2019年9月に開催されるラグビーワールドカップで盛り上がってきている日本。
そんな中、2015年までニュージーランド代表(オールブラックス)でスター選手として活躍したダンカーター選手が、2018年シーズンより日本のトップリーグの神戸製鋼コベルコスティーラーズへ加入しました。
世界のトップラガーマンが日本のクラブに加入したことにより注目度が高くなりました。
そんなトップラガーマンのダンカーター選手の年収や年俸、プロフィールについてまとめていきたいと思います。
ダンカータープロフィール
名前:ダニエル・ウィリアム・カーター
通称:DC もしくはダンカーター
生年月日:1982年3月5日(36歳)
出身地:ニュージーランド
所属:神戸製鋼コベルコスティーラーズ
ポジション:スタンドオフ(背番号10)※ラグビーはポジション=背番号となる
身長/体重:178㎝/96㎏
主な経歴
カンタベリー(州代表)2002~2015
クルセイダーズ(スーパーラグビー)2003~2015
オールブラックス(ニュージーランド代表)2003~2015
ラシン92(フランス クラブチーム)2015~2018
神戸製鋼コベルコスティーラーズ(日本 トップリーグ)2018~(2年契約)
主な実績
ワールドラグビー年間最優秀選手3度受賞(2005、2012、2015)※ノミネートは5回
ワールドカップニュージーランド代表(2003、2007、2011、2015)
ニュージーランド代表国際試合(テストマッチ)112キャップ
ラグビー国際試合(テストマッチ)世界歴代最多得点記録(1598得点)
スーパーラグビー通算最多得点記録(1708得点)
特徴
ラグビーを知っている人であれば、知らない人はいないというほど誰もが知っているスター選手で、世界中にファンがいるほどの選手です。
これまで数々の輝かしい実績を残してきている世界的スーパースターのダンカーター選手のポジションは、チームの司令塔であり攻撃のカギを握るラグビーの花形でもあるポジションのスタンドオフです。
ラグビーにおいては、他のスポーツとは少し異なり、その試合に出場するポジションによって背番号が決まってきますので、ダンカーター選手はスタンドオフのポジションなので基本的に背番号は10をつけています。
ダンカーター選手のプレーは、パス、ラン、タックル、そして左足から放たれるキックが正確で、ゲームコントロールに秀でた世界最高峰の司令塔です。
ダンカーターの経歴は?
ダンカーター選手は、ニュージーランドの多くのラグビー選手を輩出しているクライストチャーチ男子高等学校を卒業し、2002年にニュージーランドの国内リーグのカンタベリーでプレーをしました。
その後、世界最高峰のラグビーリーグのスーパーラグビーのクルセイダーズに入団し、リーグ優勝3回、準優勝4回と2015年まで、チームの主力として活躍をしていきます。
また、2003年にニュージーランド代表オールブラックスにも選出されて以降、2015年まで代表の主力メンバーとして活躍をしました。ワールドカップにおいては、自国開催の2011年は怪我のため試合出場を逃すも2015年のワールドカップにおいては、スタンドオフのレギュラーとして活躍をみせ、ニュージーランド代表が、史上初のワールドカップ連覇を達成するのに大きく貢献をしました。
そのワールドカップ後にニュージーランド代表を引退し、フランスのトップ14のクラブでもあるラシン92にラグビー選手史上最高年俸で入団をして3シーズンプレーをしました。
そして、引退の地として選んだのが日本であり、日本のトップリーグのクラブの神戸製鋼コベルコスティーラーズへ入団をしました。
ダンカーター選手は、世界トップチームのオールブラックス(ニュージーランド代表)において、スタンドオフの出場回数は歴代1位、ラグビー国際試合(テストマッチ)では世界歴代最多得点1位、ワールドラグビー年間最優秀選手3度受賞するなど史上最高のスタンドオフと評されている選手です。
ダンカーターが神戸製鋼に加入した理由は?
ダンカーター選手は現在35歳という年齢でベテランの域に達しており、現役選手としてそう長くはありません。
本人もラグビー選手のキャリアを終えるにあたり、「日本でラグビーキャリアを終えるために来た」と引退の地を日本に選び、神戸製鋼コベルコスティーラーズへ入団をしました。
「これから数年は日本以外で暮らすこと以外は考えられないくらいエキサイトしている」コメントしている通り、2019年ラグビーワールドカップ日本開催や2020年東京オリンピックの開催などもふまえて日本の地を選んだのかもしれませんね。
神戸製鋼は多くの日本代表のスター選手を輩出した名門クラブでもあり、ウェイン・スミス総監督やオールブラックスで実際にコンビを組んでいたスクラムハーフのアンドリュー・エリスもいることもあって、気心の知れたチームメイトがいることも神戸製鋼へ決めた理由の1つだそうです。
2人のコンビプレーが神戸製鋼で世界最高のプレーをしてくれるのではないかと思います。
2003年以降優勝が遠ざかっている名門チームの復活を果たしてもらいたいと思います。
そして、同時期にサッカーでJ1のヴィッセル神戸にイニエスタ選手も入団し、世界のスター選手たちが神戸に集まり、神戸がサッカーにラグビーに熱気にあふれています。
ダンカーターの年俸・年収は?
ダンカーター選手の神戸製鋼での年俸は約7300万円のようですね。
サッカーや野球のスター選手としても比較しても金額的にはかなり低いですが、ラグビー選手の助っ人外国人の年俸としては妥当のようです。
神戸製鋼前に在籍をしていたラシン92においては、当時の年俸が2億5000万円とされ、ラグビー界最高額でした。
ラシン92にいた当時に関しては年俸+スポンサー収入などを加えれば年収は4億円くらいと言われていましたので、日本においての年収については、年俸+メディアの出演やスポンサー収入を含めて考えると1~2億円くらいになるのではないかと思われます。
ダンカーターの妻や家族は?
ダンカーター選手は2010年に結婚をしております。
お相手は元ニュージーランド代表のホッケー選手のホナーディロンさんで奥様もアスリートでした。
交際開始は2002年からだったそうで、実に交際期間は9年と長くお付き合いを経て結婚をされています。
家族は2013年に長男(マルコ君)、2015年に次男(フォックスくん)がおり、ダンカーター選手は来日するにあたり、お子さんの学校のことを考慮して家族はニュージーランドにいるそうです。日本のラグビーシーズンが9月~1月とフランスに比べて短いので、それ以外はニュージーランドへ帰ることもできるということも日本に来た理由の一つ見たいです。
少しでも家族と過ごしたいという家族思いの1面が見られますね。
まとめ
- ダンカーター選手はラグビーをしている人であれば知らない人はいないほどのスター選手
- ダンカーター選手のポジションはスタンドオフ(背番号10)
- ダンカーター選手は日本でラグビーキャリアを終えるために神戸製鋼コベルコスティーラーズへ入団
- ダンカーター選手の現在(神戸製鋼)の年俸は約7,300万円、年俸+メディアの出演やスポンサー収入を含めて考えると1~2億円くらいになるのではないかと思われる