大谷翔平選手と言えば、高校時代から目標を達成させるために目標シートを使用していたことが、よくメディアで取り上げられています。
その目標達成シートで目標をしっかり明確にすることで、今まで数々の目標を達成してきました。
その目標達成シートはビジネスにも応用することができ、その目標達成シートは簡単にエクセルで作ることができます。
今回はそんな目標達成シートの作り方を解説していきたいと思います。
大谷翔平の目標達成シート
大谷翔平選手が使っていた、目標達成シートはよく心理学などでも利用されており、目標達成表やマンダラートなどと呼ばれることがあります。
この表は3×3の正方形を正方形になるように9個並べ、9×9マスの81マスで作られています。
大谷選手はこの表を高校1年生の時から利用しており、常に利用していたそうです。
これは花巻東高校の佐々木監督のすすめで始めたようです。
大谷翔平選手は、この目標達成シートを定期的に新しく作ることで、常に新しい目標を作り、それを達成してきました。
この目標達成シートは自分の目標に向けてやらないといけないことを整理することができるため、大谷翔平選手のようなアスリートだけではなく、一般の方や学生の方、ビジネスマンにもおすすめです。
さらに、専門家がいないと実施できないものではなく、だれでも紙と鉛筆、もしくはパソコンなどがあれば誰でも作ることができ、今すぐにでも作ることができます。
大谷翔平の目標達成シートの作り方(エクセル)
目標達成シートの作り方はとても簡単です。エクセルを使って目標達成シートを作ってみましょう。
- エクセルで9×9の正方形を作る
- 9×9の正方形の中心の1マスに目標を書きます。
- その目標を達成するためにしなければならないこと必要な要素を、周りの8マスに書き込みます。
- その周りに書き込んだ8個の要素を、周りの正方形の真ん中に書き込みます。
- その8個の要素を書き込んだ、正方形に中心の正方形と同じように、周りに8個の要素を書き込みます。
これで完成です。
特別難しいことはなく、小学生でも作ることができます。なので、始めるのはとても簡単です。
ですが、いざ全てのマスを埋めるとなると中々難しい物です。
実際に自分も作ってみたことがありますが、真ん中の3×3の正方形はすぐ埋める事ができるのですが、細かくなっていくにつれて何が必要なのか考えるのが難しくなります。
ですが、無理に埋める必要はなく、書き込める場所まででも行うことに意味があります。
なので、まずは一度試しにやってみるのが大事です。
大谷翔平の目標達成シートの例は?
では、この目標達成シートはどんな風に書き込めばいいのでしょうか。
大谷翔平選手が高校1年生の時に作成した表を手本に見ていきましょう。
まず、中心の目標には「ドラ1、8球団」と書き込まれています。
これに対して、周りにその目標を達成するために必要な8個の要素
- 体作り
- コントロール
- キレ
- メンタル
- スピード160km/h
- 人間性
- 運
- 変化球
と書き込んでいます。
さらにこの8個の要素を達成するために、表を広げて必要な要素を達成するために必要な要素を8個書き込んでいます。
例えばスピード160km/hの場合、
- 軸でまわる
- 下肢の強化
- 体重増加
- 体幹強化
- 肩周りの強化
- 可動域
- ライナーキャッチボール
- ピッチングを増やす
と書き込んでいます。
このように必要な要素を書き込み、明確にした結果なのか大谷選手はその目標をしっかり叶え、それ以上の結果を残しました。
大谷翔平の目標達成シートの重要性とは?
目標達成シートの重要性は思っている以上に高い物だと思います。
どんな人でも目標は持って生きていると思いますが、その目標を明確にしたりすることは中々ないと思います。
ですが、目標達成シートを作る事により、自分が本当に達成したい目標を確認することができ、さらにその目標を達成するために必要な要素を考えることができます。
そうすることによって、目標を達成するために必要なことをいつでも目で確認することができ、常に意識することができます。
さらに、この目標達成シートを定期的に作り直すことによって、その時の自分に必要なものや、自分が何を達成できたかを確認する時間を作れるので、とても重要です。
また、叶えるのがとても大変な目標だとモチベーションを保ち続けることはとても難しいことです。
ですが、目標達成シートを目に見えるところに置いておくことによって、モチベーションをキープすることができるようになります。
目標達成シートのビジネス活用法
この目標達成シートはビジネスにも活用することができます。
現在ビジネスパーソンとして生活している方でも、仕事に関する目標が少なからずあると思います。
その目標を達成するために、目標達成シートを使うことができます。
すぐに達成できそうな目標でも、今すぐできない目標だとしても、早いうちから目標達成シートを作り続けることで、目標達成を早めることもできます。
例えば、将来的に独立したい・社長になりたいなどの大きな目標を持っている場合は特に、今のうちからできる目標に対する努力を探し見つけることができます。
人脈を作ったり、様々な知識をつけたり、目標に必要な要素を考え、調べることだけでも、目標達成の1歩になります。
なので、短期目標用の物と、長期目標用の2種類の目標達成シートを作ると良いかなと思います。
まとめ
大谷翔平選手は高校生の頃から目標達成シートを利用していました。
始めるきっかけは、花巻東高校の監督である佐々木監督の勧めで始めました。
目標達成シートはマンダラートなどと呼ばれることもあります。
作り方はとても簡単で3×3の正方形を9個、正方形になるように並べ9×9の81マスを作ると、準備は完了です。
中心に目標を書き込み、周りにその目標を達成に必要な要素を書き込んでいくと完成です。大谷翔平選手は高校1年生の時には、ドラ1、8球団と目標を書き込んでいました。
目標達成シートを作ることはとても重要です。
目標を達成するために必要な要素を確認することができ、モチベーションを保つためにもとても効果的です。
また、定期的に目標達成シートを作り直すことによって、その時の目標達成度を確認することもでき、その時の目標を新たに確認することもできます。
なので、定期的に目標達成シートを作ることはとても重要です。
この目標達成シートはビジネスにも応用利用することができ、業績を上げたり、大きな目標を達成する近道になります。