今回取り上げる選手は明石商業の来田涼斗選手です。
来田涼斗選手の読み方は「きたりょうと」です。
2019年春夏連続でリードオフマンとしてチームを甲子園ベスト4へ導いたキャプテンです。
1年生の春から1番バッターとしてレギュラーの座を掴むなど実力は申し分なく、チームを引っ張る存在となっています。
今回はそんな来田涼斗選手の出身中学や過去にプレーしていたチーム、明石商業での活躍などについて触れていきます。
来田涼斗の読み方は?
来田涼斗選手の読みはきたりょうとです。
来田という名字は全国で2300名程いて、その内の1000名は兵庫県にいるようです。
また来田選手が打席に立つと期待の大きさから「来田がキタ」と言ってしまう人もいるそうです。
涼斗という名前もかっこいいですね。
来田涼斗の出身小中学校は?
来田涼斗選手は有瀬小学校出身で、1年生の時から「明舞ネオボーイズ」で軟式野球を始めました。
また6年生の時にはオリックスバッファローズジュニアにも所属し、NPB12球団ジュニアトーナメントでは4番を務めました。
中学校は長坂中学校に進み「神戸ドラゴンズ」で硬式野球をプレーしました。
神戸ドラゴンズは栗山巧(現西武ライオンズ)選手や坂口智隆(現ヤクルトスワローズ)など多数のプロ野球選手が所属していた強豪チームです。
来田涼斗選手は中学2年の夏にこの神戸ドラゴンズで全国制覇を経験しています。
小学生の時にはオリックスバッファローズジュニアで4番務め、中学生時代は全国制覇をするチームでプレーしていたのですから当時から実力は並外れたものだったと想像できます。
高校へ進学するを決める際に約30校からも誘いがあり、その中には履正社や大阪桐蔭なども含まれていたそうです。
来田涼斗の明石商業高校での活躍は?
来田涼斗選手は兄の渉悟さん(現日本体育大学)の背中を追って明石商業に入学しました。
明石商業では入学直後の1年春から1番打者としてレギュラーの座を掴みました。
1年夏に甲子園を出場を果たし、背番号16ながら初戦の八戸学院光星戦に1番レフトでスタメンで出場し2安打の活躍を見せますが、延長戦の末9対8で敗れます。
この試合で来田選手は延長十回に決勝点につながる失策をしてしまいます。
この時、来田涼斗選手は極度の緊張でご飯食べられない程だったそうです。
しかし翌年のセンバツ大会にて来田選手は大活躍し、その知名度は一気に全国区となります。
特にインパクトが大きかった試合は準々決勝の智弁和歌山戦です。
来田涼斗選手は初回に先頭打者ホームランを放つと同点の最終回にもサヨナラホームランを放つセンバツ史上初の快挙を成し遂げます。
狭間監督は「来田にバントのサインを出したことがない。打たせた方が確率が高いから」と言うほど来田選手に対して厚い信頼を寄せています。
その後の準決勝で石川昂弥選手(現中日ドラゴンズ)擁する東邦高校に敗れるも、来田選手はこの大会での活躍で一気にドラフト上位候補として注目を浴びるようになりました。
明石商業はこの年の夏の甲子園にも出場し2季連続ベスト4まで勝ち進みます。
準決勝では優勝した履正社高校に敗れたものの来田選手は先頭打者ホームランを放つ活躍を見せました。
新チームで来田選手はキャプテンに就任し、秋季兵庫県大会でチームを準優勝に導きました。
その後の近畿大会では準々決勝で大阪桐蔭に惜敗するも、近畿大会ベスト8の成績が評価され今春に行われる第92回センバツ高校野球大会の出場校に選出されました。
センバツ大会において投打にハイレベルな明石商業は優勝候補の一角に挙げられています。
明石商業はこれで4季連続甲子園出場となり、特にアクシデントさえ無ければ来田涼斗選手はすべてレギュラーで出場することになります。
近年の高校野球では戦力が均衡し番狂わせも多く連続して甲子園に出場することが難しくなっている中での4季連続出場は快挙と言えるでしょう。
来田選手のセンバツ大会におけるホームラン数は2本となっており元PL学園・清原和博、元上宮・元木大介のもつセンバツ個人通算最多本塁打記録の4本の更新も十分に可能です。
甲子園歴代のスター達と肩を並べることができれば大きな自信につながることは間違いありません。
来田涼斗はイケメン?
来田涼斗選手は実力もさることながら、とてもイケメンでSNSでも話題になるほどです。
おそらく高校野球好きの女性ファンからの人気は絶大なものでしょう。
彼女がいるかどうかは残念ながら情報がありませんが、いたとしても全く不思議じゃないと思います。
また、守備位置につく際にグラウンドに一礼することも高校野球ファンにとても良い印象を与えているようです。
野球に対してひたむきな姿勢で取り組んでいることが伺えますね。
来田涼斗はドラフト候補?
来田涼斗選手は今秋のドラフト上位候補です。
本人がプロ志望届を提出すれば間違いなく指名はあるでしょう。
また今年の甲子園の活躍次第ではドラフト1位指名も十分にありえると思います。
兄の来田渉悟さんが日本体育大学に進学したことを考えると来田涼斗選手も大学進学の可能性も否めませんが、個人的にはプロへ進むべきだと思います。
来田涼斗選手レベルは大学に進学するよりも早い段階からプロの水になれることが重要だと思います。
またチームメイトの中森俊介選手も同じくプロ注目の選手であり、同じ高みを目指す存在が身近にいることはとても良い刺激になっているのではないかと思います。
是非、ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手のようになってもらいたいです。
来田涼斗の凄さとは?
来田涼斗選手の最大の魅力は長打が期待できる豪快なフルスイングですが、それに加えて50m走5秒9の脚力や遠投100mの肩力も彼の大きな武器です。
まさに「走・攻・守三拍子揃った大型外野手」という表現がふさわしいのではないでしょうか。
打席に入った際に大きくのけぞるのは肩甲骨を寄せて可動域を広げて体を柔らかく使えるようにするためだそうです。
まだ高校生なのにこういうルーティーンに対してしっかり考えをもって行っているのは素晴らしいですよね。
バスケットボールが特技でもあることから身体能力が相当高いのでしょう。
来田涼斗選手は甲子園通算3本塁打という長打力を持っていますが、チームでは1番を打っていることから打率と出塁率に最もこだわっているみたいです。
チームにおける自分の役割を理解できていることにも野球センスを感じます。
また、1年生の時からレギュラーということもあってか強いハートを持っているように見えます。
1年夏から甲子園で延長戦を経験したことが精神面の成長につながっていることも考えられます。
メンタル面の強さもプロで成功するための1つの条件です。
現在チームのキャプテンを務めていることも彼の野球人生を考えたときに良い経験となるのではないでしょうか。
来田涼斗選手が高校野球のラストイヤーでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのかとても楽しみです。
来田涼斗のプロフィール
名前:来田涼斗(きたりょうと)
生年月日:2002年10月16日
出身地:兵庫県神戸市
出身小学校:有瀬小学校
出身中学:長坂中学校
身長: 180cm
体重:82kg
投球・打席: 右投左打
まとめ
- 来田涼斗の読み方は「きたりょうと」
- 来田涼斗さんは、小学校時代は明舞ネオボーイズにて軟式野球をプレー
- 来田涼斗さんは、小学校6年生時にはオリックスバッファローズジュニアにも所属
- 来田涼斗さんは、中学校時代は神戸ドラゴンズにて硬式野球をプレーし、2年の夏に全国制覇を経験
- 来田涼斗さんは、兄の背中を追って明石商業入学
- 1年春からレギュラー獲得、2年春のセンバツで大活躍し一躍ドラフト候補
- 来田涼斗さんは、イケメンでSNSでも話題