紀平梨花と浅田真央の違いは?似てるのは身長体重体型か検証





トリプルアクセルを軽々と跳んでしまうことから、今日本だけでなく世界中が注目している紀平梨花さん。

その紀平梨花さんですが、トリプルアクセルを跳べることや若くから注目を集めていることから、浅田真央さんと似ていると言われることが度々あります。

そこで今回は、紀平梨花さんと浅田真央さんの似ている点や2人のトリプルアクセルの違いなどを、身長や体重、体型などの面も含めて比較していきたいと思います。





紀平梨花と浅田真央の違いは?

紀平梨花さんと浅田真央さんといえば、トリプルアクセルですよね。

しかし、同じトリプルアクセルでも紀平梨花さんと浅田真央さんには大きな違いがあるんです。

それは、トリプルアクセルの「質」です。先に言ってしまうと、紀平梨花さんのトリプルアクセルのほうが質がいいというふうに言われています。

その理由は、まず浅田真央さんのトリプルアクセルの場合、ジャンプを跳ぶ前に減速してしまい、またものすごく肩に力が入っていることがわかります。

そして、着氷した時もあまり流れがなく、余裕がないように見えてしまっていました。

それに対し、紀平梨花さんのトリプルアクセルはジャンプを跳ぶ前も減速することがないですし、着氷後も非常に流れがあります。

また、着氷後の流れがあるため、紀平梨花さんはトリプルアクセルのあとにそのまま3回転のコンビネーションジャンプをつけることができるのです。

この技を女子選手で成功させることができるのは、今のところ紀平梨花さんだけです。

このことからも、紀平梨花さんと浅田真央さんのトリプルアクセルに違いがあるのがわかりますね。

紀平梨花と浅田真央の似てるところは?

まず、紀平梨花さんと浅田真央さんの似ているところと言えば、もちろんトリプルアクセルを跳ぶことができる点ですよね。

しかし、それ以外にも似ているところがあるのです。

それは、全ての要素のバランスが良い、という点です。

紀平梨花さんも浅田真央さんもトリプルアクセルを跳べますし、それ以外の種類の3回転ジャンプを全て跳ぶことができるので、ジャンプは他の選手と比べても得意なほうだということがわかります。

しかし、ジャンプ以外のスピンやステップ、滑りの質や表現力など、どれをとっても一流なのです。

フィギュアスケーターは、どうしてもジャンプを重視してしまう人が多いという傾向にあるのですが、それ以外の部分でそれだけ正確に、そしてきれいにできるかも点数に大きく関わってくるのです。

そして、ジャンプを含めた全ての要素での評価が高いという点では紀平梨花さんと浅田真央さんは似ていると言えます。

紀平梨花と浅田真央の身長体重体型比較

浅田真央さんは、身長163cmで、体重は公開されていませんがおそらく48kg前後ではないかと思われます。

やはりアスリートなだけあって、引き締まった体型をしていますよね。

紀平梨花さんは身長154cmで、こちらも体重は公開されていませんがおそらく45kg前後ではないかと思われます。

また、紀平梨花さんのすごいところは体脂肪率がなんと6%なんだそうです。

さすがアスリートなのですが、女子高校生で体脂肪率1ケタは逆に少し心配してしまいます。

浅田真央さんの方が身長がある分、すらっとして見えますよね。

それに対し紀平梨花さんは細マッチョのような体型をしています。

しかし紀平梨花さんはまだ16歳ですので身長はもう少し伸びるかもしれませんね。

紀平梨花と浅田真央の実力比較

紀平梨花さんと浅田真央さんは、フリープログラムで2度のトリプルアクセルを成功させたことがありますが、逆にこの2人以外でその難易度のジャンプを試合で跳べる人はいません。

その時点で、2人とも日本の中ではもちろん、世界的に見てもかなりの実力はあります。

強いて言うのであれば、紀平梨花さんは浅田真央さんが苦手としていた3回転のコンビネーションジャンプを跳ぶことができる、という点では紀平梨花さんのほうが実力は上なのではないか、と考えることもできます。

しかし、活躍している年もその時のルールも違っているため、一概に実力を比較することはできないのが事実です。

どちらも世界中から認められる素晴らしいフィギュアスケーターなのです。

紀平梨花と浅田真央の経歴比較

紀平梨花さんも浅田真央さんも、スケートを始めた年齢は5歳と同じなのです。

そこから2人とも全日本ノービス選手権、全日本ジュニア選手権、全日本選手権と国内での優勝経験もあり、シニアではグランプリファイナルでの優勝経験もあります。

日本国内はもちろん、世界でのビッグタイトルも獲っているのはすごいことです。

浅田真央さんにあって紀平梨花さんにないタイトルといえば、世界選手権とオリンピックでのメダルです。

しかし、2019年3月にさいたまスーパーアリーナで行われる世界選手権には出場することが決まっていますし、2022年の北京オリンピックもこのまま行けば日本代表に選ばれる可能性は十分あります。

今後の紀平梨花さんの活躍が楽しみです。

紀平梨花と浅田真央の育った環境比較

紀平梨花さんと浅田真央さんの育った環境には、大きな違いがあります。

それは、まず浅田真央さんが愛知県名古屋市を中心として育ったことに対し、紀平梨花さんは関西を中心に育ったという点です。

浅田真央さんは、大学専用のスケートリンクを持つことで有名な中京大学を卒業されていますが、実はこのリンクが完成したのは2007年です。

つまり、浅田真央さんが伸び盛りの小中学生時代は、混み合う一般滑走で人の間を縫って練習しており、決して恵まれている練習環境とはいえないところで育ちました。

それに対し、紀平梨花さんは2006年にできた関西大学のアイスアリーナを拠点に練習を積んでいます。

このリンクは基本的には一般開放していなく、選手のためだけに使用されています。

そのため、紀平梨花さんがスケートを本格的に始めたころにはすでに練習に集中できる環境があったことがわかります。

また、紀平梨花さんは濱田美栄さんというコーチに師事していますが、同門には宮原知子さんや本田真凛さん(当時)など世界で戦うトップ選手がいたことも大きな刺激となっていたかもしれません。

紀平梨花と浅田真央の海外反応比較

浅田真央さんといえば、やはり韓国のキム・ヨナと比較されてしまうことが多かったように思います。それでも当時トリプルアクセルを跳べる人は浅田真央さんだけでしたので、「高難度のジャンプに挑み続ける姿勢はアスリートとして見習うべきだ」などの声がありました。

紀平梨花さんは、昨年シニアデビューしたばかりですが、すでに各国から大絶賛されています。

ここ数年、女子フィギュアスケート界ではロシア勢が台頭していましたが、そのロシアのメディアが「日本からの脅威、紀平梨花の登場で氷上の戦いはロシア勢の土壇場ではなくなった」と報道していたのです。

2人とも、海外メディアに注目され絶賛されているのは同じ日本人として嬉しいことです。

まとめ

  • 紀平梨花のトリプルアクセルのほうが浅田真央のよりも質がいいと言われている
  • 紀平梨花と浅田真央は総合的な面で全ての要素のバランスがいいという点は似ている
  • 紀平梨花は浅田真央よりも身長が低いが、体脂肪率が1ケタで細マッチョな体型をしている
  • 紀平梨花は練習に集中しやすい環境が幼少期からあり、周りにトップレベルの選手がいたこともあり大きな刺激となっていた
  • 紀平梨花も浅田真央も海外メディアから大絶賛されている