今年も選抜高校野球が始まります。
毎年どの高校が優勝するかが注目されますが、今大会神奈川県から出場する横浜高校も優勝候補の一角です。
多くのプロ野球選手を輩出している伝統ある横浜高校ですが、今大会は5年ぶりの選抜出場となります。
5年ぶりに出場する横浜高校の注目選手は誰なのでしょうか。
注目選手を紹介し、今年の横浜高校の戦力分析をしていきます。
選抜高校野球2019横浜高校の注目選手は?
今大会の横浜高校の注目選手として真っ先に名前が挙がるのは、横浜高校のエースナンバーを背負う及川雅貴選手です。
及川雅貴のプロフィール
及川雅貴 (横浜) 投手 左左
*18秋予選*
6試合 防御率1.74 41.1回 22被安打 59奪三振 23四死球最速153㌔のストレート、スライダーとチェンジアップを駆使した投球で高い奪三振率を誇る大会No.1左腕。過去2度の出場ではピリッとしない投球が続いた。自身3度目の聖地で本領発揮なるか。 pic.twitter.com/N2RSJ4fiub
— ミズケン (@mizuken_sports) 2019年3月16日
名前:及川雅貴
生年月日:2001年4月18日
出身地:千葉県匝瑳市
身長:183cm
体重:73kg
投球・打席:左投げ左打ち
横浜高校のエース投手の及川雅貴選手は、最速153km/hのストレートとキレの良いスライダーを武器とする高身長左腕です。
昨秋に行われた公式戦では41回1/3を投げ59奪三振を奪い、奪三振率12.85という驚異的な記録を残しました。
速球のみならず、コントロールも良いためこれだけの奪三振を奪う事が出来ています。
プロのスカウト陣もかなり注目しており、BIG4や四天王と呼ばれている4投手の中の1人です。
及川雅貴選手はU-15日本代表に選ばれていた事があり、U-15W杯では最優秀防御率を受賞した経験があります。
その頃の経験もあるので大舞台にも慣れている選手です。
今年の選抜高校野球ではさらなる球速のアップ、そして今冬スタミナ強化を取り組んでいるようなので、さらなる成長した姿を見せてくれると思います。
守備面での注目選手が及川雅貴選手であれば、攻撃面での注目選手は小泉龍之介選手と内海貴斗選手です。
小泉龍之介のプロフィール
高校野球秋季神奈川県大会
2018/09/15 @平塚球場
横浜-鶴嶺小泉龍之介(鯖江ボーイズ-横浜)#YOKOHAMA #横高 pic.twitter.com/vsg0opZVCW
— やーしー (@yokokogijyuku) 2018年9月18日
名前:小泉龍之介
生年月日:2001年5月29日
出身地:
身長:171cm
体重:71kg
投球・打席:右投げ右打ち
小泉龍之介選手は現在センターを守っていますが、投手としても登板することができる二刀流選手です。
投手として登板すれば140km/hを投げ、打者としては120mのホームランも打て、50m6秒という走攻守全てが揃った選手です。
小柄な体格ながらパンチ力のある打撃は、横浜高校の恐怖の1番打者として注目です。
内海貴斗のプロフィール
2018/10/7
平成30年度神奈川県高等学校野球秋季県大会平塚球場
決勝
vs桐蔭学園高校
内海 貴斗 2年 主将(世田谷西シニア)#高校野球 #横浜高校 #kokoyakyu #内海貴斗 pic.twitter.com/7U0HEaIr3c
— だばし (@dabashi0810) 2018年10月8日
名前:内海貴斗
生年月日:2002年1月18日
出身地:
身長:182cm
体重:78kg
投球・打席:右投げ左打ち
内海貴斗選手は横浜高校の主将を務めており、チームの4番打者も務めています。
大型スラッガーで広角に打てるバッティングセンスを持ち合わせています。
対応力も高く、守備も安定しているためチームの精神的支柱と言っても過言ではない選手です。
内海貴斗選手の活躍次第でチームがどこまで勝ち進めるかが決まるでしょう。
2年生の中にも注目選手がいます。
松本隆之介選手と渡会隆輝選手です。
松本隆之介のプロフィール
平成30年7月18日
第100回全国高校野球選手権記念
南神奈川大会3回戦
横浜高校 対 逗子開成
松本 隆之介 投手 横浜高校1年
ツーアウト2塁のピンチに登板し、ストレートで三振を奪う!#横浜高校 pic.twitter.com/znbd3gXBgK— まおきち (@mao20010101maom) 2018年7月19日
名前:松本隆之介
生年月日:2002年7月31日
出身地:
身長:188cm
体重:76kg
投球・打席:左投げ左打ち
松本隆之介選手は、現在は及川雅貴選手の控え投手ですが及川雅貴選手と同じくらいのポテンシャルを持ち合わせた選手です。
2年生ながらすでに最速147km/hの直球を投げており、188cmの長身から投げ下ろされる球は球速以上に速く感じられます。
松本隆之介選手が今冬成長を遂げていたら、及川雅貴選手とのサウスポー2枚看板として相手チームを翻弄するでしょう。
渡会隆輝のプロフィール
H30年神奈川春季県大会
平塚球場
2回戦笑顔弾ける齋藤君と渡会君
横高の《輝き》コンビ?#横浜高校 #齊藤大輝 #渡会隆輝 pic.twitter.com/8cBDcrr147— こころざし (@MOTOABASHIRI) 2018年4月8日
名前:渡会隆輝
生年月日:2002年10月4日
出身地:
身長:181cm
体重:76kg
投球・打席:右投げ左打ち
渡会隆輝選手は2年生ながらショートのスタメンを務めている実力の持ち主です。
渡会隆輝選手の持ち味はミート力の高さです。
2年生ながらすでにチームの中軸を任されています。
すでに1年生の時に代打で甲子園に出場した時には、ヒットで期待に応える勝負強さも持ち合わせています。
今大会もその勝負強いバッティングでチームを勝利に導く活躍をしてくれるかもしれません。
選抜高校野球2019横浜高校戦力分析
横浜高校
iPhone画質…😫 pic.twitter.com/exxSjebAx0— 玉城 美空 (@tmsrmk__0721) 2019年3月10日
横浜高校は今回の選抜高校野球が5年ぶり16回目の出場となりました。
秋の関東大会ではベスト8という結果に終わってしまいましたが、今回の大会に選出されました。
今回の選出は東海大菅生との比較検討となった結果、横浜高校の方が戦力的に上回るという意見で選出されました。
その中でも及川雅貴選手の実力も選出理由の一つになったようです。
そんな横浜高校は攻守にバランスの取れたチームと言えるでしょう。
投手陣はエースの及川雅貴選手を中心に、2年生サウスポーの松本隆之介選手、同じく2年生で中学時代にエースとして全国制覇を果たしたことのある木下幹也選手と実力のある3選手が揃っています。
3選手とも球速がかなり速く、どの投手がマウンドに上がってもとらえきるのは中々難しいでしょう。
特に及川雅貴選手は全国屈指の実力の持ち主で、プロのスカウト陣も注目している選手です。
打撃面でもタレント揃いです。
主将で4番打者を務める内海貴斗選手、小柄ながら力のある小泉龍之介選手、2年生ながら中軸を任されている渡会隆輝選手、長打力がウリの冨田進悟選手など多くの選手がスタメンに名を連ねています。
秋の公式戦でも8試合の平均得点が7.6点という驚異的な数字を残しています。
平均打率も.355と平均打率も高く安定した成績を残しています。
この成績がチームの打撃の仕上りの高さを語っています。
守備面も今大会の横浜高校は高い仕上がりを誇っています。
秋大会の8試合でエラーの数が5個というミスの少なさを誇っています。
1試合平均が1以下というこの成績は高校野球ではとにかく高い数字です。
全体的に高い成績を残している横浜高校は今大会の優勝候補の一角といえるチームです。
今秋の関東大会で春日部共栄に敗れた時のような大崩れをしない限り選抜高校野球で、上位まで勝ち進んでいくことでしょう。
5年ぶりの出場なので、悔いのないように戦ってもらい、古豪横浜高校を復活させてもらいたいです。
選抜高校野球結果
1回戦 横浜高校VS明豊 5-13
序盤に4点を先制し優位に試合を進めていた展開でしたが、3、4回に明豊の連打を浴びてしまい逆転を許してしまいリードを守り切れずに敗戦となってしまいました。
注目及川雅貴選手でしたが、本来の実力を発揮することなく終わってしまいました。
まとめ
- 横浜高校の最注目選手は及川雅貴選手
- 3年生の注目選手は小泉龍之介選手と内海貴斗選手
- 2年生の注目選手は松本隆之介選手と渡会隆輝選手
- 横浜高校は東海大菅生との比較検討の結果、戦力が上回ると判断されての選出となった
- 及川雅貴選手の存在も選出理由の1つとなった
- 横浜高校は攻守のバランスの取れたチーム
- 投手陣はエースの及川雅貴選手を中心に3人の実力者が揃っている
- 打撃面でも多くのタレントが揃っている
- 秋の大会では1試合平均7.6点、平均打率.355を記録した
- 守備面でも1試合平均のエラーが1個以下という成績を残している
- 横浜高校は優勝候補の一角