シンガーソングライターの家入レオさんがKing Gnuの常田大希さんから楽曲提供を受けたことが話題になりました。
King Gnuの世界観と家入レオさんの表現力が一つになって、どんな楽曲が誕生したのでしょうか。
家入レオさんが常田大希さんに楽曲提供を依頼するようになった経緯についてご紹介します。
すると、家入レオさんの意外な一面が垣間見れたのです。
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家入レオとKingGnuの関係は?
家入レオさんといえば、2012年に、シングル『サブリナ』でデビューし、その後、『Shine』で、第54回日本レコード大賞の最優秀新人賞を獲得した、実力派の女性シンガーソングライターです。
2013年以降、全国ツアーを毎年行い、2017年には、デビュー以来自身が目標にしていた日本武道館での単独公演も開催しています。
一方、King Gnuといえば、『Prayer X』『白日』などの楽曲で知られ、2019年末の紅白歌合戦にも出演し、今や、国民的な人気も得つつある、ロックバンドです。
家入レオさんが、2019年4月17日にリリースしたアルバム『DUO』の中で、King Gnuのボーカル・ギターをつとめ
る常田大希さんから提供を受けたということが話題になりました。
曲のタイトルは『Overflow』。
家入レオと常田大希の2ショット画像
LEO IEIRI.
ㅤhttps://t.co/kjAfUTn3Ws story #KingGnu pic.twitter.com/f29KtyLX75— 常田大希 – Daiki Tsuneta (@DaikiTsuneta) March 8, 2019
楽曲作成している2ショット画像がお互いのSNSに投稿されているんですよね。
これは、常田大希さんファンは少しやきもちを妬いちゃうかもですね~。
家入レオが常田大希に楽曲提供してもらった理由は?
アルバム『DUO』の発表時に、『Overflow』で、King Gnuの常田大希さんとコラボするに至った経緯について、家入レオさんは次のように語っておられます。
家入レオさんは、King Gnuが2017年に発表したインディーズのファーストアルバム『Tokyo Rendez-Vous』を聞いたときから気になっていたそうです。
「すごい同世代の方が出てきたな!」と思ったそうです。
そして、King Gnuのライブに行ったとき、「この方の作っているメロディと言葉が欲しい」と思うようになったそうです。
家入レオさんは、常田大希さんに手紙で楽曲の提供をお願いしたといいます。
『Overflow』でのコラボ実現は、家入レオさんからのラブコールで実現したということになります。
楽曲の提供を自分から依頼するということに関して、家入レオさんは次のように語っていらっしゃいます。
(『Overflow』は家入レオさんから直接オファーするところから始まった。能動的な制作なのですねと聞かれて)
「ようやくこういうことができるようになってきたと思います。
私、ショートスリーパーなので人より時間がたくさんあるんですよね、人生の。
なので人に流れてる時間と私に流れてる時間が違うみたいで、周りからしたらまだ1日しか経ってないことでも、私
からすると2日3日経ってるように感じるところがあって……。」
なんと、家入レオさんは「ショートスリーパー」だとのこと。
寝られる時間があっても眠れないといいます。平均で3時間ほどしか眠れないとのこと。冬場は4時間くらい眠れる
こともあるそうですが、夏場は睡眠時間が1時間を切ることもあるとのこと。
そのせいか、楽曲の制作ペースがせっかちになることがあるそうです。
活動時間が他の人よりも長いので、そういうことになるのでしょうね。
ですので、周りに合わせて、ちゃんと待たなきゃいけないと自分に言い聞かせているそうです。
自身の性格についても、「バシッといくか、サッと引くかのどちらかしかできない『オセロ人間』なんです」と語
っていて、「(周りと合わせつつ行動できる)グレーな部分も持てる大人になりたい」とも語っていらっしゃいます。
「眠りたいけれど眠れない」と聞くと少し気の毒な感じもしますが、そのことをうまくコントロールして仕事もプ
ライベートも上手にやりくりしたいと思っておられるようですね。
楽曲の提供のお話から、家入レオさんが「ショートスリーパー」だという話になりましたが、この『Duo』という
アルバムでは、King Gnuの常田大希さん以外の方からも楽曲の提供を受けています。
『JIKU』という曲は小谷美紗子さんから、『Neon Nights』は相対性理論のメンバー永井聖一さんからの提供で
す。
また、小谷美紗子さんには、このアルバムの家入レオさんの作詞・作曲の楽曲のサウンドプロデュースもお願いを
されています。
自分だけではなく、ほかの才能の持ち主とコラボ・協力できるというのはアーティストとして成長されている証で
はないかと思います。
家入レオのOverflowはどんな曲?
家入レオさんが、提供楽曲について常田大希さんと打ち合わせをしたとき、「バラードですよね?」と確認されたそうです。
やはり、家入レオさんといえば「バラード」というイメージが強いですよね。
ただ、家入レオさんは、King Gnuの「かっこよさが突き抜けているのに、それをポピュラーな感じに落とし込んで
いるところがすごい。そのバランス感覚が素晴らしい」と思っていたということで、そんな楽曲が提供してほしい
とお願いしたといいます。
その結果、『Overflow』という曲が完成したとのこと。
King Gnuのボーカル・井口理さんが仮歌を吹き込んでいたそうですが、家入レオさんは「めっちゃかっこいい」と大変気に入ったということです。
ちなみにこのとき、井口理さんは家入レオさんに提供するための楽曲だとは知らずに仮歌を入れたといいます。
てっきり、King Gnuの新曲だと思われていたようです。
King Gnuの曲らしい、言葉の詰め込み方の楽曲に仕上がっていますが、家入レオさんはしっかりと歌いこなしてい
らっしゃいます。
家入レオさんは、「ラップに近い。それがまた面白い」と感想を述べています。
KingGnuバージョン
家入レオOverflowに対する世間の反応は?
家入レオさんの楽曲『Overflow』に対して、世間ではどんな反応が見られたでしょうか。
家入レオのOverflowもしびれる pic.twitter.com/bb1KdUero2
— 浪人予定のセミオシス (@mairaymiku) February 19, 2020
家入レオさんの『Overflow』は、King Gnuのファンからも認められているようです。
「家入レオのオリジナルそのもの」というのは、最高の評価といえるのではないでしょうか。
WOWOWで、ロッキンオンジャパンでの #家入レオ Overflowを拝聴しましたが。
いやいやいやいや、まったく違う!
歌い手と歌い方(及びキー)で、こんなにも印象って違うもん?#KingGnu のOverflowも良いのだけど、鬼気迫る家入レオのそれは家入レオのオリジナルそのものだわ。すごい。— がりくそん (@gakosan913) February 14, 2020
家入レオのoverflow可愛い…。
イントロがSPEEDのステディ感あって、そのど真ん中の世代の私にめっちゃ刺さる。そして家入レオのあの可愛い歌声よ。
家入レオのバックの人達、めちゃくちゃ匠の技聴かせてくるじゃんか。ほんとにやべぇ。凄い。— しろ (@symphony1133) February 22, 2020
King Gnu版の『Overflow』もありますが、「まったく別物でどちらも好き」という意見が多いです。
もはや、どちらがオリジナルということなど問題ではないようです。
それも、楽曲の完成度の高さと、それを歌いこなす家入レオさんの表現力の高さからくるものだと思います。
家入レオさんの座右の銘は「凛として花一輪」
「どんな苦境にあっても、凛として自分を信じていればいつか、花は咲く」という意味で、自身の覚悟・決意を表
している言葉です。
どこか、孤独な感じもする言葉ですが、今の彼女は、他の素晴らしい才能と出会い、協力することで、大輪の花を
咲かせつつあるように思います。
これからの彼女の活躍がほんとうに楽しみです。
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まとめ
- シンガーソングライターの家入レオさんの6枚目のアルバム『Duo』の中で、KingGnuの常田大希さんから楽曲提供を受けていて、曲名は『Overflow』
- King Gnuのインディーズ時代からその音楽性の高さに惚れていた家入レオさんが、直接依頼をして楽曲の提供が実現した
- アルバム『Duo』では、常田大希さん以外にも、小谷美紗子さんや永井聖一さん(相対性理論)からも楽曲の提供を受けている