選手」を指導していた程のすごい人だったのです。
そんな、優秀なコーチである父親の元でなんとなくレスリングをしていた文田健一郎選手。
父親の敏郎さんはレスリングを本気でやらせる為までの”持って行き方”も超一流だった訳です。
文田健一郎選手が中学生のころから全国優勝する力を持てたのは、凄腕コーチが居たからだったのでしょう。
文田健一郎に彼女はいる?
試合前の8倍ぐらい緊張しました。😇
でも楽しかった!!😆 pic.twitter.com/00Mp6Eqhrv
— 文田健一郎 (@NyankoWrestler) 2019年9月29日
文田健一郎選手はまだ結婚しておらず独身の様です。
まだ若いですからね。
それでは彼女は居るのでしょうか。
色々調べてみたところ、彼女がいるといった情報はありませんでした。
顔も「イケメンだ」「可愛い」と女性ファンも多いそうなので、情報がなくても実際にはいておかしくはないですよね。
身体が柔らかくて「猫レスラー」なんて言われている文田健一郎選手ですが、実際に猫も好きらしく、猫好きの女性と結婚して猫屋敷に住みたい思っているそうです。
文田健一郎プロフィール
生年月日:1995年12月18日
年齢:23歳
血液型:型
出身地:山梨県韮崎市
所属:ミキハウス
学歴:日本体育大学
まとめ
- 文田健一郎選手の身長は168㎝、体重 60㎏。体が柔らかく反り投げを得意としていて「猫レスラー」と呼ばれている。
- 文田健一郎選手は、5歳の時にレスリングを始め、父親の「レスリングをやれば遠征で全国各地へ行ける」との言葉で本気になる。
- 父親がレスリング部の監督をしている「韮崎工業高校」に入学。高校1年生の時から3年生にかけて、三階級制覇を達成している。
- 文田健一郎選手は、2014年に「日本体育大学」に進学。
- 大学4年生の時に世界選手権に初出場ながら日本人選手として34年振りに優勝するという快挙を成し遂げる。
- 文田健一郎選手は、日本選手史上最年少の”21歳8ヶ月”で世界選手権優勝。
- 2018年から「ミキハウス」に入社。
- 2019年の世界選手権で優勝し、2020年の東京オリンピック出場を決める。