2017年、2018年と連続して最優秀防御率と最多勝利を獲得し、日本プロ野球投手の最高名誉である沢村賞を受賞した読売ジャイアンツの菅野智之投手。
今や読売ジャイアンツのエースだけではなく、日本のエースと言える投手です。
その菅野投手の年俸推移が凄いです。
2019年は球界最高年俸を貰っている菅野投手ですが、今年の成績はどうだったのでしょう。
菅野智之投手の今までの実績や成績を調べ、2020年の年俸予想をしていきます。
菅野智之の年俸推移は?
2012年に神奈川県の東海大学からドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。
1年目から先発ローテーション入りをして大活躍をしてきた菅野投手。
2019年から背番号も”エースナンバー”の18を付けています。
今や巨人のエースだけではなく、日本球界のエースとなった菅野投手の年俸推移を調べました。
契約金1億円 年俸1,500万円で契約して入団
2013年 | 1年目 24歳 | 1,500万円 | |
---|---|---|---|
2014年 | 2年目 25歳 | 7,000万円 | 5,500万円アップ |
2015年 | 3年目 26歳 | 1億1,000万円 | 4,000万円アップ |
2016年 | 4年目 27歳 | 1億3,000万円 | 2,000万円アップ |
2017年 | 5年目 28歳 | 2億3,000万円 | 1億円アップ |
2018年 | 6年目 29歳 | 4億5,000万円 | 2億2,000万円アップ |
2019年 | 7年目 30歳 | 6億5,000万円 | 2億円アップ |
年俸額をまとめてみると、菅野投手がいかに活躍してきたかが分かります。
入団時の1,500万円から2019年の6億5,000万円と、6億3,500万円もアップしています。
7年目まで年俸が下がったこともなく、安定した成績を残してきた証拠ですね。
2019年の年俸「6億5,000万円」は、松井秀喜さん超えて、更に日本人球界最高年俸となる佐々木主浩さんの年俸に並ぶ金額です。
菅野智之の年俸予想2020は?
菅野投手の2019年の成績を見ていきます。
11勝6敗 防御率 3.89 先発数 22 勝率0 .647 自責点 59
腰痛の影響で途中離脱をして、復帰したのは日本シリーズの最終戦でした。
”防御率”と”先発数”は過去最低となり、勝利数は昨年より4勝減り、投球回も66回減っています。
そして、ホームランを打たれた数が過去最多となる24本となっていて、一発に泣かされたシーズンでもありました。
やはり、腰痛の影響が大きかったのでしょう。
成績だけを見ると、2020年はダウン提示されてもおかしくないように見えます。
6億5,000万円の活躍が出来たのかと言えば、疑問が残る数字ですね。
しかし、チームは日本シリーズでは負けてしまいましたが、日本プロ野球で1番の名誉である、5年ぶり37回目の「リーグ優勝」を果たし、菅野投手自身も2ケタ勝利である11勝をしています。
そして、離脱原因であった腰痛も治まってきて、日本シリーズで登板しています。
来年はきっと怪我も治って開幕から投げることが出来るでしょう。
球界のスターともなった菅野投手に巨人はダウン提示が出来るのかどうか考えると、2020年の年俸予想は現状維持の「6億5,000万円」になると予想します。
菅野智之の成績・実績は?
2019年は怪我に悩まされ、思ったような成績を残せなかった菅野投手ですが、球界最高年俸の6億5,000万円を貰っている菅野投手。
今迄の成績を見ていきます。
高校時代は東海大学相模高校では2年生から主軸投手として活躍します。
甲子園出場は果たせなかったものの、東海大学に進学すると1年生からレギュラーとなり数々の記録を達成。
首都大学リーグでの成績は37勝4敗で防御率は0.57と驚異的な数字を残し347個の奪三振を取る大活躍を見せます。
そして2011年のドラフトで1位指名されるのですが、読売ジャイアンツから単独指名をされると予想されていたところ、日本ハムからも1位指名を受け、抽選で日本ハムが交渉権獲得。
菅野投手は入団を拒否し1年留年をすることを決意。
翌年、希望していた読売ジャイアンツから単独指名され、入団することになりました。
入団してからの菅野投手の成績
- 2013年 27試合 13勝6敗 防御率 3.12 勝率 0.684 自責点 61
- 2014年 23試合 12勝5敗 防御率 2.33 勝率 0.706 自責点 41
- 2015年 25試合 10勝11敗 防御率 1.91 勝率 0.476 自責点 38
- 2016年 26試合 9勝6敗 防御率 2.01 勝率 0.6 自責点 41
- 2017年 25試合 17勝5敗 防御率 1.59 勝率 0.773 自責点 33
- 2018年 28試合 15勝8敗 防御率 2.14 勝率 0.652 自責点 48
- 2019年 22試合 11勝6敗 防御率 3.89 勝率 0.647 自責点 59
タイトル
- 2014年 最優秀防御率
- 2016年 最優秀防御率 最多奪三振
- 2017年 最優秀防御率 最多勝利
- 2018年 最優秀防御率 最多勝利 最多奪三振
表彰
- 2014年 最優秀選手(MVP)、ベストナイン
- 2016年 ゴールデングラブ賞
- 2017年 沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
- 2018年 沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
2017年、2018年と連続して最優秀防御率と最多勝利を獲得、そして沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞しています。
佐々木主浩さんの6億5000万円の年俸に並ぶ日本歴代最高額の年俸を貰っているのも納得できる数字です。
菅野智之はメジャーリーグを目指している?
日本を代表する投手に成長した菅野投手。
メジャーに行きたいとの明言は避けていましたが、2018年のシーズン後に「野球選手である以上、上を目指したい」と発言しています。
2017年、2018年と最高の成績を残し、自信を付けた証拠なのでしょう。
ダルビッシュ投手、田中将大投手、前田健太投手と数々の名投手がメジャーに行き、活躍しています。
日本最高の投手はやはりメジャーリーグへ挑戦しているのです。
メジャーリーグでのプレーは野球選手なら誰もが夢の舞台なのは明らかなことです。
2017年に行われたワールドクラシックベースボールでは、アメリカに対して圧巻の投球を見せ、アメリカの監督をしていたリーランド監督も
「彼はすでにメジャーリーガーだ。どれほど印象に残ったのか伝えられないくらい素晴らしい。速球は外角コーナーに制球できる、3ボールからでもスライダーを投げられる印象的なピッチャーだ」
と高評価を受けています。
メジャースカウト陣からも、菅野投手がFA権を獲得したら争奪戦になると言われていて、既にメジャー級の実力を持っているのは確実です。
しかし、読売ジャイアンツはポスティングでのメジャー移籍を認めておらず、来年から直ぐにメジャーへ行くことは現状出来ません。
最短でFA権を取得できるのは2021年となっていて、それ以降の移籍となります。
しかも、浪人してまでも入った読売ジャイアンツであり、自身は球界最高年俸を貰っています。
なかなか読売ジャイアンツから抜けてメジャー挑戦したいとは言えない現実もあるのでしょう。
読売ジャイアンツが今迄の功績を認め、ポスティングを容認する?などの記事もあり、菅野選手の今後の動向に注目です。
菅野智之愛用のグローブとスパイクは?
菅野投手は、グローブやスパイクにこだわりがあるようです。
使っているのはグローブ、スパイク共にミズノ製です。
グローブは、薄く柔らかい革で、投球の時に握りやすい物を選んでいるといいます。
「グッと握るから力が入りやすい」と語る菅野投手。
大きさも、ボールがグローブの中で遊ばないように小さめのグローブを使っているそうです。
求めるグローブの形が決まっているため毎年モデルチェンジはせず、クラブの握り方は、フィールディングの時にボールが出ず、型崩れもしにくいという理由で縦とじをしているそうです。
スパイクは、負担や疲労の軽減が出来て、衝撃緩和のために”ミッドソール”と呼ばれるクッション性の高い素材が入っている物を使っているそうです。
1年間のシーズンを投げ続けるためには、硬いマウンドでも対応出来る物が必要です。
投手は下半身が重要なので、耐久性が有るものを使っているそうです。
菅野智之が結婚?
NissyのGIFTの時の人やん!
Nissyじゃなくて菅野さんの所に行っちゃったか………😅#野崎萌香#菅野智之 pic.twitter.com/tHe5m43voV— ひーで (@joker0607buner) October 31, 2019
2012年に読売ジャイアンツに入団して以来あまり彼女などの噂が無かった菅野投手ですが、最近になってモデルの野崎萌香さんとの熱愛がフライデーされました。
今年の秋から交際が始まったと週刊誌には書かれていますが、真実はどうなんでしょうか。
菅野投手は今年で30歳になり、結婚して良い年でもあります。
メジャー挑戦となるとパートナーが居た方が支えとなってくれるので、そろそろ結婚の話もあるのかもしれませんね。
菅野智之プロフィール
名前:菅野智之
生年月日:1989年10月11日
年齢:30歳
出身地:神奈川県相模原市
身長:186㎝
体重:92kg
学歴:東海大学
所属:読売ジャイアンツ
まとめ
- 契約金1億円年俸1,500万円で読売ジャイアンツに入団。
- 2019年は球界最高年俸の6億5,000万円。
- 2017年、2018年、最多勝、沢村賞を連続して獲得。
- 本人もメジャー希望を明言。スカウト陣からも高評価。
- 2020年の年俸は現状維持の6億5,000万円と予想。